2020年11月06日

2020. 11. 6 の人生

昨晩、とあることに気づく。朝はそれに関連していろいろと調べてみる。要するにまた副業ネタが見つかったようなものなのだが、論文化ができたとしてもせいぜい短報レベルであろうし、現状さらにデータを取ってどうこうできる見込みもない。それからゼミ。午後からは実験実習のサポートとして、以前採集した水生昆虫の同定のお手伝い。古巣でも似たようなことはしていたが、ほかの昆虫類も対象としていただけあり、水生昆虫に関しては基本的に目以降はあまり深入りしていなかった。しかし今回は主レベルまでの同定を求められるので、カワゲラはともかく、ほかのものはなかなか対応できない。そしてなぜかカワゲラの質問は来ない。おかげさまでいい勉強になってしまった。

さて、主人から「婚約者のご両親に初めて会うため、ナーバスになっている知人がいる。何かアドバイスをしてほしい」と言われたのだが、困窮。残念ながら、私からアドバイスできることは何一つないのである!
ところで、最近は無性にオヤマボクチに熱中しており、所属先に自生する株を観察するのが日課である(最近は枯れ始めている)。そのほか、ドライブしているとき、トワダカワゲラを探しているときなど、山野にいるときは常に周囲にオヤマボクチが生えていないかどうか気にかけているわけだが、依然として見つからないままシーズンを終えようとしている。これはたいそう無念であるのだが、そういうこともあって、暇さえあれば図鑑でオヤマボクチを眺めてにやにやしている。するとどうだろう、同じページにあるヒゴタイについても、オヤマボクチと同様に魅了されてしまった。あいにく近くにヒゴタイは見つかりそうもないが、あの特異な風貌と色合いに強いインパクトを受けたらしい。そんな矢先、あるカタログに見覚えのあるイガイガが飛び出ているのを見つけてしまってもう大変!もういてもたってもいられず、主人にその旨を報告したのだが、「なぜあなたはカタログのメインの商品ではなく、ヒゴタイに惹かれ、あまつさえヒゴタイを購入できないか調べ始めてしまうのか」とを呆れさせてしまう。私もなぜここまでヒゴタイとかオヤマボクチに支配されてしまっているのかわからないし、わかったらもう少し苦労しない人生を歩んでいたかもしれない。  


Posted by Impulse610 at 21:55Comments(0)