Just Do It ～行動の先に光は見える～

昨晩は22時半ごろ就寝して7時起床．自分でも驚くほど快適な睡眠であったが，さすがに車内は寒い．温度計を見ると0℃になっている．それ絵でも布団の中は至極快適なのであった．


これが私の睡眠環境である．布団が敷けて，なお且つ折り畳み自転車の収容も可能なのである．
身支度を整えて卒研会場に向かい，皆さんの発表を聞く．全体を通して，Wtwさんの発表が最も印象的であった．情報に過不足がなく，構成もシンプルで，メッセージがとても分かりやすい発表であった．あんな発表ができるように私も精進していかねばならない．お昼休みに急いで部室に戻って和服に着替える．会場の中は暖房が効いて気持ち悪いくらいに暑いのだが，外は気持ち悪いくらいに風が強く寒い．風さえなければ快適なのだがどうしようもない．
さて私が発表するセクションは菅平組が集結している．陽気なN氏はたびたび「俺の発表，すごい人が来ると思ってる」と連呼していたものだが，確かに人が多かったように思う．で，私の前にはK氏がナガヒラタムシの愛を熱く語って聴衆に大うけ．話術と情熱の違いを思い知らされながら，私は服装で勝負することになった．もはや何と張り合っているのか分からないのだが，練習を重ねた甲斐あってほぼ現行通りの発表になったように思う．2つあった質問のうち1つが意図がよく分からず混迷した解答をしてしまったが（BOSSに「間違ってませんでしたか?」と聞いたが，まあいいでしょう，とのこと），予想されていた悪夢は回避された模様である．かくして2014年3月27日から始まったカワゲラへの隷属生活に，ひとまず区切りがついたのであった．

発表が終わった後も会場に残って（のちに着替えて）発表を聞き，遺漏会が始まるまで部室に待機．来週に発表を控えているという同期で学類の異なる（資源）Yさんからスライドのチェックを依頼されたので，内容を全く理解しないままレイアウトについて思うことを指摘していく．菅平組の発表を見てそのクオリティに圧倒されたというが，確かに彼女のスライドを見ていると，驚くのも無理ないだろうなあと感じる本学のことはよく分からないが，菅平組は発表のクオリティを高める環境に恵まれているので，余計にびっくりしたかもしれない．私が偉そうにするのもおこがましいのだが，少しでもスライドを分かりやすくするよう考えれば劇的に質が変わりえるので，そのあたりを会得してもらえればと思う．
さて遺漏会ではtubaさんと談笑する機会に恵まれた，というよりずっと談笑していた．こんなに話したのはおそらく初めてのことだと思うが，とても愉快なひとときを過ごすことができた．Yから始まる特定の配列について，時にクラス担任をも交えたお話を出来たのは大いに有意義であったように思う．遺漏会後にtubaさんを駅までお送りしてから帰菅の準備を始める．以降は追記の欄へ・・・

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卒研発表も終わりましたが，そのことはカワゲラへの隷属生活が終わることを意味しません．さっそく明日から隷属すべきなのですが，さすがに体力的に休みたいものです．というわけで菅平に来て初めて，菅平にいるのに研究をしない1日を過ごすことにします（今までは「菅平にいないから研究しない日」はありました）．

21時40分，ガソリンを満タンにしつくばを出発．ところが早くも問題が生じる．燃料計の針の位置が満タンを示していない．満タンにガソリンを入れたはずだが，端的に言って人生とはこういうものなんだと思わされる．燃費がリッター14キロの新記録をたたき出したと思っていたが非公式とせざるを得ない．国道294，50，17，18号と走り続け，特に何事もなく碓氷峠まで差し掛かる．
この辺りから積雪が始まり，峠道はうっすら白くなっていた．軽井沢に入ると結構激しく降っているではないか．まあこの辺りは標高が高いから仕方ないとして，上田まで行けば止んでいるだろうと思っていたが期待は甘かった．2時半ごろに上田市に戻ってきたが，驚くべきことに平野部で積雪している．下でこれか．上がどうなっているかは考えたくない．よし，それならあそこに行ってみようと思い立ち，上田を通り過ぎて長野市まで移動，万代書店で260キロ近いノンストップ運転を終える．
誰もがアホだと思うであろう610のナイトドライブではあるが，これを可能にしているのは秘封倶楽部であると言っても過言ではない．イヤホンを使わず音楽を聞ける環境は今の所車の中にしか見いだせず，大音量で秘封倶楽部を堪能できる唯一の機会となっている．この至福のひとときを，なるべくストレスフリーな交通状況で満喫するには，交通量の少ない夜間に走るに限る．ちなみに今回は車載のカーオーディオを調べ，データCDとして記録した音楽ファイルでも再生可能であることに気が付き，その勢いで出発前日に作った「秘封ベスト ver, 1」のデビュードライブでもあったため余計にテンションが高かったのであった．
とはいえ卒研発表や遺漏会に出た後，寝ることなく運転を始めたこともあり終盤はかなり苦しい戦いであった．万代書店に着くころにはフラフラになっており，CDを探すのも一苦労であった．予想以上に東方のCD売り場が小さく，その中でも認知度の低い秘封倶楽部の作品があるかどうかに危惧を覚えたのだが，幸いにも3枚見つけることができ，そのうち2つの購入に至った．
とりあえず書店の駐車場で15分ほど横になったが寒くて寝付けず（布団を敷く体力が無かった），また結構雪が激しく上田に戻れなくなる可能性も危惧して引き返すことに．道路が白くなっているのに法定速度以上でかっ飛ばす車を見て死にたいのかなあと思いつつ，法定速度程度で走っている私の車がそれ以上に危険なことには頭が回らないでいた．途中明らかに限界を感じコンビニで2回目の仮眠に挑み，1時間はいかないまでも数十分寝ていたようであった．気が付けば5時半くらい．完全ではないが目が覚めたので帰菅を開始．やはり標高が上がるにつれ積雪が多くなっていき，センター構内は積りに積もっていた．一部の荷物を戻し，食料を引き取り寮に戻り，荷物を片付け，7時半就寝．危険な帰菅にひとまず終止符が打たれた．