2015年01月22日

奴隷生活からの逃亡の可能性が浮上

今朝は4時半起床.早起きできたのはいいのだが十二指腸潰瘍が活性化しているような感じで悩ましい.卒研発表の前日につくば入りするので,その時に保健管理センターで薬を処方してもらおうかと考えているのだが,それまで待つのは得策でないのかもしれない.6時10分出発.やどけん春合宿の高速バスやフェリーの予約を入れ,卵固定を行い,ピンセットを研ぐ午前中を過ごす.ピンセットは一度研ごうと決心すると,たいてい初日は失敗し,2日目に何とかなったと思って3日目に使用すると使いづらくまた研ぎ直してようやく一段落つくので,なかなかに手間のかかる行程となる.午後は博論の本審査の発表練習を拝見し,その前後に卒研発表のスライドの洗練を図る.しかしながらここにきて非常にまずい問題に気が付いてしまう.要旨に間違ったことを書いてしまった可能性が大きく,我が人生のはかなさを嘆かずにはいられなくなる.ごまかしが効かないわけではないのだが,手法としてはけっこう不誠実なものとなってしまうので好ましくない.単純に要旨の間違いを認め,改めて解釈を加えるのがまあ妥当だろうなあ…

ちょっと嫌気がさしていた時,魅力的な連絡が入る.詳細を事細かには書けないのだが,小笠原諸島に半月ほど滞在できるチャンスがあるとのこと.カワゲラの奴隷たる610がカワゲラのいない南の島に心を揺さぶられてはならないのだが,かの地では様々な生物はもちろんのこと,南十字星やカノープスが見られるかもしれないし,こんな場所にも高校がある事実とか「白系日本人」という,ほとんどの日本人が知らないであろう特別な存在,そして何よりも大東諸島に匹敵する孤立感を味わうことができるのは捨てがたい誘惑なのである.
ほんとうに小笠原に行くことになれば「黒い悪魔」への隷属が一時的に中断されてしまうが,彼らは5月まで見られるのだから深刻な問題ではない.実習のサポートにも加われなくなり,先輩方に多少負担を強いてしまうことになるがお土産でカバーすることができる(知り合いが実習に来るのであれば少々残念になるが).場合によっては卒業式をキャンセルできる口実にもなり得る(書類等の受取が面倒になるかもしれないが).今まで多少抜けたりはしたが,1年近くほぼ毎日のようにカワゲラに隷属してきたことのうっぷんが一挙に爆発しようとしている感じである.その矛先として,小笠原諸島はカワゲラが棲息していないという点で最適と言えよう.日本産9科全てのカワゲラが手に入る菅平から,カワゲラフリーの小笠原へ.アツくなるのも当然である.

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ということで一時的にテンションが高くなりましたが,実現するかは分かりません.日程に注意しつつも,基本的には黒い悪魔からは逃れようのない人生に向き合っていきます.
明日は卒研生同士でスライドのチェックを行う予定です.本番直前にセンター滞在者一同にボコボコにされるイベントが控えているため,それに対抗するための運動と言い換えることもできます.  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)