2014年12月22日

卒研の進捗報告で卒研後のお話をする人生

今朝は6時15分ごろ起床し45分出発.午前中いっぱいをミネトワダとユビオナシに隷属して過ごす.
午後は卒研と修論の進捗報告を行う.610の場合は進捗過多なので区切りがついている所までで内容を構築していこうという話にまとまる.確かにここ最近のミネトワダのフィーバーを内容に盛り込むと制限時間内に収めることは不可能だろうし,内容が盛りだくさんであっても聞き手に理解されなければプレゼンで発表する意味がない.話し合いによって方向性が決まったので,それに沿って要旨作りをしていく.
1時間ほどしてからミヤマノギの蛍光観察に3時間ほど従事.このカワゲラは第1のカワゲラと称して9月ごろに蛍光観察を重点的に行ってきたのだが,当時よりも経験を積んできたこともありより鮮明な像を得ることに成功.こんな感じで,おそらく2月の発表を終えるまで延々と蛍光観察のやり直しをする羽目になるのだろう.何だか最初の撮影が意味をなさないもので単なる時間の浪費であったようにも思えてしまうのだが,今こうやってきれいに胚を染められそれを撮影できるのは過去に未熟な写真を撮ることで蛍光観察のイロハを会得したからに他ならない.そう思い込むことで寒い暗室でも人生の進路を見失わずに生きていくことができる.撮影後に夕食を済ませ,後片付けとデータの処理をして22時過ぎ帰寮.
前も書いたかもしれないが,卵の写真の集積をデータと称することにどことなく違和感がある.数値として定量化できないからかもしれない.でも,この研究分野では形態を認識・把握し比較による相同性の検証を醍醐味としていることを思うと,形態を記録している写真は研究に使える一次資料足りえるのだからデータと呼んでも差し支えないだろう.

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さて明日は探鳥したい気分です.センターにいれば暖かいところでいくらでも鳥見ができますが,どこかに出かけたくもあります.結局行かないかもしれませんが・・・いずれにせよ明日のうちに要旨の第一稿を作り上げたいところです.  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)