2013年12月29日

ケンムンと相撲取り

今朝は8時半起床。年末でだれているのと、生物学演習に関する連絡が来ないまま正月を迎えることになりそう(いまさら連絡しても応答がないだろう)なので、何かこう逼迫した感じがしないのである。とりあえずカメの水替えをしたり、イモリとシマヘビの冬支度を整えたりする。まあ彼らは冬の間部屋に置いておいても問題ないのだが、世話をするのが面倒なので寝かしてしまおうと思い立ったのである。とはいってもやることはいたって簡単で、宿舎の外で山になっている落ち葉を水槽にぶちまけるだけ(イモリはさらに水を加える)である。そこに生き物たちを投入し、あとはベランダに放っておけばよいだろう。

さて昨日のブログにメモを残して消してしまったことに、「自分と同じくらいの年ごろの男性が、これまた自分と同じくらいの年ごろの女性を「女の子」と呼ぶことの気持ち悪さ」というものがあった。大学生の女性に対して「女の子」というのは何だかヘンな気がするのである。見下しているのではないのかもしれないが、自分と同等の立場であるとは思っていというか、人間性に期待をしていないというか、「女」という性にしか目が向いていないというか、そんなことを思ってしまうのである。
しかしながら、かくいう自分も無意識のうちに「女の子」と言ってしまったことがある。このことについては、言った瞬間から心の底から前言撤回をしたい思いと後悔の念に苛まれているわけだが、何らかのいきさつで女性について説明することを求められたときに何気なく使ってしまう言葉であることも分かる。

もう少し踏み込んでみると、「女の子」と呼ばれる女性にはある特徴があるように思う。端的に言えば容姿端麗であって、多くの人が「かわいい❤」と称賛するような女性が「女の子」扱いされることが多いのではないか。そうだとすると、ますますその人のセクシュアリティにしか関心が無いような気がしてくる。乱暴に言えば、こういう人を自分の奴隷(≒「恋人」)にしたいという欲望の対象として「女の子」と呼んでいるのではないか、などと考えてしまうのだが、もちろんここで最高に気持ち悪いのはその男性ではなく、こんなことを考える610である。

なんというか、気持ち悪いと感じるから止めてほしいとか、もっと適切な言い方があるだろうなどと言いたいのではなくて、「女の子」という言葉が怖いものだなあということを思うのである。男性は女性に「女の子」であることを期待して、女性は「女の子」でいようとする感じが、「女の子」という言葉によって規定されているようで、こうでないと「女の子」にはなれませんよ、という脅しがあるように思うわけである。


そこでこの記事の登場である
あまり上の内容と関係ないようだが、610の中では何かつながっているんじゃないかなという気がしている。

―その後、延々とネットでくだらない記事を読みふけってしまう。あれこれ考えさせられるものというよりかは、この記事を筆頭にして、航空写真的にとてもインパクトのある集落とか知ることのできないお祭がある島のこととか入るためにはみそぎをする島の情報を延々と調べていたり、あとは信ぴょう性はもとより、非常に不思議な風習が根付いている地域のお話を知ったりと、とにかく怠惰な昼下がりを過ごしてしまった。
こういう読み漁りをして時間を過ごすことはなかなかできないので、一度始めたら止まらなくなってしまうわけなのだが、これが結構楽しく、場合によっては実際に現地に行く原動力にもなってしまうことがあるので、時間の浪費という無駄な行為が未来にまで想像されてしまう厄介な代物である。

~・~・~

さて明日は帰省をしようかと思います。実際地元に帰っても部屋は寒いしPCの接続は不調だし、あまり長居したくないのですが、PC関連の作業から離れて過ごせば有意義に過ごせるかもしれません。生き物観察はもちろんですが、鉄道写真も撮りたいですね。あとは多摩川にまだ韓国人の集落が残っているのか確かめたりもしたいところ・・・勉強は生物学関連のことではなく、ロシア語とヘブライ語しかできないかもなあ・・・でも論文1つくらい読んでおけば精神的に余裕が持てるかなあ、でもまだテーマ決まっていないし…と難しいところです。

さて本文で紹介したブログですが、この著者が書いていることは結構生々しいことが多かったりするものの、なかなか興味深いです。
その中で非常に鋭い表現を発見しました

世の大半の人がはやばやと悩み、解決策を手に入れている事項について考えるきっかけを逃し(そんな話する女友達もいないから)、周回遅れで悩み始めたころには、周りのいち早く解決を済ませた人から「え?今更そんなことで悩んでるの?」という顔をされる、ということがまま、ある。


あ、これ、今の610によく当てはまっているなあと思ったわけです。似たようなことはYさんにも散々指摘されてきた気がしますが、ブログを長い間ご覧になっている方も実感しているのではないでしょうか。まあ、考えていることは自分のことというよりかは理不尽な社会だったり楽したがる大学生だったりするのですが・・・


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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