2015年12月23日

life of 22.12.2015

今朝は7時起床25分出発,午前中はレジュメの準備と卵固定,午後は避難ばしごの説明会を受けてからゼミ.
Sebastian Büsse, Thomas Hörnschemeyer, Kyle Hohu, David McMillan & Janice S. Edgerly (2015).
The spinning apparatus of webspinners – functional-morphology, morphometrics and spinning behaviour. Scientific Reports , 5, 9986.
http://www.nature.com/articles/srep09986
シロアリモドキの絹糸腺構造の3次元再構築を行い,絹糸腺関連の形態計測値と紡績行動の関係性を研究した論文.だが,イントロで立てた仮説を考察できちんと検証しないとか,そもそも結果がエレガントではないとか,あとはBOSSたちが裏事情を知っているゆえ導き出された「本気さを感じられない」という論評などにより,完成度の高い仕事ではない印象であった.
その後は先輩が知り合いの方から入手したホシハジロの解体を行う.




ホシハジロ自体は多摩川で見たことがあるが,間近で見るのは初めて.しかし,なんと翼の小さく,足・尾羽の短いこと!潜水をする上での適応の結果とはいえ,こんな小さな翼ではるばる飛んでくるのかと思うと大変そうだという感想しか出てこない.今回は食べることが目的なのだが,翼や足(指の間に水かきが発達している!),首から先は標本作りの許可を得ていただいてから,羽をむしり,表面をあぶって取り切れなかった羽を除去し,内部形態の観察も兼ねて内臓をより分ける.思えば哺乳類は何度も解剖して内臓を見てきたが,鳥をじっくりとみるのは初めてかもしれない(普段仮剥製づくりをする際は,内臓は胸部・腹部の筋肉と一緒に取り除いてしまうのでじっくり見ないのである).肺が思っていたより背側に会ってすぐに見つけられなかったこととか,心臓の上に渦巻き状?の気管様構造物があり,これが美しい鳴き声の発信器官かもしれないと推論したことなど,中々に印象深いものであった.
その後寒天包埋を行って帰寮.

~・~・~


起床時の体重:54.4kg

朝食:味噌汁の残り(キャベツ,ダイコン,ホウレンソウ,サバ,マグロ),もち2,バナナ2,ココアwith低死亡乳1

昼食:お茶漬け1,梅干し1,りんご1,ココアwith低死亡乳1,抹茶のお菓子

間食:バームクーヘン(チョココーティング),コーンスープ1

夕食:味噌汁(キャベツ,ダイコン,ホウレンソウ,サバ,マグロ),ごはん1,りんご1,納豆1



Posted by Impulse610 at 08:19│Comments(2)
この記事へのコメント
お久しぶりです。
先日はお世話になりました。

ホシハジロの解体、興味深いです。渦巻き状の気管は鳴管ではないでしょうか?
私も、友人と先日大学の係船場でキンクロハジロの死体を拾ったのですが、解体まで至りませんでした。

次、手に入ったら解体と標本作りをしてみたいです。
Posted by rvstone313 at 2015年12月24日 00:52
rvstone313 さん

お久しぶりです.
今回はあくまで食べるための解体でしたが,水鳥の適応的な体つきにビックリしました.鳴管,おそらくそのものだったと思われます.
鳥の場合は羽毛だけでも十分な標本を得られますから,機会があればぜひチャレンジしてみてください.
Posted by Impulse610Impulse610 at 2015年12月24日 19:34
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