2017年07月06日

2017. 7. 3 - 7.6 の人生

7.3
最近うまくいっていない厚切り連続切片づくりのブレイクスルーを期待して、いろいろな仲介材を使った切片を切ってみる。切れ味、染まり具合ともに問題なし。だが封入してみるとしわが…ということはつまり、脱水・透徹の過程に問題ありか。

7.4
昨日の失敗から目を背けるべく、1年半ぶりにTEM用の超薄切片を切る。グリッドにすくい上げる工程であまたの切片を失う。
TEMの予約をしようとしたところ、できない。進学の影響で一から登録しなおさねばならないらしい。そういう人生であった。

7.5
おとといの失敗をBOSSに相談して得られた支持を実践に移す。すなわち、いろいろな封入剤を使った封入をしてみる。とりあえず、透徹を省略してそのままバルサムで封入してしまえば短期的な問題は解決。ものの本やパンフレットを見ると、透徹することの必要性が説いてあり、その省略が長期的には観察に支障をきたすようである。だが透徹したら観察がそもそも困難になることを思えば、こうするよりほかに術はなかろう。

7.6
ふとやる気が飛んで行ってしまったので、とりあえず手を動かすことを考える。シリケンイモリの水槽を掃除してから、切片のスケッチ。これもまた久しぶりだが、私は今まで一体何を観てきたのかといわんばかりの汚い線画しか書けず無力さを感じる。まあこれは書かなければ上達しないだろうし、今の時点で下手ということは書いている量が圧倒的に少ないことの裏返しである。精進すべし。

最近、昼食後構内の草原を双眼鏡で眺めるのを日課にしている。双眼鏡を扱う喜びを充足できるほか、バードウオッチングで気分転換を図っている。最近驚いたこととしては、アオジのさえずりがたいそう美麗であったことである。アオジの印象といえば、つくばにいたころ、藪に潜んでいてなかなか出会えない地味な小鳥という印象しかなかった。そういうこともあり、イタドリに陣取って高らかにさえずる鳥の正体がアオジだとわからず、はじめはコジュリンかと期待してしまっていた。
あとはホオアカを初めて確認したことである。毎年夏になるとBOSSがホオアカについて言及していたのだが、いまだかつてその存在を確かめたことがなかった。草原の奥の方にいることが多く、フィールドスコープを担ぎ出さないとしっかり観察できないのがやや面倒だが、夏の高原を代表する鳥ということもあり、見ごたえ充分。昔はノジコやノビタキもいたというが、最近全然いないらしい。こいつらを見つけ出せるだろうか。
  

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2017年07月02日

2017. 6. 29 - 7.2 の人生

6.29
どのようにして生きていたか思い出せない。

6.30
切片を切ったりして生きていたはずである。だいぶ切る方には慣れてきたが、組織切片標本としての出来はあまりよくない。電顕観察用の資料とするなら何とかなるかもしれないので、早急に、それはそれは早急に、試料づくりを進めていかないといけない。
送料無料かつ800円で落札したOrinoxという双眼鏡が届く。これはカメラが付いていて、覗きながら撮影ができるという代物である。まあ、このような複合機はすたれる運命にあるのが常であり、実際に今はフィルムが無いのでカメラとして活用することはできない。双眼鏡としての魅力を特に感じているわけでもなく、一度は現物を見てみたいと思っていた程度であるので、しばらくしたらどこかへ旅立つことだろう。


7.1
起床して、とある方からいただいて以来手付かずであった、Nikon 7x35E のクリーニングに着手。接眼レンズやプリズムにはびこっていた汚れやカビを、中性洗剤をつけて除去。本来はレンズなりプリズムなりを本体から取り外して洗浄するべきだが、現状では元通りに復帰させるのがきわめて困難なため、多少水が入ってもやむなしと割り切り、洗剤とアルコールで掃除。結果、見違えるようにきれいになる。対物レンズ内側のカビという大きな課題のため視界に白い靄が入るものの、それを気にしなければ普通に使えそうだ。
大雨の中買い出しに出かける。来週に他大学の実習があって食堂が使いづらくなることや、月末の実習でのTA業務を見越した基礎体力の維持・促進といったことから、今のうちに作り置きをしておかねばならない。五目煮・ゴーヤチャンプルー的なもの・肉じゃが・ドライカレーを数時間かけて創成。ドライカレー作りは、買い出し前に見ていた作り置きサイトに触発されて思い立ったのだが、数多くの野菜をみじん切りにする工程ですっかり疲弊してしまった上に、煮汁を飛ばすのに時間がかかり、想像を絶する激務であった。
自炊で疲弊したため、研究の進捗はなし。

7.2
研究室の先輩がサンプリングのため信州に訪れるということで、ラボメンバー一同助太刀に出かける。今年は虫の発生が遅れているようで、結果的にほとんどサポートできずに終わってしまった…現場ではサンショウクイがよく鳴いていたが姿は確認できず。
本日は朝からどうしようもなく眠たく、午後はやる気が出ない。そこで構内でバードウォッチング。以前コジュリンの可能性を示唆した鳥はアオジであったことと、ホオアカの存在を確認。アオジ、つくばにいたころは藪にいる地味な鳥という印象しかなかったが、繁殖期のさえずりの美麗なことに驚く。ホオアカに関しては、アオジを確認するため引っ張り出したフィールドスコープをいじっているときに視界に入ったもので、顔がよく見えない段階ではいつものホオジロかなと思っていたのだが、頬が赤かった。光源の夏の鳥の代表格を見ることができて満足であった。
帰寮後引き続き鳥見を継続するとともに、昨日掃除したNikon 7x35Eの性能チェック。はじめは、覗くたびに目が痛くなり、光軸がずれてしまったかと落胆していたのだが、左右の対物レンズを交換したら元に戻り、光軸合わせの厳密さを身をもって体感。逆光下では使い物にならないが、それ以外は特に問題はない。鳥は、コムクドリがものすごく多く、アオジもだいぶさえずっており、いい気分であった。  

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2017年06月28日

2017. 6. 27, 28 の人生

6.27
良好な樹脂包埋試料を得るための準備の第一段階、寒天包埋・オスミウム後固定・洗浄を行う。
後輩がゼミで論文紹介をする。これまで主に読んでいた論文ということもあり、とても上手に発表してくれる。先輩たちも発表しないとなあ・・・
夕方は常駐学生と外部からの長期滞在学生一同で山を下りラーメンを食べに行く。

6.28
昨日準備した試料の脱水および樹脂置換を行いつつ、電顕の教科書や先輩方が残していったプロトコルなど目を通したりして勉強する。
英会話後、DeNA対広島戦をTV鑑賞。4月末の球場観戦を皮切りに、TVにおいても投手戦にぶち当たることが多く、どちらかというと静かな試合に慣れていたのだが、今回はDeNAの熱い反撃をちょうど目の当たりにして楽しい気分になる。  

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2017年06月26日

2017.6.24-26の人生

6.24
午前中に買い出し。昼、草原で見慣れない鳥を目撃。顔は黒く、翼は茶色、腹は白。大きさはスズメくらい。となると、コジュリンだろうか。
夕方、山を下りホタルを観察。ホタルは昆虫とはいえ発光すれば「点光源」なので、Ultima 7x50が大活躍。肉眼では暗闇だが、双眼鏡を通すと点光源がたくさん現れる。これはすごい。極めつけは、水面を泳ぐカルガモらしき水禽すら見逃さない点。

6.25
川めぐり。カワゲラなどには目もくれず、ミヤマカワトンボやアオハダトンボを双眼鏡越しに観察したり、採集に挑んだりする。彼らはたいてい、流れから顔を出している岩や岸辺の草の上にとまっているので、川に入らずとも見つけやすい。適度な大きさで、じっとしていることも多く、眺めていて飽きない。

6.26
先週受けた某学芸員試験の不合格通知を得る。たまたま集団面接を受けた方々の中に一時合格者がいたので、その人の様子を思い返してみたが、さもありなん。日中は切片を切って過ごしたり、樹脂資料作成についてBOSSから助言を得たりする。  

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2017年06月23日

2017. 6.22, 23 の人生

6.22
朝、家賃を振り込もうとしたら、財産が不足していることに気が付く。昼過ぎに下山しお金をおろし解決。この1か月、なんだかんだ消費したからなあ…本業のほうはやる気がわかずあまり進まないが、とりあえず切片を切る。調子に乗って1ブロックに10卵もぶち込んだものを切ってみたが、ブロックの質がよろしくない。7卵に数を減らしたものは問題なかったので、これが実用の限度か(多すぎると観察が大変なので、現実的ではない)。

6.23
やる気が回復し、別の切片を切る。夜、びっくりするニュースが入る。  

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