2014年09月30日

без названия

今朝は8時ごろ起床、出発後カワゲラ達の飼育環境を整え、卵固定に入る。昼食後も固定を続け、ゼミに入る。3時間近く続いた長丁場であった。最近論文を読んでいなかったこともあって専門用語の羅列についていけない。おそらく再来週に出番が来るのだが、当初ミヤマノギに関わる論文を2本読もうと思っていたのだが、進捗報告を平行してやった方が良さそうなことに気が付いた。2本読んでさらに蛍光観察の画像をまとめる未来は過酷すぎるので、1本減らした方が良さそうだ。そしてさっさと準備を始めないといけないが、固定を含めた実験もしていかないといけない。新たにカワゲラ科(オオクラカケ、クロヒゲ)の卵も得られ収束に向かいつつあった卵固定も興隆の兆しが見えているし、トワダカワゲラは羽化個体をまずは共同で住まわせ、その中からカップルが成立した途端にお二方を別容器に移し様子を見守っていかねばならない。小松(1956)を参考にして彼らの新居を用意してやったのだが、そこでわけの分からない挙動(現段階では秘匿)を示したのでたまげてしまった。今後の生活に影響がなければいいのだが…
ゼミが終わってからも残っていた卵を固定し、夕食後蛍光観察の画像を整理していく。一番の問題はスケールが無いことなのだが、第1のカワゲラを除いて撮影倍率がはっきり分かっているので、理論的にはどれか1つの卵を計測すれば問題は解決する。明日以降にどうにかしていきたい。21時前に帰寮し、N氏にそそのかされてヒメヤママユ採集に出向くことに。3か所まわって状態の良い1個体しか採集しなかったが、あるところで地元の若者3人組?に出会ってビックリ。

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明日も明日とてカワゲラに隷属です。そろそろ真面目に論文読解を始めていこうかと思います。

4年生の卒業要件の確認をするため、大学の支援室まで足を運ばなければいけないようです。これは本学で学んでいる大半の学生にとっては大したことの無いイベントですが、遠隔地の実験センターや外部の研究員のもとで卒業研究を行っている学生にとっては大変な面倒です。まず各拠点からつくばまでの往復の交通費の問題が発生しますし、往復にかかる所要時間によって貴重な研究時間が失われます。
610も最初にこの連絡を受けて、これが菅平にいる学生の避けられない運命なんだなあと人生を思っていたのですが、嬉しいことに明日から始まる秋学期はBOSSが講義をするため週に1回つくばへ出向するシーズンでもあります。そう、これに便乗すれば交通費の問題をスキップできるのです! 往復の時間にはBOSSと議論するでしょうから、時間のロスもそこまで深刻ではないでしょう。人生何があるか分かりませんね。


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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