2013年08月07日

やはり夏は宝篋山マスターになれない

今朝は7時起床。8時ごろに宝篋山に向かうが、この時すでに敗北を予感せずにいられない。最大にして唯一の原因は蒸し暑さであり、ひどくやる気が幻滅するのだ。さらに、田んぼにはイノシシ除けの電線がぐるぐる取り囲んでいて、探索範囲が随分限られてしまった。ヒバカリのエサにするためのカエルを捕獲しておきたかったのだが、ここでは難しそうだ。
やはり夏は宝篋山マスターになれない


胴長や長靴を洗い落とす時にお世話になっている小川の淵で、野生動物の気配を感じる。タヌキのような何かが底を掘っているではないか!
きれいな写真は撮れなかったが、いつもロードキルばかり見ている610にとってはとても嬉しい瞬間であった。近づいてもすっ飛んで逃げていくことなく、茂みにのそのそ入っていくさまもまたよい。
やはり夏は宝篋山マスターになれない


流石に1カ月ぶりとなると草木も茂り、聞こえてくる虫の声もにぎやかしい。駐車場の周りではキリギリスの声が響き渡っていたのだが、案外彼らの姿を見つけるのは難しい。
やはり夏は宝篋山マスターになれない


去年も一昨年もそうだったが、7月後半や8月の、気温が30度を超えるような時間帯にはとてもじゃないが散策をする気にはなれない。汗はとめどなく流れるし、しかもリュックをひとたび降ろした後にもう一度背負いなおすときに背中に感じるあの不快感はたまらない!ということで1時間も滞在せず、とっとと帰ってしまう。

帰宅後はメール処理に追われ、午後はロシアに関していろいろ調べたり、あるいはヘブライ語と昆虫スケッチのレポート提出を行ったりする。
その後、3週間ぶりのやどけんミーティングへ。

~・~・~

大学構内にあったクツワムシのポイントで刈り入れが行われてしまったようで、クズをはじめとした下草がほぼ消滅していました。恐らく今年は何にも観察できないことでしょう。残念なことです。隣接するポイントは手つかずであったために、まだ希望は残されていますが、ここもいつ草刈りが入るか分かりません。万が一のために幼虫(恐らく終齢)を回収して飼育できればいいのですが、スケジュール的に世話ができないのも惜しいところです。

とりあえず明日は博物館実習に向けて帰省するのですが、その前にエサ取りとクツワムシの観察を済ませておきたいところです。
本日の反省を踏まえ、早朝にすべてを終わらせなければなりません。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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