2014年03月29日

初めて来た店で店員相応の対応を求められる困難

今朝は6時40分起床。街中(上田市らしいがありえないほど平坦な場所だった)でオオタカを見つけすぐ近くで観察していたのだが、その個体は実は鷹匠のものでよく見ると糸がくくりつけられていた。それを見た途端、野生個体をこよなく愛する鳥類愛好家が文句を言って次々に立ち去って行ったのだが610はそんなことを気にせずオオタカを見ていたのだが、何とそばの海に飛び込みミズダコ(見た目はどう見てもイカ)を捉えてきたではないか!
こんな夢を見た。昨日放棄した入浴を済ませる。入浴といっても湯船に水が張っていないのでシャワーを浴びるだけなのだが、nの矢学生宿舎のものと違って水量も豊富で開始数秒でお湯が出てくる(つい最近まで住んでいた棟のシャワーはお湯が出るまで30秒以上かかるし、しかも水圧が低い)、おまけにとても高い温度まで設定可能であるからありがたい。

研究室では午前中いっぱいカワゲラのソーティング・同定を行い、午後は盛りを過ぎたミヤモトクロカワゲラの採集を行った。昨日沢山とれたシタカワゲラ科の幼虫は悲しいことにことごとく死んでしまい、中には成虫への羽化の途中で力尽きたものも交じっており、むごいことをしたなあと思わされる。ただ標本をよく見ているとこの科の中に2属を認められたので標本としての最低限の利用はできたと思いたい。その他アミメカワゲラ科も2属確認したが、脱皮してから総時間が経っていないからなのか、同定形質である側舌と中舌がよく見えないものがおり目がとても疲れた。
目が疲れるのは顕微鏡で立体視ができないことも大きくかかわっていると思うのだが、610はかつて1度だけ立体視に成功したことがあり、その時に見えたアズキゾウムシの美しさを忘れることができない。あの体験をいつでもできるような訓練がこの先必須だと思うのだが、眼の軸がずれていたり、或いは顕微鏡の微妙なずれがあったりして難しいのかもしれない。
クロカワゲラの方はちらほらと見つかる程度であったが元気なので産卵に期待したい。

16時過ぎに寮に戻り、しばらくしてから上田に降りて買い物をする。食材は大体昨晩買ってしまったので、今回は生活のクオリティを高めるために100均で道具を買い求めることがメインになろう。その後ホームセンターで収納用具もいくつか購入したのだが、その際に店員と間違えられてしまった。つくばにいたころもサークルのOBや顧問、牛久自然観察の森のスタッフ等に間違えられてきたのだが、やはり作業服(手拭と眼鏡紐のせいもあるのだろう)は多くの人たちを惑わす効果に長けているのだろう。
ちなみにスーパーで鯉を手に入れた。鮮魚コーナーに「信州産」の文字が掲げられていたので何事かと思って切り身を見てみたのだが、川魚とは思えないサイズであり、最初は何だかわからなかったのだが、普段調理を放棄しているくせにこういうものを見つけると思考停止になって買ってしまうのである。いつもの感覚だと何の味付けもせずに茹でておしまいにしてしまうのだが、味付けを施してみるのも一考かもしれない。まあおそらく面倒になって、せいぜい茹で汁を味噌汁に回すことくらいしかしないだろうが…

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明日は何をするのでしょうか。よく考えたら日曜日なので、1日中研究室にこもりっきりということは無いのかもしれません。
菅平に来てから1日の大半を研究室で過ごしており、カワゲラの方はそこそこ作業が進んでいる?みたいですが、そちらにかまけすぎていて自分の世話を怠っているのが現状です。ひとまず午後は今日買ってきたものを使って部屋の収納力の向上を図りたいです。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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