2013年12月17日

一次休職

今朝は7時起床。午前中は生き物の世話をしたりロシア語を訳したり発生生物学IIのノートをまとめたりする。

3限:哲学カフェ(聴講)
先週話したこと(先週書き忘れてしまったが、最後の方に出てきたサイエンスコミュニケーションの胡散臭さとか、ほんとうのコミュニケーションは聞き手・話し手双方からアイデアが浮かび、先に繋がっていくものであるとか)を話しつつ、何か一つの目標に向かっていくためには、センパイに代表される上下関係がある方が都合がよく、しかも色んなところで見られる形態なのだから合理的なのだろうということ、でもこの体系って「寄り道」しないから生産的ではないとか、またある参加者がバイト先の店長に対する文句を言ったり(自分が「店長」であることを必死に守り通す店長に、こちらがいくら「○○さん」と読ぼうとしても理解してもらえない、この溝をどう埋めればよいのか)、そして最後には、問題を解決するために、例えば店長より立場が上の人を使って人格を陶冶しようって言うけど、それって他人任せだよね、変えるべきなのは相手だよね、そうじゃなくて変わるのは自分なんだよ、それで相手が変わるかどうかは分からないけど、とにかく自分が変わっていかないとどうにもならないよね、という具合で終わる。
色々な発言があるごとに「ああ納得」とか「よく分からん」とか思うわけだが、今回は前回および前々回のような湧き立つ感じがしてこなかった。ただ、最後の方に出てきた、相手云々ではなく自分が変わるんだ、というさっちゃんの言葉は印象的であった。本意を捕えかねている気がするのだが、最近何となく痛感していることである。

4限:ロシア現代文化特講b
例によって露文和訳。ロシア人がキノコを高カロリー食品だとして警告を発しているというくだりが面白かった。
※ロシアのキノコが高カロリーであるわけではなく、調理の過程で油分をふんだんに吸収するがゆえの警告である。

さて放課後は例によって電顕バイトに行ったのだが、K君から引き継いで撮影をしようとしたら・・・なぜか画面が明るくならない。暗くはなるのだが、明るさのツマミをめいっぱい明るい方に回してもちっとも明るくないのだ。何かがおかしいなあと思案していた時…パンという小さな音と共に画面が真っ暗になった!
何が起こったか分からないのでとりあえずやとわれ先の先生に来てもらったのだが、画面が明るくならない問題については先生も分からないそうで、電顕の会社に連絡を申し入れていた。で、パンという音の方だが、610はおろかにもゲニタリアチューブを真空処理してしまったようで、そのチューブが破裂したときの音だったらしい。標本を破壊してしまった(こういうときロシア語ではОй какой же был скандал!-ああ、何たる失態!という)のは悔やまれるが、もしかしたら電顕の調子を悪くしたのは610の不手際―入れるべきではなかったゲニタリアチューブを、そうとは知らずに入れたこと―によるのかもしれない。

~・~・~

さて明日は発生生物学IIと動物進化学特講の期末試験です。思えば、今回のように解答用紙に文字を書きなぐる方式の試験はずいぶん久しぶりのことで、集中授業を含めると夏休みの人体発生学以来、平常の授業に至っては2年3学期以来のようです。2時間連続して文字を書く作業に耐えられるかどうかが不安なところですが、そもそも書くに堪えるだけの内容が頭に入っているかというと微妙なところです。まあ、詰め込むというよりかは、過去問を眺めながら授業ノートの該当箇所を参照して、内容の整理をするくらいしかしていないわけです。動物進化学特攻については、文字通り過去問が存在しないので捨て身で挑まねばなりませんが、予備知識があるという驕りのためにまだノートの見返しすらしていない状況です。おそらくこんなでも単位はもらえるでしょう…



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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