2014年07月08日

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今朝は7時起床。

博物館での死体解剖イベント、中止となる! | NPO法人 動物実験の廃止を求める会(JAVA)
に対して、

http://yakushi.pharm.or.jp/FULL_TEXT/128_5/pdf/741.pdf
http://www.naruto-u.ac.jp/course/sci/sci/class/kyouiku_kadai_tankyuu/2004/2/niboshi.pdf

この辺を参照して彼らの行動を考える。

天気がすこぶる良好だったので、カワゲラに隷属したのち先週も行った滝へ向かう。この前より幾分か個体数が減った気がしたが、卵もち個体を6匹も捕まえられたので上々の成果だったように思う。
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ミヤマノギカワゲラは6月初旬に採集したころは情報量も個体数も少ない珍奇なカワゲラであったのだが、前回今回とまとまった数の採集ができるようになり、また「見つけ方」のコツもおおよそ掴めたため、一気に菅平での普通種に格下げされてしまった感がある。まあでも、この渋さは他に類を見ないものであるが…
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種名は調べていないがヒョウモンチョウのなかま。
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道端にせり出すヤナギに見るからに強そうな幼虫を発見。この毒々しい頭胸部、赤い肉角が垂れ下がっている尾部、やけに白い楕円模様のある腹部を見ていると、いったい何が彼らにここまでの武装を強いたのか思いをはせずにはいられない。せっかくなので持ち帰り検索してみたところ、モクメシャチホコというガの幼虫であることが判明。このガは『小学館の図鑑NEO』に掲載されているのだが、成虫の模様の美しさに一度は見てみたかったと常々思っていたものであるが、まさか幼虫が先に見つかるとは、しかもこんなわけの分からないいでたちでいるなんてと、二重の驚きを与えられた。

センターに戻って採集品の整理を行い、引き続きカワゲラに隷属。昨日に引き続き蛍光顕微鏡で観察を行ってみたのだが、上手く染色されない原因がそこそこ絞られてきた。早いところ突き止めて、固定→蛍光観察に至る最適解を編み出したいものである。21時半帰寮。

~・~・~

明日は高山蝶パトロールのお仕事初日なのですが中止になりました。カワゲラに隷属する1日を送ります。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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