2013年06月23日

<(。ε゜)>Poison 毒蛇は見つかり続ける

アオダイショウたちを部屋に持ち帰ったはいいものの、思っていたよりも暴れ、噛みついてくる。餌食いは問題なさそうなのだが、ハンドリングが大変そうなので、いろいろ苦労してまで飼育する必要は無いだろうと判断。職権を濫用して、やどけんメーリスで引き取り手がいないか尋ねてみたところ、予想通りNamaさんが興味を示されたのであった。

今朝は6時10分起床。身支度を整えて、ハッチョウトンボの湿地へ向かう。
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ハッチョウは水辺にたたずんでこそその美しさが際立つように思われる。いちばんいいのは、朝露のきらめきが映り込んでいるものなのだが、それを写さんと誘導をかけてみても、彼らは思うような所へ飛んでくれない。
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いつもとカメラの調子がおかしいなと思ったら・・・なんと!ズーム機能が復活した!
昨年10月ごろ、目の前をぶんぶん飛ぶアブが鬱陶しくて手で払いのけようとしたところ、その手が見事にカメラのレンズに直撃してしまったのだ。610が使っているGXR+P10 KITは、デフォルトで28-300mmの範囲で自在にズームができるのだが、このダメージの影響で80mm程度までしか拡大できずにいたのだ。
いつか修理に出そうと思っていたのだが、何だかんだイベントがひしめいていて長期間撮影の手を休めることができなかった。結果的に修理に出す必要が無くなってありがたい限りなのだが、このレンズの中ではいったいどういうことが起こっていたのだろう…
※ちなみに、GXR+P10 KITは今や20,000円を下回っています。610が購入したときも既に発売してから1年以上経っていたのですが、その時よりも10,000円ほど安くなっています。
デジカメの購入を考えている関係者―特に昆虫等小さい生物を撮影したい方―がいましたら、愛用者としてこれの購入を強くお勧めします。少なくとも、610がここに普段掲載している程度の写真は撮影可能です!

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頭部にピントが合っていないとどうもしっくりこないものだが、朝陽に照らされるキアシネクイハムシは中々に渋い。
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湿地を眺めまわしていたら、何となく挙動がショウジョウトンボと異なるものが目に入った。まさか・・・と思い採集してみたところ、そのまさかのヨツボシトンボであった。まだ生き残っていたとは!

今回は湿地の奥に入り、アオヤンマがいないか探してみたのだがその気配は感じられなかった。
ただ、ここの水は結構きれいに思える。具体的に言うと、ヒルムシロを生まれて初めて発見した場所で―ヒルムシロ自体はそんなに希少価値があるわけではないようだが、宝篋山では見ていない―あって、他にもよく知らない水草が生えているのだ。あとは、キアシネクイハムシがいるのでミクリが生えているようだ(確実にミクリだ!と言えるものをまだ認識していない・・・)。なので、水生昆虫を調べてみたらそこそこ面白いものが見つかるかもしれない。

帰り道、というか行きに既に発見していたのだが、子猫の死体が通りに斃れていたのでたまらず採取。
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目立った外傷もなく、しかも頭骨が完全な状態である。幼い標本だけあって、軟骨部分が多そうで骨作りには難航する気がしてならないのだが、こんなに状態がいいものを、冷凍庫がいっぱいだという理由で放置するのは610にはできない相談であった。体サイズが小さいこともあってか、何とかやどけんの冷凍庫に格納できた時は思わず声を上げて喜んでしまったのだが、この喜びはおそらくこのブログを閲覧されている方の90%以上には理解されないだろう。

さて帰宅後はヘブライ語の課題を終え―本当はもっと早い段階に片づけておかねばならない―、数理生物学の課題も終えたかったのだが問題が理解できずに詰まってしまう。少し思うところがあっていろいろネットで調べた後、アオダイショウの処遇を巡り、Namaさんと宝篋山で話し合いをする運びになった。そのため、アオダイショウたちを引き連れ、3日連続の宝篋山入りを果たす。
結局、若い個体を献上してから、昨日ヘビを見つけたポイントを紹介する。
<(。ε゜)>Poison 毒蛇は見つかり続ける


マムシポイントに関しては、昨日と同じ個体が大人しくとぐろを巻いていた。
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<(。ε゜)>Poison 毒蛇は見つかり続ける


眼のあたりと言い、体全体と言い白っぽい個体がいるが、これは病気ではなく、脱皮前の兆候である。ヘビたちは脱皮前になるとご覧のように体が白濁し、しばらくすると元に戻る。元に戻ってから数日経つと脱皮するのだ。
このマムシたちは不思議なことに、10分程度観察していたその間中全く動くことが無かった。彼らは寝ていたのだろうか?
<(。ε゜)>Poison 毒蛇は見つかり続ける


Namaさんが興味を持たれたある物の下からはヤマカガシの幼蛇が出現。飼育できないのがもどかしいくらいに可愛らしい。

~・~・~

月曜日は3言語を勉強しますが、ここ最近イタリア語のモチベーションが低下しております。春C以降の履修を止めてしまう可能性もあります。それは非常にもったいないのですが、さあいかにせまし・・・

この時期になると毎年繰り返される悩ましい出来事に、「テストがヤバい・・・」等と言う人がしれっと単位を回収していくことがあります。私もつい最近までそんなことを言っていたかもしれませんが、なるべくここでは結果を提示し、それが嘘であるかどうかを明らかにしようと努めてきました。そして、それの大半が嘘であったことを浮き彫りにしてきました。
自分の能力については謙遜することが生きていくうえで都合がよいのかもしれませんが、何かで価値判断の逆転が起こって、謙遜が罵倒されるようなことがあれば、試験勉強をしていないアピールも無くなるのでしょうか。

こういうことはtwitterで呟けばいいのかもしれませんが、610は字数制限を気にしながら自分の意見を書こうとすると膨大な時間を奪われてしまうことが嫌なので避けています。それから、もっと根本的なこととして、各人から頂くリプライに応答することが苦痛でならないので、なるべく意見を書かないようにしています。
このブログをご覧になっている方ならお分かりのように、610は何らかの意見を書くに際し、簡潔にまとめる能力はありません。言いたいことに熱が入っていればいるほど、文字数は多くなっていきます。
それから、メール等で他人とやり取りするときは、相手が年上だろうが年下だろうが、親密だろうが疎遠だろうが、ですます調に不自然な敬語が織り交ざった文体が大半を占めています。つまり、話し言葉が非常に少ないのです。

twitterで610にリプライを送ってくる方のうち、多くは話し言葉を使ってきます。そして、その文章は10数語で構成されていて、とても短いものです。こういうものに対して返事を送るときに、私がどれほど苦しんでいるかについては、おそらく彼らにとっては考えてもみないことなのでしょう。

何が言いたいのかと言うと、610はツイ廃になることは無いでしょう。そして、自分の意見を発信するツールとして、ブログをこれからもメインにし続けていくでしょう。
理想としては、空きコマの無い世界へ邁進されようとしているKbDさんのようなwebページを作りたいものですが、その技術や時間的余裕、コンテンツの未整理具合等々によって、実現はいつのことになるのか分かりません・・・


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(2)
この記事へのコメント
こんにちは。
今使っているデジカメが一般用(一眼レフでない)の1万円なのですが、動く被写体や接写(マクロ撮影機能?)すると、ピントが合わなかったりブレてしまうんですよね…。
普段使う分には問題ないのですが、大学来てから生き物を撮影する機会が増えたので、これを機に購入を検討してみます。

一年生は大学入学して初めてのテストで、「単位」というのがどのくらいで落としてしまうのか分からない…というのがあるから余計に騒いでしまうのだと思います。
かくいう私も単位に怯えながら、出来るだけ沢山のAを取れるように、必死に食らいついています(笑)

余談ですが、2次試験で数学が壊滅的な出来で「数学出来なかった…」と言っていた私(3割)と、「数学出来なかった」と言っていた知人(8割)
知人の「出来なかった」は謙遜なのか、それとも彼は満点を目指していて、それゆえの発言なのでしょうか…( ゚Д゚)
Posted by さかなくん at 2013年06月24日 13:52
>さかなくん

いちおう初めに断っておきますが、テストを目前に控えた大事な時に、こんなブログに目を通しコメントを残すことに時間を費やしてはいけません(´Д`)

GXRシリーズはかなり特殊なカメラであるので、お勧めはしますが、ネット上に散らばる批判も参考にされてください。個人的には水中撮影も可能なタイプだと面白そうだなあと思います。

確かに1年生にとっては感覚が分からないでしょうね。
今回の試験で感覚が掴められれば、周りの勉強していないアピールに同調せず、自分の状況をきちっと説明できるような人が増えてくるのでしょうね。

上の人たちはAをとることに固執している人が減ってきたように感じているのですが、今の新入生からはGPAが関わってくるのですよね・・・だんだんAを摂ることがしんどくなってくると思いますが、その志をぜひ卒業まで大事にしておきましょう(´Д`)

出来なかったの認識とか、設定位置の違いがあるとややこしくなりますね。こういうことは何にでも言えると思うのですが…
記事を書いてみて、どうやらもともとレベルの設定が高い人が「出来なかった」旨を発言することに対して嫌悪感を抱いていたことに気付きました。自分がひそかに、能力の高い人に対して言論統制を求めているように思えて非常に嫌になったのですが、このもやもやはどうすればいいのでしょうかねえ・・・
Posted by Impulse610Impulse610 at 2013年06月25日 19:35
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