2011年11月20日

誰がどれだけ変わっているか

昨日は寝すぎたせいか、風呂に20時過ぎに入りに行ったせいか分からないが23時頃まで寝付けない。
今朝は7時半起床。まだエンジンがかからないが昨日より状況は改善されたようで、昨日中途放棄した化学Ⅰのまとめを終え、計算問題の暗記に取り掛かる。化学平衡のKaやらKbを駆使した計算は2年ぶりに投げ捨てたものだが、当時もなんとなく予想してはいてがやっぱり大学でも必要になるのであった。そんなこともあろうかと高校化学Ⅱの教科書を持ち込んではいるのだが、当時の悲しい記憶(?)が蘇ってくるような気もしてあまり長時間眺めてはいたくない。デザインは冷たい感じがして610好みなのだが…

午後は図書館で化学のまとめと生態学過去問を印刷。纏めは裏表3枚分にしてあるはずなのに印刷されたものは4枚出てきた。自分のPCと図書館のとでは若干フォントがズレてしまったようで何とももったいない。
兵太郎池脇の林で草刈りが行われたようで散歩しに行く。4月に初めて来たときから松の枯れ具合がひどかったのだが、夏の台風もあって元気な松がずいぶん少ないように感じるが、こういう状態も遷移の一段階と見なせるのだろうか。
誰がどれだけ変わっているか

ツチバチくらいしか虫が見つからない。触角が長いのでオスだと思うが、こいつは越冬できずに死んでいくのだろう。
部屋に帰って生態対策。

~・~・~

明日は朝からずっとテストです。Biologyは大丈夫かなあ…
6限はT-ACTの発表。やっと解放されます。

そういえば先ほど・・・

つくば市から成人式の案内が届きました。今までずっと成人式は大田区でやるもんだと思っていましたが、そういえば住民票はこちらに移してあるからそうはいかないのでしょうかね。まあ、どっちにしろ参加するつもりはありませんが。
私には式に参加する意義が見出せません。まずスーツを着たくないし、その姿を他人に見られたくない。和服なら別ですが、持っていない上に着た記憶もないので成人式のために設えるのもレンタルするのも受け付けられない。「正装」で長時間拘束されるのは拷問のように思えます。だからって作業服で乗り込めるような場でもないとは思いますが…

次に、式典での欺瞞に満ちた言葉を聞きたくない。青梅市の成人式式辞をもとに検証してみよう。
輝かしい平成二十年の新春を迎えて、ここに成人式を挙行するに当たり、次代を担う皆さんが、心身ともに健やかに成長して、立派な成人になられましたことに、心からお祝い申し上げます。

本当に心から我々の成人を祝っているのだろうか。成人式用のテンプレートがあって、それを使いまわしてはいないだろうか。だったら、そんなものを聞く価値はあるのだろうか。
生涯に一度の新しい門出を迎えられた皆様は今、将来への明るい希望に満ち溢れているものと思います。
私といたしましても、輝かしく、はつらつとした皆様のお姿に接し、こうしてお祝いできることを嬉しく思いますとともに、皆様の将来が晴れやかに広がっていくことを願ってやみません。

若者は就職難であり年金負担も重くなると言われたり、どんどん採集禁止の昆虫が増えたり良好な自然環境が破壊されている中、将来への明るい希望は開けるのだろうか。少なくとも私には欺瞞にしか聞こえない。成人になってもまだこうやったウソを教え込む意義はなんなのだろう。
ちなみに610は大学入学が決まった時でも、将来が希望に満ちていたり、晴れやかに広がっていると感じたことはなかった上に、今となっては日本全国に生物を学ぶ学生がたくさんいるのに、それで飯を食っていける人がほんの一握りなのだろうなあ、こうして年々高学歴ワーキングプアが生産されていくんだろうなあと無力感に浸っている状態である。せめてもう少し現実から目をそむけないで「ほんとうのこと」を話していただかないと、参加する意義は見いだせない。
これから先は、様々な法律上の権利が与えられると同時に、成人としての義務も果たさなければなりません。皆様は、自らの判断と責任において行動すること、つまり独り立ちすることが求められているわけであります。

そしてこうくる。甘いことをさんざん言っておいて、こうやって成人を突き放すのである。我々は「独り立ち」をするために十分な準備をしてきたのだろうか。我々が学校その他で学んできたことは「いかにして人に嫌われないでみんなと一緒にいられるか」「いい人になるために」ということに尽きないだろうか。みんなと同調することが絶対で、みんなの意見に従わないものは排除してこなかったのか。そんなみんなに独り立ちを求めているのである。実際私には成人した後も出来ていないオトナがたくさんいることは容易に想像がつき、この文言もまた欺瞞であるように思えてくる。
ならばというわけで、独り立ちの第一歩として、成人式には欠席するという戦略をとる次第だ。

610は中学校まで地元の公立校に通っていたので、大田区での成人式は高校生になって以来疎遠な同級生たちに会える(かもしれない)貴重なイベントかもしれません。しかし、同窓会自体は式の後に企画されているようなので(連絡がありました)、成人式はもはやサブイベントと化しているように思えます。

女性は振袖を着る方が多いのでしょうが、予想としては親のものを着る方や、仕立てた振袖を今後もずっと使い続ける方は少数派なのではないでしょうか。レンタルで済ませることに文句がありませんし、ハレの場でおめかしすることを否定する気もありませんが(振り袖姿を見たいなと思う人もいますし)、おめかしの度を越えたファッションショーのようになるのならそういう場にいるのも苦痛です。「成人式」で画像検索をしてみるとゲンナリしてきます。せめて個人が識別できる程度にとどめてほしいものです。

このブログを閲覧されている(二十歳の)皆様は成人式に参加された(る)のでしょうか。


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(2)
この記事へのコメント
もう細字の部分が・・・⇒グサッと。もう入学前の状況で感じ始めているんですけど大丈夫ですかねw 高校の時は何とかなるだろって感じでしたが、現実を見せられてます・・・(生物TのYの井先生って生徒をあてるじゃないですかその時の他生徒の敏速な返答、あんなの無理です)

ただそれと受験勉強は違うと、信じているので、まだ頑張ってますよw今週から実践です。いよいよ人が少なくなってきました。

成人式ですか。19歳ですが地元の友達が数えてみたら3人でしかも1人は今年に筑波の物理学科に旅立ったのでないですね。参加する理由がないです。毎年報道されますがニュースにならない程度の馬鹿騒ぎも当然あるでしょうし。嫌な思いをするなら行かない気がします。
私立の辛いところは地元がいないことでしょうかね・・・小学校で一度切れますから。。
Posted by こばや at 2011年11月21日 18:19
>こばや さん
全員が研究者を目指しているわけではないと思うのですが、正直「こんなにたくさんいらないだろう」と感じてしまいます。農学ならまだ応用が利きそうですが、理学部生物学科系統に進もうものなら避けられない課題だと思います。そのほか物理、化学、文学、哲学、芸術系統に進もうという人も似たようなことを考えているのでしょうかね。
確かに問いに対して即座に応答できる人を見ると、あんな風に自分の意見をスッと言えていいなと思うことはありますね。

受験生からすればこれも「ぜいたくな悩み」かもしれませんね。また大学生になれば強く思い知らされるでしょうから、それは合格後の楽しみ(?)にでも取っておくと良いかもね。
実践シリーズ懐かしいですね。あのころは毎朝散歩して精神を保っていたような気がします。これが終わったらしばらく自分の時間が確保できるので、ここでだらけ(すぎ)無いようにするのは大事だと思います。

なるほど、私立組ではそういうこともあるのですね。
恐らく私立の同窓会も成人式に合わせて行われるでしょうから、イヤでなければそちらに参加するだけでも十分だと思いますよ。
Posted by Impulse610Impulse610 at 2011年11月21日 20:37
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。