2014年06月17日

без названия

久々にブックマークの紹介。

「え?日本戦見なくて何してるの?」テレビが同調圧力を煽り過ぎだと話題に! | gori.me(ゴリミー)
サッカーの試合を見ることが日本人の常識であり、見ないで過ごす人の存在が異端であるように扱うのはどういうことなのか。本文中に非国民というワードが出ているが、多くの人はその言葉の意味を学ばされたはずであり、そういう概念がお分かりだと思うのだが、テーマが戦争からサッカーにシフトするとこの構造の類似性に気付けなくなったり、或いは積極的に無視したりしているのだろうか。

なぜ、高学歴の人物が、深い知性を感じさせないのか?:日経ビジネスオンライン
世間でいえば高学歴の部類に属すると思われる610であるが、ご覧のとおり知性の片鱗も感じさせない文章を日々創成しては自己満足をしている。カワゲラに流されてばかりの弱々しい精神とか、楽になろうと安易な正解ばかりを求めたり、思考を放棄したり、割り切ってばかりいる日常を変えようと思わなければ知性は得られないのだろう。
自分のことはさておき、とてもためになる記事である。


アリクイには申し訳ないが、これは追いかけまわしたくなってしまう。でも捕まえようとすると爪で引っかかれるようなので気を付ける必要がある。

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今朝は6時45分起床、8時出発、午前中はカワゲラに隷属、作業が終わらぬまま午後に突入し、日本で一番生物多様性情報学に携わっている自負を持つ方のセミナーを拝聴し、なかなか面白そうだなあと感じる。ひょっとしたらY先生と面識があるのかなと思ったものだが、ラフ集合とか学名というキーワードは出てこなかったので、ないかもしれない。データペーパーというものがあるのを聞いて面白いなあと思ったのだが、カワゲラに応用するとなると種分類の問題にぶち当たる。ちなみにBOSSはこの発表にかなり憂慮していて、それはそれで尤もだなあと思う。
その後シロアリ先輩(このブログでは固有名詞が付いた先輩が滅多に登場しないが、表記に悩んでいたことも一因である。そうか、研究材料+先輩、という表記は個人的に使いやすそうだ)の7月の学会の発表練習を聞く。シロアリの胚発生はカワゲラと似ているところがあるので610はカワゲラと合わせて深く理解する必要があるのだが、ひとまず切片を作って初期胚の観察を行わないといけないことが分かった。まあ現状は外部形態の観察で手いっぱいという感じなので、まだそのスタートラインには立っていないのだが…
その後残っていた作業を終え、夕食を摂った後論文読解を進める。最近ようやく胚発生の流れが把握できたらしく、ラボで飛び交う専門用語が聞き取れるようになってきた。生物多様性情報学つながりで解釈すると、ある生命現象という実体およびそれを記述した用語という属性のひとまとまりが、理解という関係によって610という実体とリンクしつつあるのだ。菅平に来て3カ月近くたとうとする中、ようやく知識のインプットが様になってきた感じである。今まで何度か教科書(邦文だが)に眼を通しては理解できずに投げ出すという行為を繰り返してきたのだが、投げ出すまでのスパンが少しだけ伸びるかもしれない。21時帰宅。

  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)