2013年06月28日

改修中の母校訪問

今朝は8時半起床。流石に昨晩の帰りが22時を回ってしまったのだから、早起きするのは難しかった。
支度を整えてから野性の森へ向かう。ちょうどサキシママダラの餌にしているカナヘビのストックが切れたので「多産地」で沢山捕まえて置こうと考えていたのだが、たくさんいることと沢山捕まえられることは全く独立の事象であって、そこここで彼らの足音とか姿を確認できるのに、30分近く滞在して2匹しか採集できなかった。その後、学内で今まで見過ごしてきたであろうコフキトンボを確認してから部室でいろいろと準備を整えて帰宅。

実は、高校時代お世話になった生研の先生のつてで、土曜日に「昆虫学概論(実習含む)」を都内の学校で行うことになったのである。
つくばから直接行き来しても問題はないのだが、ヒバカリをrv君に届けたり、あるいは改修中の高校の様子を観たかったり、あるいはヒヌマの様子を観察したかったりするので、帰省してしまおうと思い立ったわけである。
学校の方には道具がほとんどないということなので、ひとまず昆虫採集グッズと標本作りに必要なグッズを持ち込むことにする。




さて高校に着き、早速rv君の案内を受けて生物室へ向かうのだが、校庭に大きなプレハブ校舎が屹立するさまは非常に変な感じである。
新しい生物室は随分きれいではあったが、若干窮屈そう。


天皇陛下に同定をなさってもらったタイワンガザミは、脱皮を済ませて無事に脚が再生した模様。


昨夏の合宿で偶然610が採集したコショウダイは、今やこんなに大きくなった。隠れ家から出てきたときの体色変化が見事で素晴らしい!


歩脚がすべて遊泳脚になっているこのヘンなカニはキンセンガニというもので、そのおかげで素早く砂に潜れるという。その様子を見せてもらったがなるほど愉快である。


我が高校では、都会のど真ん中にありながらもコクワガタとかノコギリクワガタ、カブトムシが見つかる非常に稀有なところである。
このコクワはおそらくこれまで高校で見つかった中での最大級(47㎜)で、非常に立派なものである。


rv君ご所望のヒバカリを譲与。昨日脱皮したのでこの前紹介したときと比べて体色が鮮やかになっていることがお分かりいただけよう(情けないことに、脱皮の兆候に気付けなかった…)。






校舎の回収に伴って、生物室でも水槽とか机とか実験器具等々の大移動を行ったのだが、610が現役時代に作った標本箱、あるいは顔も名前も知らない先輩方が遺した標本もすべて運んできてもらったのは大変にありがたいことである。標本の虫たちを見ていると結構思い出すこともあって、現役時代がとても懐かしく思われるのであった。
おそらく、rv君たちの代が卒業してしまったら生研での現役生とのつながりが切れてしまうだろうし、610も卒研で菅平に行きたいと言っている以上、早いうちに遺品の整理をしておいた方がいいなあと思わせられる。博物館実習がある都合上、つくばと東京、東京と神奈川を行き来することが多くなると思うので、実行をするなら7月中がおそらく最後のチャンスであろう。
※仮に私が高校に通うことになっても、rv君よ、私のことはいいので勉強を優先してくださいね!

下校するときに、現役生たちと一緒に樹液をチェックしたのだが、いるのはスズメバチだけであった。彼らがいなければクヌギにバリケードが施されるようなことはなかったのだろうなあ・・・
それから、rv君とI君と一緒に日枝神社の見回りを行う。


夏越の祓も近いこの頃、境内には立派な茅の輪が設けられていた。思えばここ以外で茅の輪を見たことが無いなあ・・・


何の変哲もないトイレと思うことなかれ。ここは610が現役時代、特に3年生の前期に通い詰めた思い出深いトイレである。本当にここでは色々な虫に出会ったのだが、今日見た限りではクサカゲロウとかよく分からないガがいただけでテンションの上がる出会いは無かった。
ところがである。


タマムシの翅が落ちていた!
もっとも、この辺りにタマムシがいることは610が現役だった4年前に確かめられており、その後も継続的に発見されているのでそう驚くことではないのだが、それにしてもこういうところで出会えるのはとても嬉しいことである。

~・~・~

と言うわけで、明日は昆虫学概論の担当をしてきます。その前にヒヌマを観察したり、志賀昆虫に立ち寄ったりしようと考えています。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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