2013年07月02日

突然ウォッカが飲みたくなるだろ!?

今朝は6時半起床。比較的長い時間眠っている気がするのだが、質が及ばないらしく、目覚めが悪い。

2限:解剖学
試験は100問10択のマークシート方式で、しかし去年よりも聞いてくる筋肉の名称が親切だったので易しめの印象。

さてお昼休みにはロシア語の予習を発生生物学実験の実験室で行っていたのだが、昨日から気になることがあってふとニワトリ有精卵が入っているインキュベーターを開けてみた。果たしてそこにはハッチアウトした卵殻の残骸と、インキュベーターの片隅でへばっているヒヨコがいたのであった。
この卵を管理しているのは2年生のグループであるが、彼らがくる見込みがどうにも感じられない。試験期間中ということもあって卵の管理を怠っていたのかもしれないが、昨今はこういった動物を雑に扱うといろいろと問題が生じると思うので、もう少しきちんと管理をすべきであるように感じられる。
それにしても、ニワトリを不用意に孵化させてしまった時には結構周囲の先輩方らに叱られることが多そうで、これをイモリとかタナゴでやってしまったとしても、そんなに罪悪感を感じないような気がするのはどうしてなのだろうか。崇高な我が同期の方々であれば、610がこんな問いを発していることで軽蔑の念を抱くに違いないのだが、私の目の前にははっきりと、イモリ・タナゴとニワトリの間には壁が見えている。
何となく、生物学を志す人は生き物を差別してはいけない、この壁を存在させていてはいけない、崩すべきである―あるいは、生き物を差別する奴が生物学を志しているなんて信じられない―という風潮が席巻しているように思うのだが、なぜ差別は排除すべき対象たりうるのだろうか。

このこと、というか、ニワトリによって惹起された生命倫理的な事例はもう少し考えたい問題でもあるので、しばらくインキュベートさせておきたい。

3限:現代倫理学
成績のつけ方について話してから、疎外されることとか話し合いとかいろいろと話す。

4限:ロシア現代文化特講a
例によって露文和訳。ロシア語サークルの開催日時が水曜日から月曜日に変更したという情報を手に入れたのだが、今までやどけんMTが重なって参加見込みがなかった610にとって朗報である。もしかしたら兼サークル生活が復活するのかも知れない。流石に学業に支障をきたすようなことは無いとは思うのだが・・・

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明日から春Cモジュールが始まります。610は月・火にしか授業を入れない予定でいるので、実質週休5日生活が始まります。
休日が多いと生活が堕落して嫌な気分になるのですが、博物館実習があるためかなりメリハリのある生活が期待できます。ほかにも、宝篋山にこもったり、ヘブライ語とサンスクリットとロシア語に溺れたり、分類学の本を読んだり、生物哲学からの招待を受けてみたり、webページを創成したり(このブログだけでは何かが足りない気がするのです)…したいのですが、まずは発生生物学実験のレポートを始末しないといけません。
放課後はやどけんMTの後ホタル観賞会へ出向きます。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)

2013年07月01日

発生生物学実験はまだ終わっていない!

昨日はほぼ1日中何にもする気が起こらなかったうえに、15時ごろから2時間程度昼寝をしたせいで夜も寝つけない。
ここで非常に不可解な現象に見舞われる。まず、お隣さんの家に突如として複数の人間が乗り込んできた。今住んでいる宿舎はそんなに壁が薄くないようなので、イライラの限界が超えるほど音が筒抜けたりはしてこないのだが、たまに笑い声が上がったりすると聞こえてくる。
一体彼らは何をしに来たのだろう。試験対策で集まっているのならまだしも、それ以外の目的で集っているのだとしたら困りものである。

次に、宿舎の外で奇声を発するヒトの声が聞こえた。彼らが大学生なのかどうかは判断できないが、もしそうだとしたら、明日に試験があることくらい承知しているはずだといのに喚き散らしているのだから、多くの1年生や留学生、一部の上級生にとって最悪の存在である。彼らは即座に除籍の上、永久学外追放に処せられるべきだと思いつつ寝られない夜を過ごしたのであった。

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さて今朝は7時起床。本日は2つの試験が控えているのだが、少なくとも2年生のころまで抱いていた「単位を取るならAがいい」という欲求が限りなく稀薄になってしまい、勉強に対するモチベーションが全然わかない。今年度は今までで一番興味を感じた科目を受けている割合が高いというのに、どうやら講義でお話を聞くことと、良い成績をとるということとが独立してしまっているらしい。だったら、語学とか他学類の科目は変に履修申請しなくても良かったのかもなあ・・・

2限:分子進化学I
宿題の確認位しか対策をしてこなかったので、初っ端の語句説明問題は講義内容や予備知識を呼び起こして創成。その他の問題はおおよそ宿題で出された設問の応用であったから、よほど深刻な計算ミスをしていなければ問題ないだろう。

3限:インド古典語初級A
比較級・最上級と代名詞について学んでから答え合わせを行う。

4限:
帰宅してイタリア語の試験対策を行う。

5限:ヘブル語初級a
なんと休講!

この時間を、再び帰宅してイタリア語の勉強に時間を割くことに捧げても良かったのだが、一方でイモリの胚発生が順調に進んでいるはずである。この観察を行うことにしたのだが、果たして2匹のイモリが孵化を遂げ、幼生になっている姿がそこには待ち受けていた!
実験動物の写真を掲載することに関して、自粛要請が出ているためにその姿を公開できないのだが、これがまた実にすばらしい!血が通っている様がまじまじと観察できるのだ! 

6限:専門語学(伊語)B-1
さて試験のほうは、通常は口頭試問を行っていたようだが、今回は履修者が多いとのことで筆記試験になった。どんな問題が出るのか全く事前情報が無かったのだが、テキストの文章の和訳、伊訳を課せられるものであった。これは覚えていないところはどうしようもない形式なので、粘っても仕方がないと判断し、20分程度で試験終了。

~・~・~

明日は、おそらく今回もっとも暗記すべき内容が多い解剖学の試験があります。これに関しては、金・土曜にかけて少し目を通していることと、高校生物の予備知識がまだ蓄えられているために勝算があります。
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Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)