2012年03月07日

待ちわびた解放

4時起床。やや寝過ごしてしまったが、細胞学対策を重点的に進めていく。
昨晩、クサギカメムシが啓蟄を達成したようで部屋の中をぶんぶん飛び回っていたが、今朝はウグイスの(多分)初鳴きを聞くこともでき、だんだんと春が近づいていることを実感。

1限:細胞学概論
4つの問題から二つを選んで解答。それなりの論述はできたのではないか。
それにしてもどうして教室変更が起こらなかったのだろうか。

2限:昆虫学特講
過去問とは微妙に形式が違っていたが、昨日過去問を眺めた成果は確実に答案に反映されたはずだ。自由記述欄にはあまり授業と関係のないような虫語りをして提出。

3~4限:地球学対策
一旦帰宅したのは良いが、もはやテストが終了したかのような錯覚に襲われ、テスト勉強に手が入らない。

5限:地球学概論Ⅱ
7問から3つを選択。硬水と軟水のでき方の違いを書いたり、イナゴやヘボ(ハチの子)、ざざむしのことを書き散らしたり、農村地理学でも書いたようなことを再び書き起こしたり、かなりでたらめなことも書いたのだが問題はないだろう。

6限:地球学概論Ⅲ
こちらも3題解いたが、うち1つは高校地学で片が付き、うち一つはヤマが半分当たり、最後のものは去年と同一の出題であるにもかかわらずうまく描けなかったが、これにてテストは終了。流石に早期退出者が続出したのは見物であった。

放課後:クラス連絡会
生活面での問題点、生物学類のカリキュラム、実験・実習についての要望と言うか、不満を教授陣にぶつける。
尽く論破されてしまったものもあったが、学生の実情をある程度は分かっていただけた(特に学芸員科目と実験のバッティングについて)のではないか。610は議事録係としてPCを持ち込んでひたすら話しの内容を打っていたのだが、A4用紙12ページ分にもなってしまい、会議は2時間近くもかかってしまった。終わりの方で先生も仰っていたが、議案をもっと練っていればこれほど時間もかからなかったのだろう。ただ、現状のクラ代代表者会議の不活発さや、(特に4クラでは顕著だが)そもそもこういったことに対する無関心さが蔓延っている現状下、なかなか要点を絞ることは難しいだろう。
610としては、今の大学生世代がなぜ「授業中の質問ができないのか」「自分から直接発言しないのか」「twitterでは文句を言うのか」、もう少し考えてもらってもよいのではないかと思ったりもしたがこれはこの会議で取り上げる内容ではないだろうが、学校のウラ事情をたくさん仕入れることができたし、とにかく自分から何でも動かなければいけないということを強く実感したのであった。「指示待ち人間」として過ごしていると、とくに3年次に学期制が変わった時に困るかもしれない。
あとは、議論の仕方そのものを学べた気がする。

~・~・~

遅ればせながら、明日から春休みに突入です。と言いたいところですが、明日は4年生の卒研発表会があり、少なくとも5つの発表を聞いて感想文を書き、提出せよという課題が出されています。なので、生物学類生の春は9日から始まるというのが正しいでしょう。610としては、町田研の発表がないことが残念に思いますが、その分別の発表が見られるということでもあります。戒能研の発表が最後の方に設定されているのでそれを聞き終えるまでつくばに滞在していますが、終わり次第帰省し、ついでにボサボサの髪と決別をしようかと考えています(剃るかは未定)。
その他もろもろやることがあります…  続きを読む


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2012年03月06日

春休みは着実に近づいている

3時起床。起きたのはいいいがあまり勉強に身が入らない。
今年度最後の火曜日もしっかり雨で終える所、さすがはつくばである。何度も書いているが、610は去年の4月19日、今年度最初の火曜日の1時間目の授業(都市地理学)に出る際大雨の中を自転車で出向いてびしょ濡れになって以来、雨が大嫌いになり、しかもそれが火曜日に特に集中することに嫌気がさしている。

1限:農村地理学
論述が3題。答案のレベルがそのまま勉強時間に比例していて情けない思いがするが、これが実情なのだから仕方ない。ただ、文章量が確保できないわけではないので、答案用紙の外観だけはそれなりにまともに仕上がる。40分ほどで切り上げて有機対策…

2限:有機化学Ⅱ
残念なことに山が外れる。いや、もっと正確に言えば、過去問に載っていたのにもかかわらず対策をしそびれていた問題が出題されたり、今までの過去問には出題されていない化学式や合成経路が登場し、単位取得に陰りが生じたのだ。
予想としては60点は越えているだろうと思えたので、生物学類最速の提出を決める。ただし、提出速度の速さと答案の正確さは必ずも比例しない。数週間後、「生物学類最速での退出をかました有機化学でDを取りました(´Д`)と報告する610の姿があるかもしれない。

3~4限:昆虫学と植物生理学対策
帰宅し(雨が上がった!これもまた4/19と酷似している)、Iさんから昆虫学の過去問が送られてきたことを確認、さっそく少しだけ論述に取り組む。書いていて実に楽しくなってくるのだが、これが実は現実逃避だということに気が付き、植物生理対策に切り替える。こちらの方は授業もきちんと聞いていなかったうえに、8つある概論の中で単位修得に対して最も消極的な分野でもある(要するにテスト対策が最も遅れている)。勉強時間の配分がかなり偏っていることを自覚しつつも、ようやく本腰を入れて資料を読み直し、大事そうなところをメモしていく。
ちなみにこれも戦略と言えば戦略であって、半分近い受験者を落とした細胞学とは違って再履修生がきわめて少ない現実を見て、「そこまでがむしゃらに頭に叩き込まなくとも単位は来るのではないか」という、「学生」の身分としては随分なめた解釈に至っているのも事実である。それに、「専門用語が分からなくても誤魔化して書くことはいくらでもできる」というようなある種の自惚れがあることもまた然り。610は「テスト対策!?やっていないよ」と言いながらそこそこの成績を取る人たちが言わないでいる(であろう)自分の能力の程度については誤魔化したくはない。なかなかすべての科目において興味を抱き、Aが取れるような勉強をするのは難しいというのがホンネでもある。

5限:植物生理学概論
直前に対策をやった山がけっこう当たっていたこともあり、単位取得には問題のない程度には論述できたのではないか。ただ、書きながら非常に用語をいい加減に使っている事実に直面しつつ、でっち上げの仕方のヘタさ加減と、こんなあくどい手法で単位を稼ぐことへの罪悪感で気は晴れない。

試験終了後にバイトで得た給料(≒旅費)を降ろし、そのお金で高速バスの予約を済ませる。1月に行ったテント撤収バイトの給料が予想よりだいぶ多かったのはなぜだろうか。それから昆虫学の過去問を印刷し、今日の勉強はこれのスクリプトを作る事だけにしておく。

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さて明日が最終決戦。細胞学を乗り切ればどうにかなります。昆虫学が終わったらダレそうだなあ…地球学はしっかり単位を押さえておきたいところ。予備知識があるとはいえ、今回の範囲はそれだけでは単位がおりません。
放課後は教授たちとに不満をぶつける会議に出席してきます。

あと、こばやさん、無事に合格できたようで何よりです(´Д`) 1年間お疲れ様でした。  


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2012年03月05日

End of Daylight

5:30起床。今日はテストを負担に感じていないせいか、勉強する気が起こらない(本当は3時に目が覚めたのだが、この時間まで二度寝してしまったのだ)。

1限:歯科医学と医学の接点、口腔外科とは
先週の通達通り、選択式の問題ばかり。最後の最後に記述の問題があったが、これは問題というよりかは授業を受けた感想を書けばよいものだったこともあり、なんとテスト開始15分にて退室完了。これは通常の授業時には考えられない行動であって、朝から気分がよろしい。講義内容もそれなりに興味があったので、これは吐き気を催してでも全回参加した意味はあったと思う。
テスト終了後には開館したての図書館に籠り、有機化学や昆虫学対策。

2限:障害と共に生きるⅢ
持ち込みが許されたので何も勉強しないで突入。スクリーンに問題(「共生社会」とはどのようなものだと考えるか、あなた自身は「共生社会」にどのように係わりたいか)が投影された瞬間にはあまりのアバウトさに戸惑ってしまったが、50分かけてそれなりの解答を作る。少なくとも2学期の悲劇は繰り返されることは無かろう。

標本製作バイト
今年度最後のバイトには今シーズン最長の5時間連続で入る。FITに改良を施した後にラベル貼り・標本作りを行ったが、今日はいつになく眠かった…昨晩の睡眠時間はかなり長かったはずだが、もしかしたら天候不順のせいかもしれない(と思って水戸の気圧を調べてみたが、これは眠気の根拠にはなりえなかった)。植物生態学のレポート課題のシリアスさや野村先生のジュズヒゲムシ談話がなかなか刺激的であった。ところで、どうしてジュズヒゲムシ目の別称「絶翅目」の「絶」にはどんな意味が込められているのだろう。
そしてIさんから昆虫学の問題傾向を教えていただくとともに、過去問までいただけることに。やはり昆虫学ではAが欲しいのである。

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明日、明後日はテストのハイライト。3時起きで最後の追い込みに入りたいところです。  


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2012年03月04日

あれ?部屋の方が勉強がはかどる?

6時起床。日に日に起床時間がシフトしてしまっているが、これは目覚めが非常に悪いことも関係している。細胞学対策をしてから買い物に出向き、帰り際オオムラサキを探すも見つけられず。
午後は豊富にある細胞学概論の過去問をサーッと解いていく。論述はキーワードだけ拾って穴埋めを中心に取り組んでいると、だんだんと用語が頭に入ってくる感覚がしてくる。何とかなるかもしれない。一通りやってから地球学概論の対策に移る。

ふと、9日にブータンシボリを見にいくのなら、高校の卒業式にも行けるじゃないかと気が付く。卒業式には地下のOBOGさんが集結するのが例年の習わしで、ちょうど610が在学中かかわりのあったHope君ら2つ下の代が卒業することもあるし、せっかくだから受験結果なども聞きたい。それに26日に行われる臨海実習の件について詳細を聞きたいし、今年度で転勤するらしいT先生に(用はないけど)挨拶もしたい。
そういえば、高校時代は3月に期末試験があるのが全く当たり前だったなあ。いま身に浸みて感じるのは、どうやら3月まで試験があるのはつくばだけなのだという疎外感…他大学に同調したいというわけではないが、もう少し休みの期間があるといいんだけどなあ…

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明日は総合科目2科目の試験。ただし一つは出席点だけで40点が確保されており、出題も1問を除いて選択式という「配慮の行き届いた試験」が行われるし、もう一つも持込が許可されていることもあり、日常の予復習も含めてまだ一度も「勉強」をしていない。2学期はこうやって失敗してしまったのだが、今回は単位修得の道は極めて明快であったので、再び同じ戦略を取った次第である。そんなことよりも細胞学、有機化学、昆虫学、そして植物生理学の対策を講じねばならない。
ちなみに午後には今シーズン最後の標本バイトを入れている。勉強時間が削られることは配慮したうえでの選択なので、「ああ試験前にバイトなんて入れるんじゃなかった…」などとは欠片も思わないのだが、いかんせん天気がなあ。雨の中歩いて植物園まで行くと思うと気が重い。  


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2012年03月03日

素早いおじさん

今朝は5時起床。朝のうちにしっかり勉強しておけばいいのだが、ここ最近の慣習として、この時間帯にしっかりtwitterや東方VOCALを追いかけてしまっているのは非常にもったいない。
ひと段落ついたところで有機化学対策。化合物の命名はもう長い間練習してきたからあまり恐れることはないが、反応経路をもう少しきちんと覚えておく必要がある。
こちらも一通り終えてから「聖地巡礼」の精査に入る。当初の予定では9日につくばから直接西進する予定だったが、ブータンシボリアゲハを見ずして旅立つのは何とももったいないので、1日ずらすことに。ついでに靴も買っておかないと。
旅程は概ねこういった具合である。
3/10 ダイヤ改正で廃止される「東京発静岡行き普通」を使ってひたすら東海道を下り三宮まで(途中遠州鉄道と近江鉄道に乗車) 四国に行く際の恒例行事、ジャンボフェリーにて夜明かし
3/11 第一の聖地巡礼として、チュウジョウムシのタイプロカリティに近接する島の洞窟でガロアムシを探し、それから八幡浜まで延々予讃線を乗り継ぐ 九州初訪問のアプローチにはオレンジフェリーを選択
3/12 豊肥本線に沿って九州を横断 渋谷駅ハチ公口に晒されている青ガエルが「今なお現役」の熊本電鉄線にて撮影に挑み、「有明海フェリー」にて長崎入り、末端部分が切られた島原鉄道を使いつつ、第二の聖地、長崎へ。夜はカラオケで一人歌い騒げるか
3/13 チュウジョウムシを上回る伝説のガロアムシ、イシイムシのタイプロカリティの訪問 ここから折り返し、香椎線や筑豊電鉄線に乗車 小倉より高速バスで一気に京都へワープ
3/14 ひたすら来た道を引き返す あと3日で貨物取り扱いを終える岳南鉄道線へ、5年ぶりの訪問 そして六郷へ…

費用は食費を除いて28000円ほど。高速バス代が3400円かかってしまうのだが、これに乗らないと精神的に非常な苦行を強いられてしまうので考えに考え抜いた末での選択であることを付け加えておきたい。また、パソコンはやっぱり邪魔でしかないので持ち込まないことに。

細かい行動予定、予算の選定を行ったために非常に目が疲れてしまう。

午後、図書館に移動して細胞学対策を始めるも、こちらは有機と違ってやる気が起きない。早めに験対策を始める戦略をとらなかったツケが回ってきたのだが、まさに自業自得である。暗記に走るには記述量が膨大すぎて、最悪ヤマを張るしかないのかという程度には自体が逼迫している。頼みのノートは字もさることながら、図の歪さがはなはだしく、いったい何のためにノートを取っていたのか途方にくれてばかり。やる気が出ないときにはついつい『ホンモノの敬語』に手が出てしまう。そして気がつけば手元には最新の時刻表、目の前にはパソコンが… とにかく旅程はもう決まった。これで心おきなく勉強に集中できるはずだ!

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明日はみっちり細胞学対策をしますが、昆虫学もしっかりやらないとなあ…  


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2012年03月02日

良くも悪くも貴重な標本

4時起床。

1限:英語基礎(PE)
手ごたえとしては今まで通り。退出は2番目だったが、前回も確か2番目辺りで、同じOさんに敗れた気がする。

2限:昆虫機能制御学
論述問題が5題出されたが後半3つは生物検定の方法を自分で考えよと言うもので、なかなか手ごたえを感じる。文章を書く分には困らないのだが、果たしてこの論述内容は果たして生物検定手法にふさわしいものだったのだろうか…

雨も降ってきたので一旦帰宅し体制を整え、バスにて図書館へ移動。後に提出するポスターの整備を行う。

TOFEL ITP試験
前回やったときよりも参加人数が多いのはひとえに生物学類で受験費用を負担したからに違いない。
テストそのものの手応えとしては、リスニングパートでは前回と何も変わった感じがせず、大体の会話が聞き取り不能状態。しかしながら、文法と読解分野では「解答戦略」というものに大分配慮できた(こういう設問にはこう答える、という対応がスムースにできた)ので、ひょっとしたらスコアが前回の510を上回ることも予想される。大体、TOFEL講座を全部出席したものとしては、スコアがあがっていないと大学側を悩ませかねないので、その辺の自負(参加したんだから点数あげないと)はあったのだが、講座のあるときも含めて自学を怠ってきたこともあるので、成果が反映されているのかはまだ疑わしい。

新歓担当者連絡会
予定ではTOFEL試験後図書館で勉強しようと思っていたが、空腹に耐えかねて帰宅し「夕食」 610としては17時台に夕ご飯でも大して困らない、と言うか、あまり遅くなると就寝に影響するのでなるべく早い方がありがたい。夕食を済ませてバスで会場入り。ポスターの提出に長蛇の列ができていていかんともしがたいのだが、610は「最大5枚」という枚数基準を「各場所5枚ずつ」と読み違えて大量にポスターをカラーコピーにかけてしまったミスを提出の際ようやく気が付く。捨てるのは勿体ないので有効な二次活用を考えておこう。
連絡会では新歓祭当日の部屋割りの発表(去年よりアクセスしにくいか?)や次回の連絡会の日時発表(高校の臨海実習に参加するので参加できません)などを聞き、早々に撤退。

帰宅後、およそ1週間後に控えた「ガロア教徒の聖地巡礼」に、PCを持ち込んでみようかと本気で考えてしまう。暇つぶしには数冊の本を持っていくつもりだが、よく考えればPCを持ち運べばネットカフェに泊まる必要は無い。610のノートパソコンは画面が大きい上にバッテリーが2時間程度しか持たないので日中は利用する意義が薄いのだが、電源が確保できる夜間(船、待合室、カラオケ)には活用できる。
そういうことをふと思いついたので、万が一の場合に備えたバックアップを突然開始。そのため就寝時間がだいぶずれ込んでしまいそうだ。

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土日は試験対策と旅程の最終決定に充てたいと思います。  続きを読む


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2012年03月01日

積極的退室

試験日ということで3:30起床。だがテスト勉強そのものは5時になるまで開始せず、しかも30分やったところで眠気と胃もたれに襲われて1時間の二度寝。それでもまだだいぶ時間が残されているので気にすることはないし、今日の範囲に限ってはそこまで重いわけでもない。

1限:テスト対策
自室にてロシア語の対策。しかしあまりはかどらず、結局は元素記号の周期表を高校時代のCaから大学レベルのKrまで延長して覚えなおす。

2限:ロシア語基礎B
少々基本単語が覚束なく、格変化は表を書きだせば解けたのだが、はじめはそのまま取り組んでいて詰まった。活用表が頭の中に入っているとはいえ、それを「頭の中で」運用させる能力はまだまだ身についていないことを実感。この状態で勉強をやめてしまうのは非常にもったいなく感じる。もちろん来年度は最低1つはロシア語の授業を取るつもりだ(ついでに「ロシア政治」「ロシア・東欧の国際関係」も取るが)。

3限:テスト対策
昼休みにカセキさんからやどけんの新歓ポスターを頂くが、これが力のこもった超大作なのである!
ここでは公開できないかもしれないが、生き物好きな新入生が気を惹かれることうけあいだ。
図書館はどうせ混雑しているだろうからやどけん部室にて化学対策を続行。ここで延々と「混成軌道の辞書的説明文」の暗記に努める。

4限:化学Ⅲ
「生物学類生最速の退室」を狙うべく、出口に近いところに陣を貼る。過去問を見れば配点も書いてあるし、テスト前の授業ではテストの解説をなさるし、しかも出席が成績判断の3割を占めている。このような単位への配慮が行き届いてはいるが内容がちんぷんかんぷんな科目に対しては「丸暗記と解く問題の限定」が最善の戦略だと610は考えている(全ての科目に当てはめてはいけないだろうが、そうしてしまっている)。対策に取り組んだ時期が早かった分だけ、理解はしていないが反射的な回答ができる。しかも今年は「自分で問題を設定し解答せよ」というボーナス問題まで添付されている有様で、ここで予め解答を放棄した問題文の点数を回収し、そそくさと退室。うまくいけばA評価がいただけるかもしれない。
丸暗記にすべてを頼っていてはくぐりきれないだろうが、早め早めに手を付くことができれば、テスト当日は最速30分で、自分の意志で授業を切り上げても怒られない。特に一番最初に抜け出すとなると非常に爽快だ。

5~6限:標本製作バイト、買い物、テスト対策を少々
バイトの時間は通常授業と同じ時間に設定していたので、それまでは図書館で明日の試験の対策をほんの少し。化学Ⅲと違ってこちらは累計数分程度しかテスト対策に打ち込んでいないが、英語の方は3学期通して成績が付くので多少コケても痛くはないし、昆虫機能制御学の方は小テストで40%以上の得点をすでに確保している。
バイトではFITのパーツづくりに従事。FITはfright interseption trapの略であって、本日組み立てたものは恐らく木などに吊るすタイプ。屋根のついた御触書を透明のアクリル板で作って外に置いておくと、陽気に飛び回っている虫はその存在に気付けず触書に正面衝突する。そうするとたいていは落下するので、それをキャッチするケースを触書の下にくっつけておき、大体1週間くらい野外放置をしてさまざまな昆虫を採集するのだ。610が来たころにはすでにFITを吊るすフックを作るべくハンガーを折り曲げていた最中で、これがなかなかつかれる。Iさんのポケモン・ドラクエサントラの熱唱を横で聞きつつ、「テリーのワンダーランド」がとてもやりたくなってくる。これは610が初めて体験したドラクエの世界であって、小学1年のクリスマスプレゼントで手に入れたものだったと思う。じんめんじゅがボスのダンジョンで流れるBGMの寂しさがとても切なく感じたものだが、だいぶ月日が経ってからⅣで聞いてまた感動したものだ。


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明日は午前中はテスト、昼間から3時間Tofelテスト、夜には新歓連絡会と予定が詰まっております。早起きは必須です。  続きを読む


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