2021年03月08日

2021. 3. 7–8 の人生

3. 7 今朝はゆっくり起きる。午前中は自炊。午後はちょっとゆっくりしてから近辺を散策し、いいスパイスがないかうろついてみたが、これは!というものは見つからず。その後、ドーナツストアでドーナツを購入して帰宅。これを楽しんでから夕食を食べて寝る。

3. 8 いつも通りに起床。出ラボをして、先週末ふと思い立った副業その2について、しかるべき人に相談。昼過ぎに前向きな回答をいただいたので、副業その2を立ち上げることに。ただずっとこれをしていると本業が進まないので、コオロギやイシノミの世話、コオロギ卵固定を合間に行う。副業その2は、それなりに本格な論文になったその1に比べて圧倒的に小さい話なので、今度こそほんとうに簡易な論文になるはずである。そんなことを考えつつ帰宅。夕食後、副業その2に関連するあれこれを主人に言って聞かせる。そんな奴隷に業を煮やした主人がおもむろに不思議な菓子を与えたのだが、これがイシノミの産下直後の卵によく似ている(卵黄の色が透けてオレンジ色をしていて、不定形)。イシノミの研究を始めているので、こういうものをみると嬉しくなるのだが、残念ながら不定形というのはあまりいい印象を消費者に与えない気もする。
  


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2021年03月06日

2021. 3. 6 の人生

朝はいつもより遅く起きたが眠気が取れずやる気の出ない兆候があったので二度寝。その間に主人にオヤマボクチの種を蒔いてもらったのだが、保存状況が悪くて大半がかびてしまったらしい。二度寝を経て元気になったので、先週古巣から持って帰ってきた標本類を、これまた先週買った衣装ケースに移し替える。その過程で、虫に食われてどうしようもない昆虫標本や、あっても仕方のないウシの骨などを廃棄。昼食後出ラボをして、虫の様子見およびイシノミとカワゲラを持ち帰る。イシノミの幼虫が孵化したかどうか、古巣でとったカワゲラが産卵したかどうかを毎日チェックしたいのだが、そのために出ラボをするのは案外しんどいので自宅に持ち帰るというわけである。帰宅して、以前敗北したシュークリームをしっかり解凍して堪能してから買い出し。夕食後、入浴、ブログ執筆を経て就寝予定。  


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2021年03月05日

2021. 3. 4-5 の人生

3. 4 あまり目覚めがよくない。出ラボをして、原稿を再度ボスに投げ、コオロギの固定を始めるのだがやる気が出ない。残念ながら先週の疲れがまだとれていないようで、やらなければならないことに対して馬力が出ない。その代わり、すぐできそうなこと、楽そうなことに気を持っていかれる。帰ってきて夕飯の際には久々に虫談義をする。

3. 5 今日も結構眠い。昨晩のうちにボスから脱稿してもよさそうな返事をいただいたので、英文校閲に投げる前に最後の点検。同時に投稿予定の論文サイトにアクセスして投稿システムの理解に努めるが、ここにきて、結構割高な掲載料がかかることが判明。もっと早いうちに気づいておくべきだったのだが、幸いにも同じ出版社から似たようなコンセプトの雑誌がいくつかあったので、そちらに投稿先を変更することに。昼過ぎに英文校閲に投げ、ひと段落。昨日以上にやる気がわかず、もうどうしようもない気分になったので早めに帰ることにする。主人が気を利かせて大きい牡蠣を購入してくれたので夜はそれをいただきつつ、最近発表された超難解な数学理論の発表者関連の情報をみて、動画のわけのわからなさに唖然としたりする。この土日は体力回復に努めたいものである。  


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2021年03月03日

2021. 3. 3 の人生

朝はまあまあ眠い。出ラボをして、副業原稿のリバイズ。のちにボスに原稿に関してディスカッションを依頼し、ちょっとお話。来年度からの卒研のテーマの概要を伺ったりもしたが、今年度よりは研究室が活気づきそうな予感。それからリバイズを進めるが、文章化に苦戦。午後は生き物の世話。ふとイシノミの容器をみたら1齢幼虫が1匹孵化していたので、慌てて隔離(3齢幼虫まで育てる)。成虫とは似ている(発達した複眼と尾糸)が似てない部分もあり(体表がうろこに覆われておらず橙色、尾毛が短い)、変な印象だがそれなりに愛嬌はあるように感じる。こんな状態でも跳躍をかましたのでびっくり。なおこの様子を主人に報告したところ、受け入れがたい見た目とのこと(成虫はギリギリセーフらしい)。さて、幼虫が出てきたということはイシノミの卵休眠もそろそろ終焉に近いということなので、いくつか卵を固定。確かに卵内で動いている胚もあった。そして、オフィスでは真上にある天井点検口のふたが外れかかっていることに気が付く。いろいろいじったら何とかしまったのだが、先日の地震の影響のような気がする。
帰宅して『食品産業に潜む腐敗』アボカド編を鑑賞。現在の所属に移ってから、よくアボカドを食べていたこともあり、また折よく昨晩、アボカドのwikipediaを閲覧していたこともあり、これが現実なのかと複雑な気持ちになる。不買をしたところで問題は解決しないし、むしろ生産者を余計に苦しめるだけだし、なかなか難しい。もっともこの手の悩みはものや国を問わず、それなりに普遍的にも思える。人生とはかくのごときものかな。  


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2021年03月02日

2021. 3. 2 の人生

今朝はまあまあ眠い。出ラボをして、副業原稿のリバイズ。考察1段落相当をまるっと書き換えてみようと試みるが、なかなか大変。再研磨を依頼していたダイヤモンドナイフ2刀、およびコオロギが届く。南半球にしかいないとあるカワゲラのレビューをネット上で見つけて興味深く拝見する。BOSSから、コオロギのパラフィン切片を作ってはどうかというメールが届く。パラフィンの技術を持ち合わせていないので習得に時間がかかりそうだが、やってみるのは悪くない。ということで環境の確認をしてみたが、試薬がいくつか心もとない状態だっので発注をかける。  


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2021年03月01日

2021. 2. 22 -3. 1 の人生

2. 22 いつもより1時間近く早く起きて古巣へ移動。本日から冬の実習の講師として(実際には支給されるお金のほとんどは旅費に充てられるはずだが…)過ごす。実習前にBOSSにあいさつをしつつ、最近ホットな研究のことについてお話をしたり、あるいは実験室を片付けたり。実習生はコロナの影響もあってかなり少ない。そんなこともあったので、いつものやり方とは違って1日目のうちに構内にセンサーカメラを仕掛けるなどする。

2. 23 実習2日目。早朝に持ち込んだコオロギを固定するが、なんとなく今やることではない気がする。午前中に構内散策しようとしていたらキレンジャク登場。午後の構内散策前にはなんとハギマシコが飛来。個人的にはこれで鳥に満足してしまう。滝はかろうじて凍っていたものの、残念ながらカワゲラの姿はなし。草原にオヤマボクチらしき植物があることを知る。かつてみた資料によればハバヤマボクチらしいが、有識者に聞きそびれてしまったのが悔やまれる。

2. 24 実習3日目。早朝に持ち込んだコオロギプレパラートを観察。現所属よりも性能が良い像を撮影できるため、それなりに撮影。午前中に構外散策。あまり大したものが見つからない(TAの学生がオオマシコらしき鳥を見たらしい)。カワゲラも1匹しかおらず、実習内容的には若干消化不良であったが、ウサギの足跡が数多く見つかりそれなりに成果はあって一安心。午後から自由研究がスタート。出身研究室の卒業生の方が一時的に訪問。ちょっと先行きが不安になる印象であったが、良い方向に進むことを強く願う。

2. 25 実習4日目。朝は疲れてしまって研究に対する意欲がわかず、その代わりに実験室の片づけ。4月から新任教員がいらっしゃるのでスペースを用意するのが目的であるが、折角なので色々と片付ける。午後、自由研究の合間を見計らって実習生を構外のカワゲラポイントに連れていき、カワゲラを採集。夜に行われた自由研究の発表会では、センサーカメラにいいキツネの様子や、キツツキの巣穴の矢状断面を観した結果が発表され、なかなか見ごたえがあった。人数が少ない分、片付けも発表会もサクッと終わり、悪くないという印象。スタッフも高齢化していることもあり、これくらいの規模のほうがよい気もするが、実習生としてはもっと間口を広げてもらいたいだろうしなかなか難しい。

2. 26 実習最終日。片づけをして解散後、BOSSとコオロギについて追加のディスカッション。今後やるべき方向性が見えてくる。昼に下山し帰路へ。今回は標本や剥製などの荷物も引き取るべくレンタカー(乗用車)を利用したが、9月の昆虫実習の際(ろくもん号)よりもはるかに疲労度が少ない。帰宅し久しぶりに主人と再会したが、主人も今週はかなりタフだったらしく、かなりしんどそうであった。

2. 27 休養。主人の兄弟の推薦により『ハイパーハードボイルドグルメリポート』を鑑賞したが、初回のリベリア編でけっこうな衝撃を受ける。あっというまに鑑賞可能なパートをすべてみる。

2. 28 午前中はちょっとゆっくりしてから洗濯と自炊。主人が疲弊していることもあり、久々に調理を主導しスパイスカレーと”古巣パスタ”を創成。主人のアドバイスもあり、いつも使っていた植物性油脂ではない生クリームを投入し、とにかく水分が飛ぶように気を付けて調理した結果、今まででトップレベルのおいしさに。思わずおかわりするなど。それから出ラボをして、荷物を搬入。古巣に持ち込んでいたコオロギは、自宅に置いておくとうるさいので車内に放置していたのだが、寒さですっかり動かなくなってしまった。やらかしたと思いつつ様子を見るとわずかに動いているので、一縷の望みをかけて飼育環境を構築。帰路で持ち帰った標本等を収納するための衣装ケースを購入するなど。

2. 29 いつもの出ラボをして、コオロギがダメそうなことを実感。実習期間中にボスから副業論文のコメントをいただいたので、それを基に原稿の改訂作業に従事。そこで1点、考えていなかったことを指摘され、考察をちょっと変えようかと決意。本日はそこまでたどり着かずに帰宅。  


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