2013年06月04日

ヘブライ語を見て心の安寧を保つ

今朝は8時起床。サンスクリットの課題を進めておきたいところだが、機能の疲れを取るために睡眠を優先してしまったがために時間が足りず、あまり捗らない。

2限:解剖学
呼吸器・循環器のお話。610は血とか血管のお話に弱いようで、これに関するエグい?お話を聞こうとすると貧血を起こしてしまう。なので、なるべくその手のお話を聞かないようにしてやり過ごす。

3限:現代倫理学
セルフとエゴのお話の続きで、後半は「セルフが強い人は生きづらいのか」という話題で盛り上がる。
今日のお話で分かったことも分からなかったことも色々とあったのだが、これもまたうまく言葉にできない。
特にハッとしたことを無理に書いてみると、人目を気にせずに何かに打ち込むような人の像(例:一心不乱に泥団子を作る子ども)というものは、受講者の大半を占める文科系の学生の中では「子ども」に縛られているような気がしたのである。身近に、例えば610のような「虫を中心に世界が回っているような人」が、もしかしたらいないのかもしれないなあ、と思ったのである。
それから、「カエルの解剖が大好きでたまらない」人を例にして、カエルを解剖する人の考え(お金のために見たいのではなく、ひたすらにカエルの中身が気になるから見るのである)というものをサッちゃん(※この授業の担当教員で、こう呼んでね!と言われたのである)が話してくれたのだが、これが何とも心地よいものであった。

4限:ロシア現代文化特講a
例によって露文和訳。ここでも意識が飛んでしまい、実験に限らず夜更かしをして授業に臨むものではないなあと痛感。

帰宅後はとりあえずサンスクリットの課題を片付ける。まじめに取り組めば1時間程度で片付く量なのが有難い。
さて、今のところ片付いていない大きな課題は専門語学(英語)の発表課題と、ヘブライ語の練習問題の2つに絞られた。
実験、筑波山キャンプという2つのイベントが控えている中、さらに睡眠時間の削減というイマドキ大学生が行いがちな手法を使えない中、610はどこまで課題を消費することができるのだろうか。多言語同時学習の真価が今、ここに問われている!

~・~・~

明日はニワトリの13日胚の観察を行います。幸い4限で授業が終わるので、昨日のように遅くまで時間を取られることは無いでしょう。やどけんMTの前に大体の観察を終えられれば良いですが、まあ無理だろうなあ・・・

さいきん、自分の興味のある分野がどんどん生物学らしくなくなっている感じがしています。
具体的に言うと、数値化できるテーマから、数値化の難しいものへと変遷しています。大学生になるまでは生態学に興味があったのですが、入学してしばらくしたら分類学に興味の方向性がシフトし、さらにこの頃は種に関する哲学的なアプローチに魅かれるものを感じています。一部で流行りの表現を使えば、No evidence, NO no life! となりますでしょうか。
特段論文を読んだり自分から進んで勉強しているわけではないのですが、どんどん生物学の「本流」から逸れて行っている感じがしていて、危ないなあという感じがしています。だって、特定の生物群の分類を行うことではなく、分類学そのものに興味がシフトしたら、分類の対象は虫である必要がないのだから!


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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