2012年01月27日

宇宙の形は8つ?

5:30起床。6:44に-7.4℃を観測したようだが、おそらくこれは今年の最低気温を更新したのではないか。
PEの予習をするが、3学期になっても唯一定期的に続けている予習、というか授業の勉強はこれだけになってしまった。

1限:英語基礎(PE)
3学期になってから、始業時の教室がガラガラである。例によって淡々と読解。

2限:昆虫機能制御学
学習について。ミツバチの学習実験にノーベル賞が与えられたことは高校生物を取っていない方もご存じであると嬉しいのだが、ミツバチは餌源を視覚的に記憶できる。例えば、青色の色紙の上に砂糖水を置いておけば「柄さは青色のところにある」と学習する。これを何度も繰り返して記憶させると、たとえ餌が無くても青色の色紙目指して飛んでいく。この学習過程を「条件づけ」と呼ぶのだが、寄生蜂の実験ではバニラエッセンスを使って条件づけができたということを聞いて、その「可塑性」ぶりに驚く。
自然界では寄生蜂が卵を産みたいホストがバニラエッセンスのにおいがする場所に卵を産むことはないので、たとえバニラに条件づけされても、やがて「バニラのにおいのするところにホストはいない」と悟ってにおいに反応しなくなるという。これを「ネガティブな学習」と呼ぶのだが、これは何も蜂だけの特性だとは思えない。「どうせ昆虫の研究をしても就職先もないだろうし大学のポストも埋まっているだろうし」などと思いながら勉強をしているとそのうちモチベーションが下がってしまうのかもしれない。ここで「かもしれない」としたのは、昆虫の研究は「就職や大学のポストを得るためにするもの」であってはならないと、610は考えているからである

昼にクラ代会 2月初頭に、生物学類の先生方とクラ代(+有志の1,2年生)とで意見交換会(主に学生が生物学類のカリキュラム等に対する不満を訴える)が行われるのだが、その議題を出す。
例えば、610は学芸員の資格が欲しいのだが、現行の生物学類のカリキュラムに従うと、学芸員の資格を得るために必要な「博物館学」を履修すれば、月曜日に開催される専門科目の授業ならびに実験が1年間取得できなくなる。これは生物に限らす他の学類にも当てはまる。集中授業そのものが開講されていない上に、年間の授業の中に集中授業が組み込まれている。610は教職科目を取っていないが、生物学類においては、教員免許と学芸員の資格を同時に取得できそうもないそうだ。こういった点を先生方に訴えれば、ひょっとすれば動いてくれるかもしれないという。
610としては再来年度から「6学期」制になることで、2年で苦労して取った授業が6学期制によって日程に無理なく受けられるようになったり、2年には日にちが被って取れなかった授業が6学期制によって消滅してしまうことがあったら堪らない。そういうことを先生方に聞いてみたい。もし教職員の中にこのブログを閲覧されている方がいらっしゃるようでしたら、コメントにて意見を伺いたいところです

3限:
図書館に籠って久々にLinuxを立ち上げる。「きれいな字を書きたい」と思っているのに、ノートの文字は日に日にいい加減になっていくばかり。読解不可能なレベルまで落ちぶれてはいないため放っておいてもテスト対策や記憶の整理はできるのだが、どうも「自分の文字」を眺めるよりは「活字」の方が記憶しやすい。「活字」を見ながら、それをひたすら書きなぐると随分頭に入ってくるのだが、そういうテスト対策を続けるには手書きの文字をPC上で打ち込む必要がある。そのままWordを使ってもいいのだが、何というか、doxファイルよりPDFファイルの方が体裁が整っている感じがして610好みであるために、2学期の情報処理でいじったLATEXを使おうと思い立ったのである。
LATEXの体裁にもっとも従順に対応できる昆虫学特講のノート(これは丁寧に描いているのでわざわざPDFにする必要は無い、というか無駄な作業)からPDF化していこうと思っているのだが、なかなか進まない。Wordがどれほど手軽な文書製作ソフトであるのかを思い知らされる。

4~6限:基礎生物学実験Ⅲ
先週作ったパラフィン切片のパラフィンを取り除いてから染色。パラフィンは有毒なキシレンで溶かすためにドラフトのある別の実験室へ4クラは疎開して作業したのだが、数名が溶液の置換作業に従事する以外はすることが無く、また従事者も固定化したこともあって、白衣の610は外見にそぐわず暇を持て余すことになる。とりあえず『100年の難問はなぜ解けたのか』を読了し、ポアンカレ予想を証明したロシア人数学者ペレリマンをはじめとした数学者の奇怪さや数学の奥の深さを垣間見る。こういう本を読んでいると、数学ができる、得意であるということが非常にうらやましく思える。それからPEの予習をしたりガロアムシについて勉強したり…
染色を終えてから永久プレパラートを製作する作業はほぼ各自で行ったのだが、自分でもあっけないくらい簡単に封入が完了してしまう。ほかの実験観察の時には必ずと言っていいほど気泡が入り込んで検鏡しづらくてたまらないというのに…
本日はこれにて作業終了。この2週間分の作業の成果は来週明らかになる。

放課後:物資調達
実験が思ったより早く終わったので、ホームセンターにて買い物。今後の宝篋山散策や雨天時の学内移動に活躍が必須の長靴(六郷にもあるが持ってくるのが面倒なうえ、あちらでも必要)、ガロアムシの餌としてのアカムシ(こちらによれば冷凍アカムシが有効らしいが、生憎乾燥アカムシしか売っていなかった。効果のほどは如何に?)、ガロアを含めた地表・地中性昆虫の捜索に有効かつ携帯に便利な根ほり、そして吸虫管代わりのこれ!



赤ちゃんの鼻水を吸う器具は、絶対に吸虫管から発想のヒントを得たに違いない。
志賀昆虫で正規品を買うよりも半額近い値段で購入可能だったので思わず手を伸ばしてしまったが、正規品よりも携帯しやすそうで使うまえからテンションが上がってしまう。もっとも、サイズ的にはガロアムシの成虫や大きな幼虫には使えないのだが… だからこそ「原始的昆虫」に使おうと思っているのだ。

~・~・~

というわけで、明日は宝篋山で「原始的昆虫探し」をしてきます。ガロアムシが見つかったら大はしゃぎしたいですね。
それまでは授業ノートをPCに打ち込んでおいて試験に備えておくことにしよう。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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