2012年03月09日

高校の3年間も卒業後の2年間もあっという間

気が付いたら7時起床。やはり自宅にいると早起きがし難いものなのだろうか。早起きしたら散歩にでも行きたかったところだが、外を見てみると雨…

・靴の購入
宝篋山で盗まれたか捨てられたかして、靴が無くなってしまったのが去年の5月の出来事。それからは近くのホームセンターで見つけた安い作業靴をはいていたのだが、欠点は靴底が裂けて雨の日はまず履けないことと、枯れた茎や枝が足の裏に刺さりそうな目に遭い、草むらに入るときにも履けないということ。
なので川崎でまっとうな靴を買おうと思ったのだが、一人暮らしをしているせいか、靴にお金をかけること自体が異様なことのように感じる。結局¥3900のものを買ったが、これとて610には理解しがたい料金設定である。これだけあれば東京から大阪まで夜行バスで行けるではないか…今回の福岡→京都だって¥3400だというのに…

・ブータンシボリ
一旦帰宅し昼食を摂ってから用賀へ。ここから結構歩き、以前収穫祭に行ったときは迷ったのだが、今回はそれほど時間をかけずに到達。食と農の博物館へ入るのは高1以来だ。



近接撮影はご遠慮くださいとのことなので撮影はこの1枚のみにしたが、610にはブータンシボリとその他のシボリアゲハとの区別がよく分からない。ただこの標本箱の刺繍がブータンらしくて気に入る。
ちなみに展示の期間が25日まで延長するそうなので、お暇な方は是非ご覧になってみてください。入館料無料です。













・高校の卒業式へ
農大通りを歩いて小田急線→千代田線利用で高校へ。
農大通りに古本屋を見かけて立ち寄ってみたが、土地柄農業関連の書物が豊富で、とくに植物系が多い。昆虫ブースもあり、日高敏隆著『昆虫という世界』というものが¥210で売っていたので購入。今日は雨だったため買うのはやめておいたが、『昆蟲學概論』という戦前に書かれたであろう教科書に一目ぼれしてしまう。これを買うためだけにもう一度この古本屋に行く意義はあると思う。『極光のかげに』初版本も欲しいところだ。






高校にやってくるのはおよそ6か月ぶり。ふと33Rの窓を見てみると、遠い目で(?)外を眺めている女子生徒の姿が目に入り、途端にとても切ない思いがぶり返す。彼女にとっての33R生活も、高校生として過ごした3年間も、今日でおしまいなのかと思うと2年前の自分に重なるものを感じた。
いつのまにか新たな体育館が完成しており、今年度からここで卒業式が行われることになるという。砂防会館へ行くことはもうないのか…
来校者名簿のある玄関から入る礼儀を忘れてしまい、直接生物室へ。天文部との合同で卒業パーティーを行うとのことで、随分人口密度が高いことに驚く。610が現役のころはもっともっと濃厚でとんでもない(これは批難ではなく誉め言葉のつもりである)先輩方が多かったように思うが、だいぶ浄化(?)された様子がよく分かる。その濃厚な血を受け継ぐ末裔ともいえるKさん、浄化第一世代(?)のKさんがすでに到着している。
Hope君はなんと理Ⅲを受けたそうだ。受験者自体ここ数年いなかったのではないだろうか。これは是非とも受かってほしいなあということで卒業祝いになぜか山かますをプレゼント。
1年生のI君がやたら610の情報に詳しく、何故かロシア語を勉強していることも知っていた。610は生研関係者にロシア語の話をしたかどうかは思い出せないが、多分していないだろう。もしかしたら彼はこのブログの存在を知っているのかもしれない。そうですねえ見てたらコメントください(´Д`)
そのI君が入手したクラゲやシラスウナギは今までの生研でも飼育したことの無いジャンルのものなので、これは興味深い。クラゲは星陵祭の時に展示できればウケがいいかもしれない。
そんなこんなでいろんな話をしたが、ああ高校時代っていいなあ…というのを強く感じる。610にとっては「活発な生研」は3年のほんの一時しかなかったので、1年の頃から人数にも恵まれて、合宿にも行けたり多くの生き物に囲まれていたりすることは非常にうらやましい。610の時代にはなかった学校全体の環境変化という問題があるが、ぜひ今年は校内産タマムシを再び見つけ出してほしい。

ついでにT先生に会いに行く。いま610の髪の毛は人生で一番と言い切れるほど長い状態であるのだが、そのことに関しては特に言及はなく、「お前飯食ってんのか!」と一括されるにとどまる。こう見えて、体重の方も過去最高の57kg台なんですけどね…
理科ponの動向(先生も把握してないそうだ)やつくば受験者について(先生の耳には1名しか合格報告が届いておらず、東大受験者が今年は多いとのこと)、来年度のこと(音速で情報が伝播するのでここでは書けない!)などを伺う。

・買い出し、支度
新橋で18きっぷを買い、旅行に行く実感が湧いてくるとともにやる気が出てくる。

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いよいよ明日から「ガロア教徒の聖地巡礼」が始まります。チュウジョウムシに関しては発見の可能性はゼロではありませんが、イシイムシの場合はタイプロカリティに行くことに意味があると思っております。また、今回は虫探しだけでなく、6つのローカル私鉄線と4つのフェリーに乗ることも目的なので、仮に何も採集できなくてもさして落ち込むことはないでしょう。
PCは持ち込まない上に、ネットカフェにも滞在しない予定なので、ブログの更新は15日まで放棄いたします。twitter上では少なからずつぶやくと思いますので、610の動向が気になるようであればそちらもご覧になってください(プロフィール写真下にリンクがあります)。
今回は寝坊しそうな気がするから、徹夜しようかなあ。ただ、このブログを仕上げた段階で猛烈に眠く、迷っております。「仮眠」と言うことにして少し寝た方がいいかもしれないな・・・  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(2)