2011年12月07日

昆虫は肢が命

目覚ましをかけ忘れていたが6:26起床。

1限:細胞学概論
分厚い資料が配布されてから、染色体の基礎構造たるNucleosome、遺伝子発現のオン・オフに際してはDNA自身が変化しているのではなく、染色体の構造がほぐれることによるというEpigeneticsのお話しが高速で行われる。ついていくのが大変なのだが、しっかり聞いているとなかなか面白い。
やけに教室の密度が高いなと感じたのだが、どうやら去年単位を落とした人が多かったことが影響しているらしい。610も気をつけねば…

2限:昆虫学特講
この授業の存在に気が付くまで、この時間は化学Ⅱを受講している予定だったが、610は教職科目を取る必要が無いのでこちらに切り替える。勿論1年生はただ一人。
昆虫類の系統的位置とその特徴~付属肢の形態までを学習。動物系統分類学を受講していないのでよく分からない単語もいくつかあったのだが、あまり問題は無かろう。
授業終了時に避難訓練があったのだが、「教員の指示により」授業続行、担当者に急かされて教室を出ていく様がなかなか愉快であった。もちろん実際こんな体では本当に地震が来た時にきちんと避難できるのか分からないが、少なくとも避難訓練に対する意識レベルはかなり多くの人で低いのではないかと感じた。この前大きな地震があったばかりだからしっかりやれ・・・など言っても、昼休みを返せ!などと意見されるようなら、どちらに問題があるのかよく分からない。

3限:微積分
我々の方法と一般的な微積分の方法とのリンクを図られたのだが、610は我々の方法をさっぱり理解できていないので、それを一般に対応されてもピンとこない。

4限:クラスセミナー
クラスごとに今日から「テーマプレゼン」なる、各自で気になる生命現象を調べて発表するイベントが行われる予定だったが、4クラだけ事情が異なっていた。これは担任の指示からいって口外してはいけないのだが、このブログが4クラはおろか他クラスのだれからも知られていないと仮定して(笑)書いてしまえば、歴代のノーベル生理・医学賞の研究成果をテーマとして調べてこいということになったのである。もちろん自分で別のテーマで調べてきてもよいとのことだったので610はある小虫(こむしと読むがコムシではない!)の珍奇な生殖戦略についてまとめることに決めた。ちなみに今回は「まじめな」プレゼンを作るつもりはなく、どこまでアホらしくかつ言いたいことを伝えられるかに本腰を据えようと思っている。

5限:地球学概論Ⅱ
地球環境システムを考える。とはいっても中盤で訳が分からなくなって眠くなる。今日得られた一番の収穫は、週末に雨が多くなることの原因の一つが分かったことである。土日には多くの工場がお休みになるから、煙を大気中に放出しなくなり、雨雲を構成する粒子の一粒当たりの半径が大きくなる。ということはこの雨粒はより重たくなるので重力により地上に落ちやすくなる。そうして雨が降るということらしい。今までは何かの偶然なのかなと思っていたが、どうもそうとは限らないようだ。

6限:地球学概論Ⅲ
原始地球の誕生についてなど。この辺りは受験地学の知識を呼び起こせばなんてことはない。25分位早く授業が終わってくれて助かる。

放課後:やどけんミーティング
18日に渡良瀬遊水地へ鳥見+マイマイ・アカガネ・オオヨツボシ探しに行かれそうである。日曜日だが是非とも天気が持ってほしいものだ。

~・~・~

明日は初めてのテニス。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(2)
この記事へのコメント
昆虫学特講イイネ!あの先生の授業、面白いよね。教職科目なければ受けられたんだけど・・・隔年開講だから今後取るのは厳しそう。
Posted by たて at 2011年12月09日 13:14
>たて さん
たしかに面白いですよね。合間の余談と、声がいいですね。
たてさんがいないなあ…と思っていましたが、教職でしたか。4年の3学期にこの授業を取るのは難しそうですね…
Posted by Impulse610 at 2011年12月10日 05:48
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