2020年12月21日

2020. 12. 19 - 21 の人生

12. 19 疲労のため午前中は休養。主人を相手にセミナー発表のプレゼンを話してみる。前半の研究の説明が聞くに堪えないとお叱りを受けるので、もう少し楽しそうに話すよう心がけねば。それからコインランドリーやスーパーに出かけて所要を済ませる。夜、かしわ店なるものを地図上に発見したのでこれはなんだと疑問を呈したところ、主人から、それは鶏肉を扱う店だとの回答を得る。たぶん人生で初耳の情報であり、勉強になる。夜は『勇者ヨシヒコ』第2部の鑑賞を開始。

12. 20 昨日よりも早く目を覚まし、行動に出る。すなわちハクチョウを身に水場へ出かけてみたのだが、あまりの強風・寒さに軟弱鳥見(風の来ない車内より観察)をする始末。しかしいつみてもハクチョウはあほな顔をしている。あんなに体がでかいのに頭が小さすぎるし、何なら目が狙いすましたかのようなつぶらさ。オナガガモなども似たようなプロポーションであり、主人もろともにかれらをあほどもと称しては楽しんでいるのだが、きっとやつらは我々のことをあほだと思っているんだろうなあ。家に戻って昼ご飯を済ませたのち、出ラボ。思いもよらず食料品を手に入れる機会に遭遇。コオロギの様子をみたりスライドを話したりしてみる。D論の研究については完全に予備審査を乗り切るスタイルが身についてしまっており、無意識に話すと原稿棒読みになってしまうのだが、それでは聞き手はつらいだろう。ということでもう少し楽しそうに語るすべを努力して体にしみこませていく。ちなみに中腸の研究はカワゲラの研究とは打って変わってかなり楽しそうに話しているらしい。それは確かに実感としてもよく感じるので、その状態に近づけていく。おそらく審査の合格を目的とする話し方よりもだいぶラフになるのだが、考えてもみれば、私も他者のスライドを聞いただけですべてを理解できるわけではなく、大枠として分かればよいとも思うので、多少不正確でも問題なかろう。
帰ってきて夜は再び『勇者ヨシヒコ』。主人曰く、展開がゆっくり過ぎて見ていてイライラしてくるとのこと。私にはこのくらいのテンポがちょうどよく、かつ大変楽しいのであるが、頭の切れ味の違いをまざまざと見せつけられているような気もしてくる。

12. 21 朝はちょっと眠い。出ラボをして午前中はコオロギの寒天包埋など。午後は生き物チェックをしてからスライド準備。各種手直しとかさらなるリストラをかけたりする。精一杯減らしているつもりであるが、いっぺんに2つの研究を放そうと欲張っているからか38分くらいかかってしまう。これは予備審査と同じくらいの話時間であり、練習をするのも一苦労。そうこうしているうちに、コロナの影響でまたもセミナーの延期が決定し、話す機会を失う…所属機関で顔合わせというか自己紹介をする機会は翌年に持ち越されてしまった。誰それ状態がまだ続くのはちょっといたたまれない気もするが、逆に考えればこれほど自由な時間もこの先そうはないのだから、いま余裕のあるうちに少しでも研究の蓄積を増やしていきたい所存である。



Posted by Impulse610 at 21:23│Comments(0)
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