2012年02月17日

ひらけしさまの忙しさ

昨晩、テーマプレゼンについて、なぜここに今まで気づかなかったのかという妙案(?)を思いついたり、『かなり気がかりな日本語』を読み始めたりしたせいか、なかなか寝付けない。これがいわゆる深夜テンションなのだろうか。

5時起床は近頃安定してきた。夜中に雪が降ったようで困る。

1限:英語基礎(PE)
幸福論の予習をしてきて疑問に上がったところを質問するが、30分ほどで授業終了。
残りの時間はサテライト室へ移動し先週やった線虫レポートの印刷と異文化プレゼン打ち合わせを、たまたま居合わせたI君と一緒に行う。

2限:昆虫機能制御学
カイコガの幼虫に寄生するカイコノウジバエなど3種類のハエについてのトピックを聞く。このウジバエ、成虫は野外では滅多に見つけられないそうだが、産卵数が3000~5000と昆虫界でもトップクラスの多さであるから、数匹しか孵らなくても反映していられるのだろう。典型的なr戦略である。
筑波山のふもとに、かつて養蚕華やかりしころには養蚕農家でにぎわいを見せた蠶影神社があるという。明後日行ってみようかな…

3限:
帰宅しのんびり過ごす。日常的にタイトな時間割を組んでいる中、金曜のこの時間だけ自由に過ごせるので今まで重宝してきたのだが、もしかするとこういった時間はあまり多くなくて良いのかもしれない。

4限:生命環境学群シンポジウム
生物学類生はこれに参加しろとの通達があり、「冒険教育」や野外活動でのリスクマネジメントなどの話を聞くが、これは学生ではなく指導者側に見せるべき内容ではなかろうか。
特に個人的に全く時間の無駄だと思えるのが、こういうシンポジウムの冒頭に行われる挨拶である。協賛者に厚く御礼申し上げたり、素晴らしいシンポジウムが行えるよう心から祈っていますなど、どうして平然と言うことができるのだろうか。こうやって一言でどうして終わらないのか。610には悪習にしか思えない。
本来は休み時間に会場を抜け出して移動すべきところを、講演が長引いた結果、生物学類生の多くは会場に取り残されてしまった。610はウワサを聞いていたこともあって公演途中に勝手に退出したのだが、これは参加者から不満が続出するに違いない。
簡単にまとめれば、「参加するように文書で通達があったのに、いざ来てみると出席を取るわけでもなく、冒頭の挨拶は欺瞞に満ちていて、発表はつまらなく、しかも休み時間にまで食い込んだ。来て損した」という具合か。

5、6限:基礎生物学実験Ⅲ
コンピューターの使い方について。
大半の生物学類生は授業開始後にサテライト室に流れ込んできた。その旨は先生もご存じのようで御咎めめを受けることはなかったのだが、話をやめない学生を8分35秒間観察した後にお説教を垂れ始めた。610としては先生の言っていることは筋が通っており、学生側が「先生が話し始めれば静かにするが、まだ何もしゃべらないので、それまでは授業が始まらない」と期待して(?)いるのなら随分主体的で自分勝手なことだなあと思うが、けだしこういうタイプの人間に耐性が無い人は多いらしい。
610はこの先生(伊藤先生といったらCathyは喜ぶかもしれないが)に対して中島義道的な狂気(?)を感じた。実際に本人に合ったことがないのでこれは言いすぎなのかもしれないが、遠慮なくものを言い、自分の知力に裏付けられた確信的な話し方など、明らかにマイノリティのにおいを感じる。
同時に、この先生は個人を特定できないような集団に向かっては容赦なく事実を突き付けはするものの、一対一あるいは少数のグループで話すとなるとそれなりに親身に対応されるのではないかと予測した。中島氏は集団内の個人を特定して注意したり、気にくわないときは授業を中止して教室から出て行ってしまうこともあるので『中島義道的な狂気(?)』だが、それでも610はこの予測に基づいて、お説教をニヤニヤしながら聞いていた。
サテライト室は3部屋ある壁を取っ払って1つの大きな教室となって授業を受ける体制が整うのだが、部屋の前方と後方では明らかに温度差がある。後方は災害復旧工事の騒音で先生が何を言っているか聞こえず、「聞こえません!」と言っても「前に来い!」という答えが返ってくるばかり。この辺りで、「きっと実験実習登録の「辞退する・しない」ボタンの不満をいくら訴えても、この先生が相手なら変更してもらえないだろうし、議論しても水掛け論に終始しそうだ」と落胆する。
で、610は前の方に移動して話を聞くことにするが、話の内容についていけないのだが何とも面白いなあと感じる。
LATEXは前に個人的にいじっていたのでそこまで苦には感じないが、gnuplotなるグラフ製作ツールを使わなければならないのでちょっと大変そうだが、これをプログラミングを覚えるいい機会だと感じる人は、今日の様子からすればあまりいないだろう。
あと、久々にA氏の愚痴を聞けて楽しかったです(´Д`)

放課後:学芸員の資格取得に関する説明会
来年度からの科目の変更点や、すでに学芸員科目をいくつか取っている2,3年生の救済法などについて時間の大半が割かれるのだが、生物学類の1年生がカリキュラムと学芸員科目とのミスマッチを訴える質問の時間は設けられていなかった。そもそも、この説明会自体その手の苦情を受け付ける奴はいない前提で話が進められていたので、救済措置に話が移るに当たり、1年生は退出せよとのアナウンスを聞いて非常に困惑する。仕方がないので去り際にいくつか話を聞いてみたが、どうも釈然としない。これではこの説明会に参加した意義が見いだせないのだが、少なくとも2学期金曜5限に開講する「博物館教育基礎論」は、集中科目での開講があるということを聞き出せたことだけは収穫としてよいだろう
あとは月曜2限に参加する人たちの中で大いに紛糾してもらいたい。

~・~・~

明日は午前中にI君と異文化プレゼンを作る予定ですが、それよりもっと早い時間からLinux(LATEXやgnuplotをいじるために、windowsではなくこのOSを立ち上げる必要がある)を始めていようかと思います。
早起きの口実としては使えそうですが…

バレンタインの前後から、最近久しく忘れていたひねくれ者の考え方が復活してきたようで嬉しい限りです。


Posted by Impulse610 at 06:10│Comments(0)
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