2013年10月02日

間もなく崩壊、610の役職

昨日、久々の剃髪を行う。ロシアに行っていた事情もあったが、後頭部にできものができていて、剃るたびにこの場所が痛むので長期的に繊維を進める必要があったのである。結果、久々にすっきりすることができたのだが、バリカンで長くなった(せいぜい1cm位であるが、これだけでも充分に長い!)髪を切るのはなかなか面倒なことである。

今朝は7時起床、昨晩は時差ボケではなくおそらく暑さで寝付くことができず睡眠時間が不足しており、つらい出だしである。

1限:発生生物学II
最初に生命観に関するお話があり、それから性決定、生殖細胞や受精のお話。

2限:動物進化学特講
さて本日のメイン授業、Introductionとして主に日本と西欧での生物学(動物学)の歴史とか、動物学に関与する分子系統学のあり方、系統樹の読み方などを学ぶ。リンネの構築した当初の分類体系とか、日本でいえば本草学で発展した八百万の生き物の纏められようを見ていると、ときおりユニコーンとかカッパとか、存在しているのか不明な面々が登場していたりするのが、こういうところが610としてはとても愉快に感じる。
さて受講者は日本人以外も多いので教室がだいぶ手狭に感じたが、この授業が英語で行われる分には全く問題はないと思われる。まあこれは、610が去年動物系統分類学関連の授業を一通り受けてきたことで予備知識があるから言えることかもしれないが、動物の名前の専門用語さえ分かれば困難は感じられないように思えた。
それから、留学生が積極的に話していくのが1年次のG30科目やロシアの研修生活を彷彿とさせる。彼らが私語さえ話さなければ、こういった学生からの発言が出てくる環境は610としてはとても居心地が良い。教室の後ろの方で話を聞かず内職をしていたりtwitterとかゲームとかで遊んでいる学生とより、彼らと授業を受けたほうがよっぽど実りがあると思うので、やはりこの授業は英語で行われるべきであろう。
まあもっとも、今は殆ど興味のある科目しか勉強しなくてよい段階に達しているからこそ放てる意見であって、例えば去年の植物系統分類学I,IIのように英語で行われるとはいえども魅力が感じられなかったものとか、受講してはいないが日本語ですら興味が湧かないゲノム生物学I、IIIや植物生理学I,IIIなどでも前向きな発言ができるかというと、無理だ!
昔のように単位を稼ぐため、あるいは興味のない科目を英語で受けなければいけない時には、きっとその科目に対して英語でやってほしくないと思うことだろう。専門科目を英語で講義する諸問題に関して、自分の中では答えが出せそうもない・・・


4限:専門語学(英語)BII
春学期と似たような感じで、参加者が各々読んできた論文の内容について報告し、質疑応答を行うスタイルで臨むのだが、春と違うのは参加者の希望研究分野と担当教員がマッチングしていることである。
610にとって救いなことに、50音順で論文を発表していくことになっていたのでロシア渡航中のロスが表面化することなく3人の発表を聞き、質疑応答を行うことができた。さて、手元には1か月、あるいは2か月以上前に読んだらしい形跡の残された論文があるので、これを紐解き、発表の準備に取り掛かからないといけない。

放課後:やどけんMT
雙峰祭のことについて話してから、本日のメインイベントの引退会見を開く。これにて、次期役職が決まる。会長職が1年生に引き継がれることになったが、ここ数年はこういうことが無いようだ。610がいかに無能であったかをよく見てきたことだと思うので、それを活用して新たなる歴史を刻んでいってほしいものだ。
ミーティング後、ハラビロカマキリが大量にやってくることで音に聞く豚汁定食屋さんに向かったのだが、不発。日中の雨がいけなかったのか、例年に比べて数が少ないのか、あるいは店側が駆除したばかりなのか…とにかく、ここがとんかつに名を馳せる店だということを再認識してから、去年に引き続き鳴く虫の観察会を行う。
去年は9月に行ったこともあってクツワムシの声がたくさんしたものだが、今回はわずかに2匹のみ。流石に10月は彼らのピークからは過ぎてしまっているようだ。同様に、ウマオイも1~2匹くらいしか声が聞こえてこなかった。彼らの声は個人的に蒸し暑い夜にこそ聴きがいのあるものなので、10月にもいることが分かって驚きであった。
610もそんなに自信があるわけではないが、ある程度鳴き声が聴き分けられたり、鳴く虫の名前が分かるようになると中々楽しいものである。
夏にはカブトムシやクワガタを求めてうろちょろしていたやどけんの後輩たちには、ぜひとも秋には鳴く虫にシフトチェンジして散策を続けてもらいたいものである。

~・~・~

明日は英語の授業がありますが、とても不安なことがあります。今日の動物進化学特講でもそうでしたが、英語を話されているのにロシア語が出てきてしまうのです。この感覚を維持しつつ、さらっと英語でも話せるようになれるのがベストですが、難しいだろうなあ・・・
そして、お昼からはロシア政治を積極的に再履修します。逸郎先生は去年と似たようなお話をされるでしょうが、ロシアに行った前と後とで感じることも違うでしょう。ただ、去年と同じ場所、すなわち最前列に陣取る度胸がなぜかありません。でも、後ろの方で聴いていたら自分の士気が下がってしまうでしょうから、困ったものです。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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