2012年08月31日

Belgian Blue

昨晩も日付が変わる頃まで陸域生態学実習のレポートにかかりきり。データを見ているとフリーズしてしまうので、自分の頭の中で理解できる範囲の内容を取り上げ、それについて考察せざるを得ないのは情けの無いことだが、レポートの文面からそれをにおわせるような表現は書かない。私の感情はピットホールに落ちるほど小さくはないし、第一再現性を保証できない。
今朝は何とか5時起床。考察が全うなものとは言い難いが、なかば無理矢理にレポートを完成させる。あとは印刷提出するだけの段階に持ち込めたことによる開放感の強さは類を見ないものであった。ただ、まだ610には消化すべきタスクが少なくとも3つ(露日記、露ブログ、星陵祭スライド)あるため、ここで「悦びの二度寝」に浸っている余裕は無いのであった。

集中:骨格筋の分子運動生理学
午前中には研究室、研究プログラム、筋肥大と遅筋化(≠チキン化)に関するお話が、午後には犬とトップアスリートの筋肉について遺伝子的アプローチからのお話があり、最後に「成長ホルモンビジネス」「アンチエイジング」「精子バンク」のビデオを観て、学生が意見表明を行った。こういうテーマはもっと時間を取って、関連書籍をいくつか読んで、ネットで「これだ!」という言い回しを見つけないとどうしても画一的な発言しかできないものだよなあと実感。
中でも一つだけ言いたいのは、アンチエイジングのホルモンを処方する医者が結構怪しい感じの人で、その患者さんたちが若々しさを享受していたのではあるが、この人たちと、とあるテーマパークに吸い寄せられる一定の人たちとに本質的な違いが無いのではないか、と感じてしまったこと。本を読まなくなったせいか思考力が格段に低下し、上手く表現できないのだが、この違和感は何となく分かっていただけただろうか。

~・~・~

明日明後日は教育基礎学Iの集中授業があります。何でこんなものを受けるのかというと、学芸員資格を得るためには必要な科目だからです。夏休み最大の重荷から解放された悦びで爆睡するのを避けるにはうってつけなのですが、強行日程に体がついていくのかは分かりません。

今年の夏休みには「楽しかった」充実感とは別に、「忘れてしまいたい」「無かったことにしたい」悲惨な充実感にも恵まれました。これをどう解釈するかはその人次第でしょうが、私としてはいつまでも忘れないでことあるごとに思い出しては苦しむのも中々味わい深いものがあると思います。
とはいっても、陸域生態学実習関連でのあまりにデタラメな言動について受け入れられるようになるにはまだまだ時間がかかりそうです…

1つ嬉しいことがあって、高1のころから右手親指にあったいぼがきれいさっぱり消滅しました。右足小指が膿んだためにミノマイシンを処方した「副作用」でしょうか。あまりにも劇的だったので、自分の指を見ているような気がしません。このまま再発しないといいのですが…


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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