2012年04月20日

中腸は柔らかくて狙い目

6時起床。もっと早く起きたいのだが、それができない一因は新歓活動にある。起きてからも眠く、たまっている課題を消費する気力が出ないし、そもそも時間が足りない!

1限 動物制御学Ⅰ
昆虫の消化系について。昆虫学特講の時よりも詳しく、腸やそれを保護する囲食膜などの解説を聞く。町内のpHが昆虫ごとにまちまちであることは中々に興味深い。

2限 植物系統分類学Ⅰ
まずはじめに植物学会の決議書が配布される。今年にあったそうだが、ここで「植物の新種記載に英語も使えるようになった」「菌類の学名は2つ使えたが1つに統一せねばならない」ことが決まったようで、これは随分大きな変革と言える。
先週は全く聞き取れなかったのだが、今回はどういうわけかわからないが大した不満も抱かずに授業が終わった。去年聞いた話だからなのか。

3~5限 植物系統分類学実験Ⅰ
シダ植物の観察。普段我々がよく見るシダは沢山の葉っぱを付けているように見えるが、実はそれ全体が一つの葉であり、葉っぱのように見えているのは羽片といい、茎は地下に埋まっているという。
中腸は柔らかくて狙い目


中腸は柔らかくて狙い目


サクラなどの種子植物では花が咲き、おしべの先にある花粉がめしべの先にある柱頭にくっついて受粉が起こるわけだが、シダ植物には花が咲かない。その代わりに「胞子」をばら撒いてここから発芽した前葉体という器官の上で「受精」が起こってシダとなる。上の写真はフモトシダの胞子のうで、赤く染色されたものが胞子である。下はスギナの胞子で、ここから糸のようなものが伸びているが、これは光が当たると動く。動的でなかなか面白い。

6限 文化人類学概論A
今日もPCの立ち上げに時間がかかってしまう。
「進化論人類学」という、進化論に触発された考え方に基づいた学説についてのお話し。簡単に言えば白人社会が進化の頂点にあるといったもので、当時の知識人たちはそう考えると実に都合よく感じたそうだ。

放課後:
実験室に戻ってスギナのスケッチを描く。昨日は結構人が残っていたが、今日はGen君が一人じっくりと観察をしていた。610は先にお暇。3日間連続で就寝時刻が遅くなってしまったので、今日こそ早く寝たい。

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明日はやどけんの新歓活動(平磯海岸散策)に参加したいところですが、交通費が大分財布を圧迫するので今回は見送ります。宝篋山散策と勉強をしながら、ゆっくりさせてもらおうと思います。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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