2021年06月28日

2021. 6. 25–28 の人生

6. 25 朝はたぶんやや辛め。出ラボをして、虫の世話・荷造りをしてゼミに参加し帰宅。午後から主人とともに、とあるイシノミを探しに某所に出かける。数時間移動して現地に到着、レンタカーを借りてとりあえず腹ごしらえ。地元のすし屋がよいという先行研究を発見したので、追試してみたのだが、最高であった。気をよくして、チェックインしてから探しに出かけるのだが・・・あれ、おかしいなあ、乾燥しきっていてイシノミの気配がない。近くの別の地点で別の種類を探すも、ここもダメ。梅雨に入っているはずだが何でこんなに乾燥しているのだろうか・・・

6. 26 昨晩は惨敗かつ疲労困憊に終わり、ちょっと良く寝てから対策を考える。夜間であれほど乾燥しているのだから日中はどうしようもないはずであり、それなら当該種はひとまず後回しにして、別の地域で探してみることにする。当てもなくやってきた地点で苔のかたまりを振るってみたら、やや小さなイシノミが落ちる。これでひとまず、成果ゼロという最悪の事態は回避できた。その後、同一地点ないし少し離れた似たような環境から数匹ずつ採集。ちなみに最初のポイントではこの地域で非常に有名なとある甲虫をみつける(ほかの場所でも見つけられることを期待していたが、今回はこの1匹のみであった)。昼は地元の怪しい雰囲気漂うスーパーマーケットにて地元の食材で作られた総菜を楽しみ、夜間に向けてポイントの下見をする。ある地点で主人がイシノミの脱皮殻を発見、期待が高まる。新たな宿にチェックインし、小休止・夕食を楽しんでから2日目の夜に挑む。脱皮殻のあった場所にて、やっと当該イシノミを発見!しかし追加は1匹のみでいずれも♀個体、単為生殖群なのかどうかは結論が出ない。とりあえず今回の目標を達成したので、エクストラ採集として、これまでに探したことのない場所に挑んでみある。最初のうちは全くだめであり、諦めようとしていたのだが、ちょっと場所を変えていた主人がなんとそのイシノミを発見したのであった!今回の旅行で主人が大活躍である(ちなみに、ブログで主人を称賛する旨を伝えたところ、「よろしい」との返事を承った)。採集に難儀したものの、成虫・幼虫ともに数匹採集。しかし成虫はこれまたすべてメス。この種に関してはそんなに問題ではないが、果たしてオスがいるのかどうか、ひとまず幼虫を育てて確かめてみたい。

6. 27 午後には帰路につかねばならないので、午前中のうちに最後のアタック。まず、昨晩エクストラ採集をした場所の写真を撮り、それから昨日ちょっと立ち寄ったエリアの岩から2匹のイシノミを採集。これは昨日までに採ったものとも違う種類に思える。最後に目標のイシノミがいた場所で追加を探してみたが成果なし。車を返す前に、また別のアヤシイスーパーに行ってみたが、こちらもなかなか激しく、いい感じの総菜で〆る。帰りにはちょっとした嬉しいイベントもある。地元に戻り、お気に入りの中国料理屋でいつもの麻婆豆腐を食べて満足。この麻婆豆腐、注文するたびに微妙に味が違うのだが、今回は今までにないパターンであった。

6. 28 さすがに疲れたので朝はちょっとゆっくり。出ラボする前にサクッと買い出し。ラボについたらイシノミの飼育環境を整える。ひとまず脱皮をさせたり産卵させたりしたいものだが、目標イシノミについては、すでに結構な量を産卵してくれたのでありがたい。さて本業に切り替えていかないといけないが、ちょっとまだエンジンが入らず、結局はイシノミのことを機にかけて1日が終わる。今回の成果は、最低1報、うまくいくと複数報の報告ができる可能性があるので楽しみである。  


Posted by Impulse610 at 22:05Comments(0)