2014年05月16日

カワゲラもいいが、トンボにも浮気したい

昨日は一応ALEXの研究材料になるムカシトンボの採集も視野に入っていたのだが結局トンボは影も形もなかった。そういえば菅平に来てから一度もトンボ(成虫)を見ていない。つくば在住時には4月/5月といえばムカシトンボとサラサヤンマの撮影に全休日を捧げ、まさにトンボに支配されるような人生を送っていたものだが、まるで嘘のようである。ちなみに菅平とその周辺のトンボについては、今から40年以上も前に調査がされている。この中で最も魅かれるのはそう、カオジロトンボである。せっかく菅平に住んでいるのだから見に行きたい(+採集可能なら採集も)ものである。

今朝は7時15分起床。午前中はいつものように固定卵の処理と生卵の観察および固定を行い、お昼過ぎからは今まで撮りためてきた生卵の画像を整理。昨日新たに手に入ったオナシカワゲラ卵の処理に活用していきたい。さてホソカワゲラの卵の方は発生していない疑惑が浮上。もう2~3日すれば当たりか外れかは分かるのだが、現時点の印象でははずれのような感じである。まあ卵の外部形態を見るだけならそんなに問題ではないのかもしれないが・・・

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明日は朝から田植えに行ってきます。どこまで拘束されるかわかりませんが、終わったらカワゲラに拘束される予定です。

さて610は菅平に来てから本日で52日目を迎えましたが、引越初日を除いて今日まで一日も欠かさず研究室へ顔を出し、カワゲラに隷属してきました。数時間しかいなかったこともあったり、遠征の前後にほんの少し滞在しただけだったりしたこともありましたが、基本的には毎日10時間前後は支配されています。いったいどこまで記録を伸ばせるでしょうか。7/3・4に節足動物発生学会がありますが、これは何とかなりそうです。8/19・20に大学院入試が控えており、ここまでが一応記録を伸ばせる限界でしょうか。そうすると145日まで更新可能です。

なので、田植えで疲れた程度ではカワゲラの支配を逃れられる理由にはなりません。田植えから帰ってきたころにはオナシカワゲラが興味深い発生を行っている可能性があり、ぜひとも観察しなければなりません。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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