2019年12月30日

2019年を振り返る+ちょっと来年の抱負

ラボブログを書いた影響でこちらにも何か書かないとということで、1年を振り返ってみます。今年は色々あり過ぎた・・・

1月
・インフルエンザ 13~15日 年末にも一度罹患しており2度目の苦しみ
・本審査 22日 予備審査よりずっと楽な思い

このころから切片を切りまくり、器官形成をみたいと感じるようになる。

2月
・両家顔合わせ 11日 予備審査の100倍緊張
・実習TA 18~22日
・テレビ出演 20日 地上波デビュー&ご報告
・代車が高速でエンストして死ぬ思いをする 24日

3月
・学生最後のTA 4~8日
・BOSS退官記念講演@つくば 9日
・南半球行について思わぬ解決策 21日
・BOSS退官記念講演@上田 23日 カワゲラ研究の大先輩に初めてお会いする
・学位授与式 25日

4月
・学生寮退去および新居へ引っ越し 1日 ここに住む日が来るとは…
・オフィスの引っ越し 3日 
・ろくもん号をカーフェスに出展 28~29日

申請書に苦しんでいた時期。

5月
・十日町のカーフェスを見に行く 4日
・カワゲラ懇談会@東京 10~12日 人生ではじめて記憶を失うほど飲んでしまう…
・某申請書提出 17日 非常に苦しい作業であった…
・高校生物部OBOG会 26日
・学会(節足)@東京 31~1日

6月
・挙式 9日
・婚姻届の提出@秩父市 10日
・旅行@宗谷地方 10~18日 レンタルした防振双眼鏡が大活躍!荒天の影響で利尻島に閉じ込められるなど

7月
・パスポート記載事項変更 5日
・解剖娘来菅 10日~月10日
・プロ野球観戦 15日
・仮剥製づくり 20日
・スマホ入手 22日 10年2か月におよび活躍した922SHとお別れ
・カワゲラ研究の中断 30日 コオロギ研究計画が持ち上がる

今思うと割と平穏な1か月だったかも…

8月
・実習 5~10日 いつもより遅めの開催だが無事におわる
・信州昆虫資料館ライトトラップ 10日
・主人らと秩父で遊ぶ 11日 じんましんが全身にでてしまう
・四阿山~根子岳縦走 17日
・コオロギ購入 18日
・毛無峠の魅力を知る 25日

後半は公募や学会準備をしていたらしい。

9月
・主人、主人の友人夫婦らとともに毛無峠 7~8日 熱中症になり嘔吐するなど。涼しいところに住んでいるとはいえ、他人事でないと痛感
・学会(動物)@大阪 11-13日 初めての大規模学会で色々ビックリする。発表は微妙…研究分野の近しい人たちと交流
・学会(昆虫)@弘前 14-16日 ポスター賞受賞。ここでも色々な昆虫学者と交流
・論文投稿 19日 
・水生昆虫談話会@野辺山 21-22日 主人から発表のやり方にダメ出しを食らう
・某申請書結果発表:面接候補 30日 うーむ…

後半から本格的にコオロギ研究が始まる。

10月
・電子顕微鏡技術認定試験 5日 無事合格
・下田交流会 11日
・台風19号 12-13日 秩父で過ごしたがこちらは大丈夫、一方で上田がだいぶやられてしまった 13日の龍勢祭りは予定通り
・科研費提出 28日

後輩が交通事故でこの世を去ってしまい悲しみに暮れる。

11月
・ジャパンバードフェスティバル~主人の思い出の場所散策 2日 後半は風邪を引いたらしく非常にしんどい状態であった
・標本室の引っ越し 14日
・サークルOBOG会 16-17日 現役世代のバイタリティに驚く
・セミナー 30日 カワゲラ要素ゼロのコオロギの発表

インドカレーにはまり始める。南半球でのカワゲラ採集が実現できそうになる。4分スライドや公募書類の作成をする。10月に採卵したナツアカネも研究に使えそうな機運が高まる。

12月
・秩父夜祭 2-3日
・4分面接 3日 できる限りのことはしたが…
・オオマシコ観察@埼玉 8日
・面接結果開示:補欠 26日 こりゃあダメかもなあ

コオロギのTEM観察と南半球関連の書類づくり。

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今年は公私ふくめて大きな出来事が沢山ありました。また上にも書きましたが、今年は体調不良に見舞われる頻度が多かったようにも思えます。来年はもう少し穏やかな1年となってほしいです。

研究に関してもう少し書き足しましょう。今年初めに無事に学位を得られました。BOSSの退職と同時に学位を得るというのは研究を始めた当初の大きな目標でしたが、色々な幸運もあって無事に達成でき、たいへん安堵しています。
さてここで、学位を取った後にどうするかですが、研究当初から揺れに揺れていた将来計画は、だんだんと研究職を目指す方向に固まりつつあります。これは割といばらの道なのですが、どうせそうなら、ほかの研究者でも手を出しやすい分野に挑むよりかは、もう少し自らの独自性を極めるような方向に行くべきではないか、という思いであります。確かに色々できたらそりゃあ素晴らしいですが、あいにく私にはそのような才覚はなさそうですし、自分の研究分野ですらまだ一人前とは思えません。ならば、次のステップとしては、今までの研究をベースとして己の技量を磨き、試すような方向がよいのではなかろうか。ということで、この1年は修業期間のようなもので、ひたすらに切片を切りまくってまいりました。論文を出すにはもう少し時間がかかりそうですが、来年の終わりころにはいい塩梅に進展していることを期待します。
上記の切片切りまくり研究がこれからのメインとなる一方で、その間論文が出ないのもしんどいので、来年は南半球のカワゲラ研究に着手する予定です。今まではその辺に沢山いたのでサンプリングも気楽でしたが、国外での採集はそうもいかないようです。今回は比較的規制の緩い国に行く予定ですが、それでも(ほぼ日本側の)様々な理由によって面倒な書類を用意することとなりました。このあたりの問題はおおむね解決できましたが、不安な点もいくつか残ります。一番の懸念はやはり、カワゲラを採集できるかという点です。ベストな時期に渡航できないので読めませんが、メスが1匹でも採れれば最低限の論文は書けるので、何としてでも確保したいところです。
来年度以降の立場ですが、年末の面接結果が「補欠」となってしまったので、なかなか厳しい状況です。万が一採用されれば別の研究機関に行けますが、今はそうならない方向で考えています。こうなりましたら、もう一生、ご主人様に対して頭が上がることはなくなってしまいますが、サポートいただける以上は精一杯研究しなければいけません。もちろん、研究に差し障りのないように研究費の申請をしていますが、こちらは某申請書よりかは見込みがあるので何とかなるでしょう。もしかしたら、純粋に研究を進めることだけを考えれば、いっそ不採用になった方がいいのかもしれません(あとは私が、そういう状況で精神的に参らない面の皮の暑さというか図太さというか、そういう図々しさを獲得しさえすれば・・・)。



Posted by Impulse610 at 19:43│Comments(0)
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