2014年05月10日

カモシカとお花見

フジ小保方氏パロディ、何が問題?風刺成立せず、テレビの“弱い者イジメ体質”露呈

私人をエンターテイメントとして消費し、嘲笑の対象にするのは学校の教室で起こるいじめと大して変わらない、というか本質的に同一だろう。
こういう番組の内容をいじめとは思わず、単なるお笑いのネタだと見なす人がたくさんいるから、こういう騒動が起こるのだろうなあ…

この話題とは直接関係ないのだが、寮には共用のスペースにテレビがあり、テレビを見ながら談笑する学生がいる。当然610がこの和(輪?)に参加することは不可能で、こういう場面に鉢合わせしたときにはひとり『世界動物図鑑』を持ち出し、世界の動物たちと対峙しながら、誰とも会話することなくテレビに背を向け黙々と質素な食事を摂っている。
※ちなみに食事に関しては寮にいないときも一人でぼそぼそと焦げた食パンを食べていたりする。テレビの有無ではなく、談笑しながら食事するのが根本的に苦手らしい。

菅平はつくばと比べて格段に人間関係が近く、それは学生同士に限らない。先日、610がこんにゃくばかり食っている逸話をあまり話したことのない先生から告げられてびっくりしたのだが、ああこれが菅平のクオリティなんだなあと再認識したとともに、この近さは610にとっては近すぎる。
つくばにいたときには菅平では今以上に孤独な日常が送れるのだろうと思っていたのだが、現実はそうではなかった。つくばにいたときの方がもっと孤独を享受できていたような気がする。菅平はある意味でムラ社会である(もちろん本来の意味ではない)。あるいは、共同体の構成員であるという意識が強い、と言った方がニュートラルかもしれない。
もちろん狭い環境の中である程度の縛りがあるのは必然で、それがために日々の生活が円滑に行われている事実は批判する対象でもなんでもなく、人間関係の近いことによるメリットはたくさんあると思う。ここで610が嘆くのはこの構造的な問題ではなく、この構造にうまく迎合できない自分の歪んだ人間性である。

―だんだんうまく書けなくなってきたので、ひとまずこの辺でおしまい。

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今朝は7時半起床。午前中は買い物に連れて行ってもらう予定。

カモシカとお花見



山道を下っている途中、610はある光景を前に発狂。

カモシカとお花見



あああカモシカがいるうぅぅぅぅ!!!

カモシカとお花見



カモシカと一緒にお花見だあぁぁぁぁぁぁ!!!

※菅平ダムに差し掛かったところ、湖畔の野原で大きな動物が草を食んでいる姿を確認、それを見逃さなかった610は突如奇声を発し車を停めてもらうように頼み、現場に急行。途中リスがハッと逃げ出す場面にも立ち会いテンションの上昇はとどまることを知らない。
地形的にカモシカに近づく障壁が無かったのでどこまでいけるかチャレンジしてみたのだが、10メートルくらい?まで来たところで動き出されてしまったのだが、逃げられたというより、これから向かおうとしていた場所へ駆け足へ移動していった感じであった。そこで撮影したのが下の2枚の写真である。ご覧のとおり、左側の角と右側の耳が一部欠損している。
610は生きているカモシカを見たのは記憶にある中で初めてなのだが、このカモシカにはどことなく見覚えがある。この角の欠損具合、ひょっとしたらBOSSのカモシカかもしれない。どういうことかというと、BOSSの家の生け垣を食べにくるカモシカがいて、どちらか一方の角が欠けているのが特徴なのである。その写真を去年の冬の実習で見たのだが、ひょっとしたら当該個体かもしれない。

買い物の前にK君と一緒にラーメン屋で昼食を摂り、買い物を済ませてから徒歩で研究室に向かい昨日のうちに仕込んでおいた卵の蛍光観察を行う・・・しかしまともに蛍光を発しているのはわずか2卵、殆どが正しく染まっていなかった。おそらく染色の手順ではなく卵の固定法に問題があるのだろうが、原因が推定できるまで絶望を繰り返すばかりで非常に辛く、午前中のカモシカの喜びも相殺を通り越して失われてしまうほどであった。

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明日は特に予定がありませんが、上田に降りる方がいたら途中まで便乗させてもらってカワゲラ探しを行いたいところです。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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