2012年02月14日

いかなる理論も後悔を打ち破ることはできない

5時起床。

1限:農村地理学
休講のお知らせ。仕方がないので図書館に移動してロシア語の勉強をしたり『後悔と自責の哲学』を読む。


2限:有機化学Ⅱ
・板書を写しながら試験対策
・話を聞いていても分からない
・自分で問題を解いていると「ああこの話か」と気が付く程度

3限:ロシア語基礎A
初めてのマンツーマン授業が実現。しかしながらU先生は卒業生関連の会議で忙しいようで30分ほどで離脱。残り時間は誰もいない部屋でのんびり過ごすことに。

自転車に乗りたかったのだが、鍵を見てみたら先っぽ半分が折れてしまっている。その辺に落ちただけならいいのだが、もし鍵穴に取り残されていたりしたら悲惨だ。

4限:総合英語(IE)
朝やっつけで完成させたプレゼンを紹介する順番を待っていたが、時間内に回ってこない。
そのため時間割のチェックに費やす。2年時はロシア語を週2時間勉強できそうだが、1時間でもいいかなあ…

雨が降ってくる。先週も雨が降っていたというのに、また火曜日に雨か…
靴底は割れているため水が容赦なく侵入してくるのがいちばん腹立たしい。

5限:植物生理学概論
追記で述べる「恐怖に近い疑問」を感じたため、授業を聞かずにそのことをメモ帳に書く。

6限:夕食
バスが10分以上遅れたので定時にeカフェ会場入りできず。

放課後:バイオeカフェ
「睡眠・覚醒の謎に挑む」
冒頭仰られた「なぜ眠らなければならないのかは分かっていない」ということが意外に思える。睡眠という身近な現象でも科学的に解明されていないことは不思議だ。

~・~・~

明日は自転車を使わなくても過ごせますが、鍵が外せないと困ってしまいます。

~・~・~

本日はバレンタインデーでしたね。そんな中、ある種の「恐怖に近い疑問」を覚えたのは610だけかどうかは分かりません。
追記欄にはその詳細を書きますが、生物学類生にちなんだものが多く、しかもこのブログを閲覧されている人もいるでしょうから、念のためおことわりをしておきます。
私は「バレンタイン中止/廃止論者」ではありません。また、以下に書くことは特定の誰かに対する悪口や陰口ではありません。あと今年は今のところ誰からも何ももらっていませんが、そのことによる僻みではないし、そもそも僻みは欠片もありません。どうか勘違いされませんよう…

有機化学や植物生理学が始まる前の休み時間、あるいは昼休みの食堂で、女性陣が和気あいあいとお菓子の交換をしている姿が610には恐ろしく感じた。彼女たちにとってバレンタインデーにお菓子を用意して友だちからもらったり贈ったり(恐らく「本命チョコ」というのは公の場では見られないのだろう)することが当たり前だと思っており、この日に何も用意していないことは間違いとは言わないまでも、きっと間に合わなかったことを後悔するのであろう。

この、「当たり前」と思っているところに、「洗脳」の恐ろしさを垣間見てしまい、恐怖を覚えたのである。そして、この「洗脳」は、いわゆる学力的な偏差値によらないのではないかとも思えてくるのだ。

北朝鮮では将軍様がいちばん偉いのが当たり前であって、ナチス時代のドイツではユダヤ人は絶滅させるべき人種であったことが当たり前であった。そういった事実を踏まえて、今の日本で、バレンタインデーにお菓子を贈り合いっこするのが当たり前だと思うと、「ああこれは日本の商業界の洗脳の結果なのか」と考えてしまう610には恐ろしい光景に見える。

つくばには1万人近い学生がいるのだから、610以外にも恐怖を感じた人がいてもいいとは思うのだが、いても極めて少ないのだろう。そう思っていても口に出せない同調圧力というものが、とくに女性には強く働いているのではないか。実際やりたくなくても付き合いで用意している人もいるのかもしれないが、例えば義理チョコを暗黙裡に用意しなければいけない状況の中で、相手に理解してもらえるように、バレンタインのイベントから身を引きたい旨を説明することはとても大変だろうとは思う。「チョコがもらえる=好かれている、もらえない=嫌われている」と勘違いする男性は案外多いのではないか。あるいは、普段仲良くしているのに、バレンタインで何もくれないと友情を疑ってしまう女性もいるのではないか。
いずれにせよ、「みんなちがって、みんないい」はずなのに、バレンタインを拒否することで何らかの不利益を被るようなら、理不尽なことです。

610としては、バレンタインのやり取りをした方から、何を考えて(あるいは何も考えずに)この日に臨んだのか、ぜひ伺いたいところです。
※再度書きますが、誰かの悪口や中傷をしたつもりはありません。バレンタインのやり取りをする女性陣を見ていて感じた恐怖を、「洗脳」という現象に注目して自分なりに意見をまとめただけに過ぎません。


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(2)
この記事へのコメント
私はバレンタインっていうイベントを利用している感覚かな。
別に作らなくてもいいんだけど、私の場合何も無いとお菓子作りなんかしないから「バレンタインだし久しぶりに作るかー」みたいな。
今年は何処にも行かなかったけど、学校あればラッピングして持って行ってると思う。みんなで交換するのは単純に楽しいし。話題になるし。
でも小さい頃は本当に好きな人に渡しに行ったりしてたなぁ…。それについて特に深く考えたことはなかったけど、今考えればある種の強迫観念というか洗脳というかだったのかもしれないとも思う(´・ω・`)
Posted by Cathy at 2012年02月15日 22:05
>Cathy
Cathyに限らず、お菓子作りのきっかけにバレンタインを使っている人は多いだろうね。それでもって、友達と交換し合ったりするのは楽しいだろうし、そのことについては口出ししたり蔑んだりするつもりはありません。
ただ、それがどんなに楽しいことであっても「洗脳」と見なし得ることに気が付くと、一味違ったバレンタインを楽しめるかもしれません。

まあ、610としては、こんなこと考えながらも何かもらえたら嬉しく思うでしょうね(´Д`)
Posted by Impulse610 at 2012年02月16日 21:11
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