2012年04月16日

生物学類ロシア語専攻と名乗るために

5時起床。予定ではあと30分早く起きていたかったので慌てて準備を整え、40分ごろ宝篋山へ向けて出発。朝の最低気温が3.7℃ということなのでいまだに「冬装備」を解除することができない。
現地でIさんに合流し、いっしょにムカシトンボの羽化場所へ向かう。予想通りまだその場所でじっとしていた成虫は最初に発見したときと比べると大分トンボらしく色づいてきて、からだも引き締まっている。今日のうちにはここから飛び立っていくのであろう。となるとまた明日羽化殻を回収しにくることになるのかなあ・・・





7時過ぎに帰宅、休む時間もあまり確保できないままに1限の授業へ向かわねばならない。このころの1年生はまだまだ大学慣れしていないこともあって、ずいぶん早い時間に教室に向かっている。そんな初々しい様子を見ているのは実にいい気分になるのだが、それと彼らと一緒の道を自転車で走らねばならない憂鬱さとは別の問題である。集団でのんびり走られると邪までしかたがないので、610はひとり主要ルートを外れる。

1限:体育・スポーツリテラシーを高めるために
この授業は体専の人は受講できないのだが、610の座っている席の前にいる女子集団からざわめきが聞こえてくる。ああシラバスきちんと読み込んでいないなあと感じるのだが、これをいい反省機会にしてもらいたい。重いシラバスを持ち込んでいるあたりの初々しさもまた一興なのだが、ガイダンスとはいえ授業中に相談するのは止めていただきたい。
授業の特質上受講者が50人にしぼられるこの科目、今日の出席状況を見ると定員を上回っているようだ。1年生を優先するとなると610は切られてしまうのではないか。それはそれでしかたないが、他の科目に切り替えるとしたら何にしよう・・・
30分位で終了したので図書館に向かい、ひさびさにLatexを起動して実験レポートの下地を準備したり、ブログの入力を進める。

2〜3限:博物館学I
2限目と3限では担当する先生が異なっており、前半は土浦の博物館に努める学芸員の先生がお話をする。ほとんど余談で終わってしまったのだが、その余談が随分面白い。確かに、学校の先生の仕事はとてもイメージしやすいが、学芸員の仕事ほど想像しがたいものもない。ただ好きなものを集めて展示するだけが学芸員の仕事ではなく、「何を」するのか決める、博物館の経営にかかわることそれが学芸員の仕事の主たるものなのだ、という話をうかがう。
後半には博物館の概論として「博物館とは何か」「博物館学と博物学とは違う」ということを説明。いずれの担当教員も大学の卒業生だということは中々に面白い。
間に昼休みが挟まるのだが、ここでクラ代会を行い、1年生のクラ代との顔合わせを行う。その後全代会の議長団の決定を3限にかけて行ったそうだが、果たして決まったのだろうか…

4限:東洋思想
「東洋」と括られているが、この講義ではインド思想を主に学ぶ。そのイントロとして、インドとは何か、いまに至るインドの多様さ、「東洋」とは西欧の視点であること、インドが「半島」である意味合いは大きいことなどを網羅的にお話しされる。
この授業はロシア語やアラビア語ほど興味を引かれるわけではないが受講しようと考えている。「興味のない科目をあえてとる」逆説的受講態度へのあこがれもあるし、こういう思想的な知識があまりにもないまま大学を去るのは非常にもったいないことだという懸念もある。とにかく、せっかく学芸員科目の優先のために開いた時間なのだから有効に活用したい。独学でインド思想など、死ぬまで学ぶことは無いだろうからね。

5限:
思ったより暖かくならず、肌寒さに耐えられそうもなかったので帰宅して着替える。ついでにおやつを貪ってしまったのだが、早めに大学へ戻って久しく勉強していないロシア語を思い出すことにする。
戻る際中、学芸員科目優先のために切り捨てた動物系統分類学実験に繰り出す生物学類生に遭遇。兵太郎池や天の川の微生物を採集する面々を見ていると実に羨ましく、実験を受講できない立場を悔やむ。聞けば虫と骨のある生物は捕まえられないということだが、きっと610はこっそり暴走するだろうなあ…


6限:応用ロシア語会話
早くついてしまったので教室に一番乗り。英語はまだしも、1年かじった程度のロシア語でマンツーマンは耐えられない気がしつつも恵まれているなあと思っていたが、全部で7名の履修者が現れる。綺麗なネイティブの先生が(こう書くだけで女性だと分かるのは面白いですね)ロシア語で話していることがさっぱり聞き取れず、ぽかんとしていると610に質問が飛んでくる。聞いたある言葉だというのに分からないもどかしさと、ヒントをもらって意味が分かって答えようとしていてもロシア語変換ができずに硬直するもどかしさ!
他の人たちは詰まることなくさらさらと回答しているのを聞き―それも聞き取れないのだが―これはまずいなと悟る。でも、履修放棄するのは勿体ない。食いついていくしかない。
悲観しているうちに日本語で話しだす先生。笑い方が何ともかわいらしい。ある程度日本語を使っても大丈夫だと分かると急に安心できるのだから現金なものである。ただ、生物学類生はおろか理系学類は610のみで、9月から留学に行く人が2人いたり、ロシアをテーマにするであろう卒研生がいたり、場違い感も甚だしい。これこそ他学の授業に単独で乗り込むときの醍醐味なのだが、平均レベルは随分と高く、610の理解度の低さが授業の足を引っ張ることは目に見えている。受講者も多くそんなに苦ではない他の科目とは違って、分類学と同じくらい真剣な自学の必要を感じる。
キリストの復活祭пасхаに関する文章の露訳をするのだが、まず辞書を持ってきていないのでそれを借りねばならない。Ксения先生が「辞書の無い人はいますか?」とロシア語で聞いているのだが、もちろん何もわからない。何とかして電子辞書を借りたのは良いがタイピングに手間取る。それはそれで仕方ないのだが、ロシア語は文章内では様々な形に変化している。辞書には変化前の原型が載っているのだが、勉強不足の610はそれを戻すこともできないし、そもそもどういう変化をしているのかもわからない。正格、対格などのことばは分かるが、それを生のロシア語と結び付ける努力は怠っている。今ここでどうにかするわけにもいかず、残念な結果に終わる。
授業後に簡単に相談した(日本語でないと相談なんて出来やしない!)のだが、その辺の事情は心得ていただけるという。やっぱり放棄してはいけない、きちんと勉強しよう。そうすれば1年後には聞き取れるようになるに違いない。
思えば去年の今頃、ロシア語のアルファベットもまともに読めなかったのだ。それが今では(ゆっくりではあるが)発音できるようになっているし、これは動詞だな、過去形だな、前置格があるな…こういう基本中の基本は辞書を使うまでもなく分かるようになっているのだ。去年は夏以降勉強の意欲が減ってしまってこのレベルしか習得できなかったのが、今年はこの意識をなるべく高く保ち続けていきたい。
まあ、ロシア語に限らず、他の科目でもそうしていかないととてもやっていけそうもない時間割を組んではいるのだが…

〜・〜・〜

明日は早く起きてロシア語の勉強も、他の科目のノート整理もしなくてはなりません。6限まで全部授業が入っていますが、生物の専門科目は1つだけ。しかも語学が2つ。この狂気じみた時間を効率よく過ごすためにも、朝早く起きて余裕を持たせておくことは必要不可欠になるでしょう。
そして授業後には合同新歓。1人でもいいから新入生に来ていただきたい!



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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