2022年07月06日

2022. 7. 6 の人生

今朝は5時に起床、途中で第一子も目覚めたので少し面倒を見てから出ラボ。午前中は公募を進めるのだが、気が乗らない。去年の今頃であったら、迫る任期に対して早く落ち着きたい、という気持ちもそれなりにあったのだが、ここにきてそのようなものがなくなり、むしろ今は公募をやっている時間がもったいなく、もっと研究を進めるべきなのではという気分になってくる。あるいは、昨年の経験から、本気で書類を作ったところで、どうせ面接にも引っ掛からないのであろうという諦めのようなものもある。師匠と電話をして、原稿のディスカッション。もう少しで英語化に移れるのだが、その前の一苦労。初めから英語でできればそれに越したことはないのであろうが、今回のテーマは非常に込み入っており、日本語で徹底した原稿を作ってから英語に行く方がよっぽど苦労は少ないであろう。昼食後、川へあるカゲロウを探しに行く。シミで本業の原稿を考えていると、やはり、トンボだけでなくカゲロウもやらずに済ませるわけにはいかないという機運が高まってきたのだが、見つからない。しっかりとした先行研究がある種類を狙っており、これはどこにでもいるようなやつで狙って採るものではないと思うが、いざしっかり探してみようとすると難しいのかもしれない。所属機関に戻り、昨日固定したトンボ卵を緩衝液に移し、シミ原稿の続き。ふとプレパラートをみていたら、これまでの議論で気づかなかった点を見出す。かといってそこまで核心に迫るようなものでもなく、若干扱いが難しい。それについて考えているうちに時間切れで帰宅。第一子の入浴では不機嫌で泣いてしまうがもう仕方ない。寝かしつけについては、授乳後即寝落ちしたため特になし。夕食を食べながら主人とニュース。主人は本日保育園の見学にいっており、それに関連する情報をもらう。同時に今公募をやる気がいまいちわかないことを伝えるが、それでよいという旨のコメントをいただく。第一子が産まれていよいよ研究をあきらめる方向に行くのかと思ったら、それと正反対の方向に突き進もうとしているのは興味深く、自分でもこうなるとは思っていなかった。いろいろなことに手を出して遠回りしてしまっている気もするが、それをしたことがむしろ本業に集中する上でも必要だったのかもしれないと思いなおし、残り半年を切った任期の中で少しでも成果を積み上げていきたいところである。  


Posted by Impulse610 at 22:15Comments(0)