2012年01月06日

いまだに眠気が取れない

7時半起床。体中が痛い…

3日から断続的に読んでいた『セックスボランティア』を読了。障害者の性について語られる場というものを、610は昨年新聞で記事を見るまで知らなかったのだが、日常生活を送っているうえで障害者の性欲について考える機会なんて今までなかったし、誰からも語られることもなかった。大体、大っぴらに考えること自体が禁止されていたのではないか。障害者にも恋心があり、誰かと結ばれたいという思いがあるとすると、多くの健常者の抱く幻想が崩れてしまうから、それを無かったことにしたいという想いで優生保護法が作られ、610が生きていたころまで残されていたのではないだろうか。
それはさておき、この本を読んでいて、例えば障害者専門の風俗店があってそこに行く男性や、女性のもとへ赴く出張ホストについて、結構具体的なサービスの内容が淡々と記述されていたりするのだが、格別610にはどうってことだと感じられない。それは昨日述べたような現実感の乏しさがあるのかもしれない。ただ、もし自分が彼(女)の介助を行うという場面を想像しようとしたら、それは非常に変な気分になる。障害者の介助の経験も乏しいし、性的な体験も無いのだから仕方のないことなのかもしれないが、果たして「仕方がない」として当面の問題から目をそむけて良いものなのだろうか。
こういった本を読むことに抵抗がある方もいると思うが、まずは解説だけでも読んでみることをお勧めしたい。

昼食後に土手へ。トノサマ、ベニシジミは見つけられないがホシササキリ幼虫を確認。






ツチイナゴは先日見つけたものと同一個体かもしれない。
そして新顔のネコに遭遇。



毛並みがきれいだなと思って手を伸ばすのだが、指先がわずかに鼻にくっつきはするがそれ以上は触らせてくれない。
それから鳥見。よくよく考えると、六郷干潟には結構いろんな鳥がいるというのに、それらに関してあまりに無知なのは非常にもったいない。GXRがあればズームが利くので今までよりも撮影に恵まれるのだから、これを機に少しは鳥の名前を覚えていきたい。


普段もっともよく見かけている(と思う)オナガガモ。夜明け頃に川沿いを歩いていると、このカモたちが一斉に水面にくちばしをつけてぶるぶると音をたてているのだが、それが何とも奇妙だ。そうしている時にピュルピュルと鳴くのもまた面白い。
このオナガガモ達の群れを尻目に、一羽やや急ぎ目にこちらへやってきたのはオオバン。



アシ原の近くでエサを探していたようだが、カモに気を取られていたらいつの間にかいなくなっていた。何だったのだろうか…
六郷干潟では、バードウォッチングの盛んさは虫探しの比ではないのだが、そこに若い人の姿を見出すことができない。鳥見の方が虫探しより世間一般に受けやすい(観るだけだから採集→殺すという昆虫採集よりも自然にやさしいと思われそうだから)と思うだが・・・

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明日はこの切符を使って鶴見線乗りつぶしでもしてこようかと考えています。休日には1日3本しか列車のこない大川支線を攻略するついでに海芝浦で日の出を見られるかもしれません。この切符のおいしいところは「川崎から使えるフリーきっぷ」という所で、つまりは一時帰宅が可能だということです。日の出と大川攻略を終えて一旦帰宅し、鳥を見てからお昼過ぎに扇町のネコに会いに行くことも、鶴見のブックオフに寄ることもできます。
願わくばこの切符、通年販売になると嬉しいのだけれど…  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(2)