2015年10月31日

без названия

久々の更新となりました.奴隷は厳しい状態にありますが生きています.
12月初旬にセミナーがあり,そこで15分のプレゼンをすることになるので,当分は激しい隷属がつづくことになります.多分こんな感じで1週間~数週間に一度の更新になるでしょう.

10-31
午前中から上田に買い物に出かける.一番のターゲットはタイヤのホイールだったが中古のものを8000円で入手(予想していたより安い).その他,先日切れたソフトテニスの代替なども入手.
ちなみに本日はさなだのそば祭りというものがあり(数日前から有線放送でしきりに宣伝していた),地元で採れたそばが振る舞われるとのことで食べに行って見たのだがなかなかおいしい.ただ状況上待ち時間が長く45分程度無為な時間を過ごすこととなった.

10-30
固定,電顕観察,D論予備審査発表練習,樹脂包埋,固定の1日.

10-29
固定,切片試料作り,TEMのフィラメント交換の見学等々に従事.昨日,個人練習用のテニスボールについていた紐が不可逆的に切れ,昼休みのストレス発散の手段を失った奴隷に救済の余地は残されていない.
ただ,汚い切片の中にカワゲラの系統を考えるうえで問題を起こしかねない組織学的知見となり得るような怪しいものが見えてしまい,激しい隷属の中にいくばくかのやる気を得る.

10-28
トワダの胚形成をしっかり追跡するためにはできるだけ細かく時間を区切り,かつたくさん固定しなければならない.そのため奴隷は睡眠時間を削って固定をしながら合間に別の隷属を行うことになるが,これは肉体的にかなり激しい戦いである.この程度の隷属にはへこたれない『無限の体力」を得るためには一層厳しいトレーニングが必須であるが...

10-27
そして3時45分起床.固定,切片制作,激しい隷属が21時頃まで続く.

10-26
午前中は日々の隷属および論文読解,午後はゼミの資料作り,夜にトワダの産卵を目撃した影響で激しい隷属に従事,翌日1時半ごろまで付き合わされる.

10-25
1日をクロツグミの仮剥製づくりに捧げる.

10-24
今回も3時過ぎに帰菅したが,なかなか厳しい運転であった.そして前回も今回もD論準備を行っている先輩のオフィスに明かりがついており,ほんとうの隷属とは何かを学ぶ.
9時過ぎから活動を開始したが大したことはできそうにないので,卵の回収やメールに回答したりして過ごす.さて夕方からテニスをしようと思ったが今日はそもそもやっておらず,真っ暗なテニスコートを前に現実を悟る.まあその分,とっとと帰寮し休むことができるのだが…

10-23
授業二日目は蛍光抗体染色の一連の作業を行う.待ち時間が多く,その間部室で仮眠を取ったりして過ごす.やはり車中泊の連続は厳しい.

10-22
バイオイメージング演習という蛍光染色の授業を受ける.初日は講義と明日行う実験のプロトコルを組み立てたが,内容がガチガチの分子生物学的手法で,解くべき課題の対処法が全く思い浮かばないなどかなしいじんせいを送る.

10-21
引き続き樹脂包埋・スライド作りを行いながら,ろくもん号のオイル交換に出かけたり英会話に参加したりして生きる.22時に真田からつくばへ向けて出発したが,いつもと違うルートで行ったところ,特に急いでいる訳でもないのに4時間(過去最速レベル)で着いてしまった.久々にCATSを聴いてみたがなかなかいい気分になる.

10-20
奴隷復活.樹脂包埋の準備を進めつつ,12月初旬のセミナーに向けてスライド作りを行う.奴隷の悪い癖として,以前の蓄積を適宜利用しながらも,発表の度にデザインを全面的に改定してしまうことがある.使い回せば労力がかからないことが分かっていながら,以前のレイアウトに納得がいかないこの歪んだ人生に意味もなく苦しめられてしまう.

10-19
3時過ぎに帰菅し9時ごろ隷属を開始したが,端的に言って無理であった.博士論文予備審査の発表練習を拝見したときにはかなり頑張れたが,早々に限界を迎え19時半には就寝.

10-18
昨日聞いたことを踏まえ,自分の研究分野でどんな問題があるのかを発表.奴隷の研究は浮世離れしているのでこういった問題に悩み辛く,趣味の解剖をメインに話し,山奥のマジキチ解剖少年という本性を明かす.

10-17
「操作・分析の対象としての人間」と「人格としての人間」を履修.カントとブーバーという哲学者の見解に沿って,授業のタイトルとなっている人間の捉え方について学ぶ.
さて車中泊の設備を整えて初めて寝てみたのだが,雨が勢いよく天井を打ちつけたこともあり睡眠不足.ただあの狭い車内で足を伸ばして横になれるのはとてもありがたい.

10-16
夜につくばへ向けて出発.アイスランド語のCDをかけたが,全く理解不能.ロシア語に変更したら音飛びが頻発し,暗い山道で走っていることも相まって精神状態が悪化.やはり秘封が良い.

10-15
本日はやる気が回復し,菅平の重鎮ミネトワダカワゲラ氏がぶちまけた1000近い卵の回収が本日の最初の隷属業務となる.その後コグサヒメカワゲラ氏卵の樹脂包埋に挑むが,モンカワゲラ式包埋法は厳しく結局常法で寒天にねじ込む.

10-14
今日もまだやる気が湧かず,書類の最終確認をしてから論文を漁ったり目を通したりして過ごす.午後は上田に降りて書類を送ったり,給油したり,ソフトテニスを続けるため正式にスポーツクラブの会員登録を行ったりするのだが,この際にカッコウっぽい鳥を拾う.あと1日早ければ最高のコンディションだっただろうが人生はそううまくいかない.それにしても,こんなにハイペースで斃死鳥を採集する経験など皆無であり,標本が集まる喜びと収納・作業時間の確保の悩みが一挙に入り混じり難しい心情になる.

10-13
4時半に起き,申請書に向き合ったりゼミに参加する人生を送る.ひと段落ついたのはいいが驚くほどやる気が湧かない.今回は手を動かしたくないタイプらしく,パソコンの前に座り,興味深い論文や結構安くなっている書籍の入手はそこそこ捗る.
ちなみにこの日には研究所の玄関で1羽,建物の周囲で1羽,ひさしの上で2羽の小鳥の死骸を入手.うち3匹がエゾビタキという旅鳥であること,いずれも窓の近くでひっくり返っていたことから,鳥類会において病気が流行っているというよりかは,窓にぶつかり死にやすいシーズンであることを悟る(BOSSからも,毎年この時期は多いね,という情報を頂く).

10-12
さて9月に入ってソフトテニスを復活させたり,山に登ったり,授業を受けに行ったり(10月に2回,計4日)と,去年に比して好き勝手生きている感が強くなりつつあります.スポーツに関しては,純粋にストレスを発散させたいだとか,運動による無限の体力の獲得に努めたいとか,色々な動機はあるにせよ,「隷属に目を背ける時間」を確保した方が,結果的に"Quality Of Slave"を高められるのだという可能性を感じているのも事実です.
ひとことで言うと「メリハリをつけて生きろよ」ということです.朝と昼にラケットを握ったり(ボールをカワゲラ卵に見立て,力の限りぶっ叩く),真田に降りる(研究室の関係者が誰もいないので,思う存分ボールをぶっ叩ける)時間を設定した方が,6時から22時まで隷属一本で過ごすより「長く・激しく」隷属できるように思えます.



Posted by Impulse610 at 06:10│Comments(0)
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