2015年01月31日

比較自動車学的アプローチによる車齢20年目のポテンシャルの解明

今朝は7時起床,8時半出発.固定卵の洗浄やスライドの微調整をしたのはいいが,全体的にやる気が湧かず,お気に入りバーの整理をしたり小笠原や福江のことを調べたりして過ごす.小笠原ではおそらく合法的に採集は可能そうだが,世界自然遺産に登録されたこととか,最近ではサンゴがごっそりもってかれた政治的背景を考えると,研究目的と断言ができない個人的な採集を白昼堂々と行うことは自粛しておいた方が良さそうである.ただ610としては採集経験のない昆虫の目がシラミとシロアリモドキだけで,後者が比較的簡単に手に入りそうな小笠原はたいそう魅力的なのである.おそらくこんな虫は街路樹があれば見つかるだろうし,一般的な人間が正体を見抜いているとも思えない,その上小笠原固有の生き物ですらないことを思うと,なぜか法的な規制のないクワガタよりもよっぽど問題にならない気がするのだが…あとは屋内性害虫のシミとかゴキブリも何とかなるような気もする…

夕方に車を引き取りに上田に降りる.それにしても菅平口に差し掛かるまでほぼ道路は白くなっており,代車を運転しているということもあって困難な行程であった.ただ諸事情により大分早く出てきたので,買い物をして時間を潰す.りんごを安くたくさん手に入れられる条件を認識し,先行きの暗い人生にわずかな光明が見いだされた.
さて車を引き取る.点検結果の一覧をもらったので,それを参考にして自分でどうにかできるところはどうにかしていかなくてはいけない.しかし,11月くらいに交換してもらったエンジンオイルが既に要交換状態になっているとは,これが車齢20年目の宿命というのか...
そして車検明けのピカピカのBRAVOに乗り,代車との格の違いを見せつけられる.車内に響き渡るエンジン音,鈍すぎる加速,効きの悪いブレーキ,反対側から音のしないオーディオ...ただ,車を運転しているという感覚とか,体感速度のシンクロ具合は代車では失われていたものである.そして何より,ハンドルより前にスペースのないこの清々しさ! ボンネットを無くすことでしか得られないこの視界の広さが,どんなに小さなロードキルの残骸でも確実に認識させる(cf. 車を手に入れた日にオオルリのロードキルを発見)のである.もちろん,自分がロードキルになる可能性はものすごく高い(安全性とのトレードオフ)ので,充分に気をつけねばならないのだが…
菅平の雪は相変わらず降りつづけていたので帰菅後すぐ帰寮.明日の活動に必要なカメラと双眼鏡をセンターに置き忘れたことに気が付き絶望...夜に撮りに行くのは危険すぎる.

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明日も上田に降ります.買い物もしますが,午前中は菅平と関係のある団体主催の探鳥会に参加します.コウノトリが見られることを祈っています.今一つの難題は,センターにカメラを撮りに行くことです...夕方にはN氏の送別会にも出席します.  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)