2013年07月14日

如何にしてヒヌマを看取るか

今朝は4時半起床。ずいぶん眠いのだが、つくばからやどけんメンバーがやってくるのだから寝坊してはいられない。

・ヒヌマイトトンボ観察会
Mさん、Kくん、Sさんの3名と近所のスーパーで合流し、いざヒヌマの生息地へ案内。




前回観察したときよりもはるかに個体数が少なく、何と今回は♂はわずか1匹、メスも2匹しか見出すことができなかった。
毎年盛夏の頃には個体数が減る傾向があるというものの、この時期にこれだけしか見られないのは何かほかの要因が作用しているように思えてならない。観察できるポイントが随分開けてしまっていることが610の一番の懸念事項であるが、より観察しづらい場所へ彼らがシフトしているだけであれば問題ない。いずれにせよ、来年の6月にはある種の答えが突き付けられることになろう。




随分と久しぶりにトビハゼを発見。このブログに写真を掲載するのは何と初めてのことだが、しばしばヒヌマの観察をしているとトビハゼが見つかることがある。K君がこれに興味を示し、何とタッパーだけを使って採集してしまった!


長年ヒヌマと一緒に見てきた610でも、捕まえたことは無かったので近くでじっくり観察させてもらう。からだの前の部分はカエルにそっくりである。つくばで飼育するとなると結構手間がかかりそうだが、なかなか面白いことになりそうだ。
※ちなみにK君はベンケイガニとクロベンケイガニも採集していた(´Д`)

あまりに早くヒヌマ観察会が終了してしまったので、時間つぶしにウラギクの密生地帯へご案内したかったのだが、種々の事情(これを明かすと、ポイントが判明してしまう!)でそこへたどり着くことができなかった。


ただ、別の場所でウラギクらしき株を発見。610は植物に疎いので、花の咲かない状態を見ていても何にも感じられない。10月ぐらいに来ると、とてもきれいな光景を楽しむことができるだろう。


ウラギクのすぐそばに、ササキリ系の幼虫を発見。こんな場所にいるのはどうせイズササキリだろう。どうせ、などとぞんざいに扱ってはいるものの、塩性湿地にしかいない妙ちくりんなササキリで、結構珍しい種類である。

ちなみに、ヒヌマイトトンボは絶滅危惧IB類、トビハゼは準絶滅危惧、ウラギクは絶滅危惧II類である。かくのごとく貴重な生物が徒歩圏で観察できる謎のポテンシャルを持っている場所が、京浜工業地帯のど真ん中に忽然と存在しているのは何とも不思議な感じである。

観察終了後、Mさんの車でつくばまで運んでいただく。渋滞に巻き込まれることなく順調につくばっくが完了。

・片づけ
帰宅後、生き物たちの無事を確認してから部屋の掃除を始める。明日の解剖PARTYは610家で主催することになったので、どうせ解剖でいろいろ汚れることになるのだが、お客さんを通すのだから綺麗にしておかないといけない。
片づけ終了後、昼寝をしたりブログを描いたりして過ごす。本当はサンスクリットとヘブライ語の課題に手を付けなければいけないのだが、なかなかどうして後回しになってしまう・・・

・にんにく祭
さて本日は宿舎のすぐそばの八坂神社でお祭が行われる日である。このお祭の特色として、ニンニクがお守りとされて販売されていることである。ニンニクが地域住民の信仰に根付いているというのはなかなかに面白いことで、どことなく西洋のドラキュラ対策を想像させるものだが、おそらく収斂だろう。




田舎の神社にしては本殿?拝殿?が立派で、どことなく趣があるなあと常々思っていたのだが、お祭となると出店がひしめき、社務所に詰める巫女さんも多く、活気があることがなんだかうれしくなる。そして意外に感じたのは、大学生らしき人が見当たらなかったことである。彼ら彼女らのピークと時間帯がずれていたのかもしれないが、そもそもお祭のことを知らないのかもしれないなあ…かくいう610も、1年次は祭礼について知らず、去年は実習か何かと日時が被って参ぜられなかったものだ。来年度は恐らく来られないだろうから、何としてでもその様子を見ておきたかったのである。神様の前にニンニクの束が添えられているのはなかなかに印象的な光景であった。


ちょうど大人神輿の練り歩きが始まるところに出くわし、さらにテンションが上がる。先導がなかなかに立派で、独特のステップで前進していたのが興味深いところである。


そしてさらに面白いことに、少女が神輿に乗り、扇子を振りかざしているではないか!
これはいったい何の象徴なのだろう。この手のことには詳しくないので推測に頼るしかないのだが、この子は神の使いあるいは神そのもののシンボルなのかもしれない。いずれにせよ、見たことの無い光景に心躍らずにはいられない。

さて、なぜ神社に対して詳しくもない610がやたらとテンションが高いかというと、地元の神輿と担ぎ方が全然異なるからである。
我が地元六郷の祭礼時、上に子どもが乗ることは無い。何故乗らないかはよく分からないが、乗れない理由がある。担がれた神輿は、激しく揺さぶられるのである!




これはとある場所で撮影された、地元の町内会の大人神輿の練り歩きの様子である。激しく揺さぶられている様子がお分かり頂けよう。これはヨコタ担ぎと呼ばれる、けっこう激しい部類に入るもののようである。今までこの担ぎ方が当たり前であったので、人が乗っているお神輿なんて想像ができなかったのである!



さて、これが例のニンニクのお祭である。袋の中にニンニクがそのまま詰められているのが何とも不思議な感じである。

~・~・~

明日は610家で解剖PARTYが実施されます。思えば、自宅に人を招くのは大学生活始まって以来のことです。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(2)
この記事へのコメント
例の地元年配者はいなかった?
晴れていれば連日ポイントに来ている様子にあったから、ヒヌマにはかなりプレッシャーがかかっていたかと。
イズササキリ!いいね。観たいな。
Posted by kojeee at 2013年07月14日 20:35
kojeee さん

今回は誰とも遭遇しませんでした。
私も浪人時代ほぼ毎日通っていたので何とも言えないのですが、あまり良いことではないかもしれませんね。
イズササキリは成虫をじっくり観察したいですね。
Posted by Impulse610Impulse610 at 2013年07月16日 09:40
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