2014年04月06日

つくばにいる頃より文章が堅い?

研究室にいるときは俗事には目を向けずに過ごすことができればよいのだが、作業とか勉強が一段落したりあるいは行き詰ったり、或いは食事中にはついついtwitterやそのタイムラインに貼られるリンク先の記事に目を通したりしてしまう。とはいっても共有スペースでこの手の文章を読もうとすると頭に入ってこないのできちんと読むのは部屋に戻ってからになるわけである。

http://honz.jp/articles/-/40329 キャバ嬢という矛盾した存在『キャバ嬢の社会学』 - HONZ

素人らしさとキャバ嬢、この2つのトレードオフのおもしろさに気づくには、キャバ嬢を忌み嫌ったり、或いは見下したりしていてはいけないのだろう。610としては彼女たちに客としてお世話になるよりもインタビューをして、キャバ嬢のホンネを聞いてみたいものだ。ちなみに610はお金を払ってまで女性と話したいという欲求はないし、女性に囲まれてちやほやされたいとも思わないので、お客としてそういう所に行っても、610はお金を無駄に使い、お嬢さんたちは心の冷めきった人間を前にして悲しんだり怒るだろうし、何より双方とも時間を浪費してしまうに違いない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140405-00000021-sph-soci 小保方氏「入院してもいいですか?」会見キャンセルも (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

↑のような報道を見ると、なんて往生際が悪いことだろう、謝ればいいのにどうして徹底抗戦をするのだろうか、と氏の不誠実さを批判したくもなるかもしれないが、そういう捉え方は近視眼的ではなかろうか。少なくとも今の風潮は、氏にとって圧倒的に不利であるし、不利であるだけなら良いものの、研究とは関係の無い人格攻撃、世俗的な言葉で言えば人権侵害という不当な攻撃を受けた上での休戦願いなわけである。
「あんな雰囲気のところに、私は到底出て行けない!」と氏は語っているが、その主張は限りなく正しいと思う。世間というものは少しは寛容になるというか、頭を冷やした方が良いというか、ともかく対等な環境をお互いに構築するような姿勢が必要だろう。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38874 小保方晴子氏を「犠牲者」にした独立行政法人・理研の組織的欠陥  | 井上久男「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]

批判の矛先は氏に向けるべきではなく、氏が所属している組織にも向けるべきであって、しかもその向け方も目立ちやすいトップの人間ではなく組織を取り巻く構造を見据えないと、建設的な解決がなされないだろう。
今回の一件で「研究に早急に成果を求めるような考えを改め、もっと時間と資金を与え、自由に研究できるようにした方が良いのだろう」という寛大で太っ腹、将来を見据えた妙案が世間で形成されたら素晴らしい進歩なのだが、先日紹介したような右傾化のことを考えると、研究に対する風当たりはもっと悪くなってしまうのかもしれない。「国民の税金を使っていい加減な研究をするとは何だ。そんなやつがのうのうと生きていることが気に食わない。そんなやつがはびこる組織なんてどんどん潰していってしまえばいいんだ」という具合に。
※もちろん、右と左の二元論で片付く話ではないことも分かっております。


この研究関連の一連のイベントはよく考えていきたい。

~・~

今朝は7時15分ごろ起床。のんびり寝るのもいいのだが、1日の時間を有効活用するには早く活動するに越したことがない。そう思ってはいるものの眠い…

~・~・~

長くなるので分割します。

そういえば昨日はつくばでは新入生の宿舎入居日だったようです。610は新入生に目を光らせている新歓委員が鬱陶しくて露骨に拒絶の態度を示していたものでしたが、今年も上級生の皆さんは新歓委員の存在証明(=自己満足)と引き換えに右も左も分からぬ新入生を消費していたのでしょうか。え?書き方が意地悪すぎるって? 誰もがお兄さんお姉さんのお節介や浮ついた引っ越しを必要とするわけではないということはお分かりでしょう?


ちょっと言葉が悪かったかもしれませんが、新入生も最低18年以上生きているわけですから、自分のことは自分でできるはずです。新歓委員とか先輩という肩書に浮かれている方がこのブログを観ているはずがない―そういう人たちは新入生を観ているはず―とは思いますが、あなた方が行うべきことは後輩は先輩に比べて未熟な存在であると思い込ませることでも、先輩というものが如何に偉い存在であるかを見せつけることでもありません。後輩の人生に積極的に介入していくことでも、「毎年やってるから」という理由で反省もなく続けられている不要な行事に無理に参加させることでもありません。
そして、お示しすべきことは・・・白状しますが分かりません。しいて言えば、ありません。多分、そういうものが「ある」と思い込んで、それを示そうとすることが問題であって、いざ実行すると行うべきことから除外されてしまうのでしょう。もはや、わけが分かりませんね。

さて、こんなことが書きたかったのではなくて、旧・自称宝篋山マスターでさえなしえなかった「宿舎入居当日或いは前日の宝篋山訪問」を達成した猛者はいたのかどうか気になったので書こうと思った次第です。いたら素晴らしいのだけれど…


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。