2011年12月05日

そう、私は少し本を買いすぎる

数日前に、ふと「普段魚を食べるときには骨や皮を残していたけど、別に食べられないことはないのではないか」と思い立った。父の友人には、皿の上に何も残さずに魚を平らげる方がいると小さいころからよく聞かされていたことも励みとなって、昨晩アジの開きをどこまで残さず食べられるのか挑戦してみた。背骨は堅いかと思いきや案外フニャフニャしていて噛みきれないこともなく、ぜいごも鰓も顔もどうってことない。気が付くと皿の上には何も残っておらず、当初の疑問が解決。いったいこれが健康的なのかは分からないが、少なくともゴミが極端に減る事だけは確かである。

さて5時起床。本当はもう少し早く起きたかった…

今日から3学期の総合科目の授業が始まるのだが、実は今回の2つは厳密にいえば第一希望ではない。当初は「沙漠」「心の実験室Ⅲ」を選んでいたのだが、ふと気が変わって今の2つをチョイスしたのだ。理由は単純に、「受講人数が少ないから」であって、「人気のない授業を受けてみたくなった」からである。


1限:歯科医学と医学の接点、口腔外科とは
「口腔外科」は顎や口腔の疾病や外傷に対して、その予防と治療を研究・分析する学問のことらしい。これは日本ではほとんど歯科医が行うが、ヨーロッパやアメリカでは医師が行うものとされている。
日本で今から500年前位に作られた総入れ歯はツゲ製で、当時としてはとても性能が良かったというのが気になった。

2限:障害と共に生きるⅢ
「弱視」について。いまでこそたびてつにいるから技大生の方々との交流で考えさせられることがあるのだが、高校までは視覚障害について深く考えたこともなく、その言葉からはただただ全盲の方がイメージされるだけであった。610の様にメガネをかけても視力が矯正されなかったり、「本来の目的で」サングラスを着用せざるを得ない方がいることをしっかり知っていなければならない。

3限:TOFEL講座
音読により正しい発音を習得することがメインのようで、その練習を行う。少なくとも、2学期のbiology1でリスニングレベルが鍛えられたとは全く実感できなかったが、それはきっと基礎訓練がなっていないからなのだろう。自学する習慣をつけないと…

4~6限:標本製作バイト帰省→蒲田で面接
どうせ明日朝帰ってくるのでPCもいらないだろうと思いつつ、でもやっぱりないと不安だなということで持ち帰る。いつから依存症になったのだろう… 移動中は『チベット滞在記』を読む。これは大正二年から十年間チベットで修業を行った多田等観という僧によるもので、チベットの文化の豊かさや寺院での生活、ダライ・ラマ13世についてのことなどが述べられている。ずいぶん前に「北方志向」を宣言したことを覚えておられる読者がいたらとてもうれしいが、610はそれに加えてチベットにも興味がある。具体的には文字と自然(地層的、気候的、生物的)が気になる。
チベットでは死人は鳥葬にするのが一般的で、僧に供養してもらった後の亡骸をモノ同然に扱うこと(なぜならそこにはもう生前の主の魂はないと考える)が随分と印象的であった。

蒲田についたはいいが、まだ郵便局の面接には早かったので一旦自宅に戻って荷物を置いてから出陣。住民票をつくばに写してはいるが、そのことを説明するのは面倒だったから六郷の住所を書き、そ知らぬふりをして面接に臨むが、大学へ宅通しているのかどうか聞かれることもなく終わる。合否の通知は1週間後くらいになるそう。もし採用が決まれば、23日から翌7日までずっと仕分けをすることになる。
しかしながら若干不都合があって、給料の振り込みが1/31だという。もはやGXRを正月に買うには貯金をつぎ込むほかないことは決定的である。トノサマ観察や成人式後の同窓会でさっそく運用を開始したいところなので、もうここは割り切っておくしかなさそうだ。

帰るついでにBookoffとOKストアで買い物。まだ先日買った9冊のうち5冊は手つかず(しかも『チベット滞在記』は図書館で借りたもの)だというのに2店舗を巡ってさらに5冊買ってしまう。誰か610の代わりに本を読んでくれる人がいれば喜んでお願いしたいくらいだ。

~・~・~

1日に失敗した始発登校を明日リベンジしようと思います。
そして放課後には2学期に行きそびれたCosmos Cafeに突入して異文化交流を図ろうと考えています。

帰宅後、悲しい現実が待っていました。インターネットに接続できる端子をつくばに置いてきてしまったのでした。結局PCは死重に過ぎず、持ってきた意味はありませんでした…


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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