2016年05月12日

Life of 9-12. 5. 2016

5/9
AM 授業の履修登録,申請書類チェック,卵固定
PM チェックをしつつ,昨年末撮影したミネトワダ蛍光観察画像の整理

5/10
AM 書類チェック,画像整理,トラフトンボ標本作成
PM 学振チェック,組織切片準備(ガラスに糊付け),画像整理続き?

5/11
AM 申請書類とお別れ(大学に提出)し,このためにそろえた書類一式を破棄.
PM ミネトワダ切片作成,英会話

5/12
AM 昨日切った切片の染色および封入,寒天包埋準備
PM ミネトワダ寒天包埋,発生学のお勉強,文献調査(図書室にはすごい文献がたくさん眠っていることを知る)

さて無事に申請書の提出を終え,たのしい隷属三昧の人生を送ることになります.発生学にはいろいろな手法があるのですが,個人的には組織切片作成が好きなようです.1つの切片像を見るまでに早くても6日程度かかってしまうのですが,胚がきれいに染まっていたらいつまでも眺めていたくなるような魅力を感じます.もちろん,ただ見ているだけではいけないので,写真を撮ったりスケッチしたりしなければなりませんが.

さてもう5月も半ばに差し掛かろうとしていますが,今現在ラボでまともに研究を遂行できているのが奴隷だけという状態になってしまっています.事情は割愛しますが,このメリットの一つに,時間を気にせず実験機材を使えることがあります.それはそれで大いに助かるのですが,問題は一人ですべてを管理できないことです.
今よりももっと活気にあふれていたころは,誰かしらが何らかの実験を行っていたため,機材のメンテナンスや薬品の補充,不具合への対処などがスムーズに行われていましたし,実験室の共同利用のための個人負担の割合が低かったといえます.ところが自分以外にほぼ実験がストップしてしまっている状態だと,使用頻度自体は下がるものの,今まで分散していた負担が1人に集約されることになるので相対的に大変になります.
一応言っておきますが私は別に現状に不満はありません.遅かれ早かれこんな人生になるだろうとは思っていましたが,それを実感したのがつい最近であるにすぎません.まあ人生なんてこんな感じで,メリットの裏にはデメリットがあるのでしょう.文字にしてみると結構深刻な感じもしますが,実態は何にも考えていない奴隷が毎日隷属しているだけです.
そろそろ先輩がラボワークに復帰されるようなので,多少楽になるかなと期待しています.

で,今ラボにはポスドク1人,修士が2人という状況になっております.ポスドクの先輩は職を探し,修士の同期もおそらく今年度で卒業です.いちおう卒研生(非常にバイタリティーを感じる)が来る予定なので学生1人の状況にはならないのですが,この状態はデメリットしか感じません.研究面からは,先輩をはじめいろんな人たちの意見をうかがえないこと,教育面からは実習の困難さが懸念材料で,特に後者は考えたくもないことです.
これ関連としては,特殊な事情のため出研の割合が大きく低下している同期に若干の不安を感じています.大丈夫なのかなあ…

  


Posted by Impulse610 at 21:29Comments(0)