Just Do It ～行動の先に光は見える～

今朝は6時半起床。

アミメカワゲラが産卵しまずはその卵を処理したのだが、今まで扱ってきた卵よりも大きく、また粘着物質が無いのでガラス器具にくっつくこともなく扱いやすく、極めつけは卵殻が堅く穿孔しても卵が壊れず、非常に扱いやすい。
その後ひたすら卵を固定していく。

両目で見るタイプの実体顕微鏡を扱う時、両眼視ができると試料を立体的に見ることができ、クリアな視界と目の疲れなさに感激する。少し前には両眼視ができるようになりたいと書いた気がするのだが、今日そのコツをつかんだようで、非常に繊細な作業が要求される「卵の孔開け作業」に没頭することができた。
今までは体より先に眼が疲れ集中力が切れていったのだが、今日は座っていることに限界を感じる疲れ方をした。どっちつかずかもしれないが、眼が疲れないというのは非常に素晴らしいことである。両眼視ができるのはデスクの上にあるもの1つだけで、シタカワゲラやアミメカワゲラでは問題ないのだが、ミヤモトクロカワゲラサイズの卵では小さすぎて(楕円形だが、長径ですら0.2mmに届かない!)、孔開けができないことは無いのだが、失敗する確率が高く、扱いに難がある。より倍率を高められる実態顕微鏡とか、或いは生物顕微鏡についてはまだできていないので、今後早いうちに両眼視を会得できるようになりたい。
それにしても、シタカワゲラの卵殻の外にある卵膜を自在に?引きはがせたのは快感ですらあった。こんな印象を抱いてしまうあたり、既にカワゲラの支配は完了したかに思える…

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卵の固定を延々とやっていくのもいいですが、固定を行うのは胚を観察するためであります。そこで明日は観察するための準備にも時間を割けたらなあと思います。

twitter等で今年度のやどけんの新歓活動の様子をうかがい知ることができるのですが、どうやらかなり低調のようです。新歓サークルのwebサイトで公平な紹介が行われていないという―個人情報がさらされてしまう点に関して考えれば、webサイトで代表者の属性とか連絡先を明記することには疑問ですが―新歓委員側の不合理があったりしますが、新歓委員という組織の一端を垣間見るにとどめておきましょう。ただ、色々企画を考えていながら新入生がやってこないというのは、活動を企画する側からすれば辛いものです。2年前は部室見学に新入生がやってこずイベントそのものが自然消滅し、植物園や宝篋山散策では新入生不在のため通常の活動になってしまったことを思い出させます。
おそらく人数の少なさに関して言えば、新歓シーズン以外の加入に期待できるわけですし、猛者は突然やってきたりするわけですから、あまり悲観しておりません。

個人的に悲しいことが2つあって、1つは「大学生特有?のフワフワしたノリ」に流されてしまい、そういうノリで過ごせるサークルに新入生が流されてしまっていることと、もう1つは現会長のブログにあったように、男女比の偏りがもたらす悪循環がすでに起こってしまっていることです。

前者についてはもう諦めているというか、やどけんが大所帯になるのもある意味で奇異なことですからここでは深く書きませんが、後者の問題は難しいところ。どうやらやどけんでは男子学生が多すぎるようで、それが新入生の女子学生にとってはあまり居心地のよくないものになってしまっているようです。
やどけんメンバー(男性)は基本的に見ず知らずの女性に対して、馴れ馴れしく振る舞ったり、過剰な干渉をしたりすることはないでしょう。女性性に関してはいい意味で無関心で、恋人がいるかとか容姿が優れているとかはどうでもよく―某氏にとっては一大問題なのかも…おっと彼が菅平に来たようだ…―、どんな生き物が好きなのか、サークルの活動にどれくらい興味を持っているのか、「一般大学生のノリ」をどう受け止めているのかなど、ジェンダーと関係の無いことの方がはるかに重要なはずです。
※どういう時に女性性に関心が向くのか。それは旅行で宿泊部屋を割り当てるときと、新歓祭や雙峰祭で客寄せをするときくらいでしょう
まあ、ある種の変換を持っている女子学生に対してそんなことをアピールしたって、よほどのことが無ければ初めての訪問でそれを見抜くことはできないでしょう。やっぱり最初からやどけん側にも女子学生ありきでないと、新たな女子学生に加入してもらうのは難しいのだろうか・・・

やどけんつながりで・・・そういえばMお嬢が復帰したそうですが、彼女はもうやどけんから足を洗ってしまったのでしょうか。サークル活動に構っていられない事情があるのならともかく、610がやどけんに君臨する以前の黄金時代を知る数少ない人材なだけに、変な壁を感じて身を引いてしまったのなら残念だなあ…