2013年08月02日

ロシア行きを断念する・・・?

さて昨日一昨日は博物館実習を行っておりました。夜中にタコが脱走していたことと、とあるTVの生中継に映らされたことが今回のハイライトでした。

さて今朝は5時起床。博物館実習の合間につくばっくするとなると荷物が少なくて済むので非常に楽である。今回はつくば号の始発を使い、不足気味の睡眠時間を確保する。起きている時には『新釈雨月物語 新釈春雨物語』を読むのだが、これがなかなか面白い。古語と現代語の混ざり具合が610にとって絶妙で、古語特有の言い回しにテンションが上がりながらも、同時に現代語が混じっていることで意味をも汲み取ることができるのがたまらない。こういうものに触れると、途端に古語を話したくなったり、ブログで書き綴ろうと思い立ってしまうから始末が悪い。

さて帰宅後は諸々の雑事にかまけなければならない。わざわざつくばに帰ってきたのには大きく2つのわけがあり、そのうちの1つ、つくばでしかできないことを片づける前に実家でもできることを潰していく。すなわち、ヘブライ語の予習を終え、来たる秋学期に間に合うよう読むべき論文を印刷し、ロシアの語学研修に関するメールを送る。そして、昼食後にはサークル関係で物品申請について相談をし、海外旅行保険のお金とか光熱費の支払いを行う。

さて、ここにきてロシアの語学研修に関して一抹の不安に苛まれずにはいられなくなってきた。目下の問題は、飛行機のチケットが無事に入手できるのかということである。9/2~23にかけて、3週間ほどペテルブルクでロシア語の勉強をするのだが、手続きをする都合上、9/1には現地入りをしていなければならない。ところが、飛行機を調べてみると、日中にペテルブルクに到着するには乗り継ぎ先のモスクワで1泊するとか、あるいは日中に着くことを諦めて深夜に降り立たなければならないルートしか見つけることができない。一番まともなのはアエロフロートで行くことで、これだと9/1の20:25にペテルブルクに着けるようだが、この時間に降り立って手続きをすることはできるのだろうか。

それから、この研修には他に2名の学生も参加するのだが、種々の事情から同じように行動した方が都合がよい。だが、彼らとしっかりしたれんらくは未だとっておらず、うち1人は面識がない。日に日に残席数が減っていく中、果たして3人とも同じ便で移動できるのだろうか…

個人的にはいまさら先生に連絡を取るところでだいぶ初動が遅れてしまったと反省しているのだが、チケットの手配を大学側にゆだねられたらどんなに楽なことだろう。まあこの研修に限らず、海外で行われている多くの実習とか語学研修においても、現地集合が基本らしいのだが・・・
あと、チケットに限らず結構なことがよく分からないままでいることとか、ビザがいつ受け取りに行けるのか分からないことなど、心臓に悪いイベントは挙げたらきりがない。
その上、博物館実習ややどけん合宿、あるいは出発の直前まで動物発生学実習が控えていることなどもまた悩ましい。このうち、博物館実習に関しては日数を減らせる可能性があるので、明日直談判をするつもりであるが、残り2つは切ることが難しい。ロシア語対策の余裕も、海外に行くためのこころの余裕も取るのも大変そうで、まさに胸が引き裂かれる思いである。

こうなったらいっそロシア語研修そのものをもキャンセルすることも、視野に入れるべきなのかもしれない。ただ、この機会を逃すとロシアに行くチャンスは当面なくなってしまいかねない。来年度、菅平で卒研生活をしながらロシアに行くということも理論的にできそうだが、冒険の度合いは今回と同じくらい、いやそれ以上かもしれない。いまはただ、どうすべきか連絡がくるのを待つのみである。

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語学研修の先行きが不安な中、明日明後日は当初の予定を変更して博物館実習を行います。明日は日中に鉱物さがし、夕方からアカテガニの産卵観察というイベントがあり、明後日は磯の生き物観察を行います。イベント自体は楽しそうなので、こころを落ち着かせられればと思います。  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)