2014年12月09日

Protonemura sp. は年末年始を認めない

今朝は7時半起床、8時前出発。例によってミネトワダカワゲラに隷属してから、昨日採集したユビオナシカワゲラ属の一種の採卵を行う・・・一夜にして27匹が卵塊を形成しており、懸念していた卵の確保の問題は一挙に解決したと同時に、一晩にして処理能力を超える卵を手にしてしまい人生豹変の予感を覚えた。卵がたくさんあるのはありがたいのだが、これは処理しきれなそうだ。今までは卵を産んだ個体ごとに容器を分けて管理していたのだが、それを行うとただでさえミネトワダカワゲラの固定で疲弊している我が人生の破綻は待ったなしになるので、思い切って3個の容器に9匹ずつ卵を産ませて管理効率を9倍高めることにした。思い切った決断をした背景には、今回手に入った卵で詳細な発生学的研究を行うことを考慮せず、蛍光観察によるステージングをメインにしなければ今後の隷属に無理が生まれるという事情がある。現実的には、小さくて扱いづらいので(特に固定時)ストレスが指数関数的に増加したり、作業に時間を取られて他の作業との兼ね合いに無理が生じたりするということもある。奴隷としては、どうか手を抜くことを許していただきたい。
昼食後先輩の進捗報告ゼミに参加するが、とてもシリアスな雰囲気が漂っており、卒研生は途中で締め出されてしまった…何とかなってほしい。その後いよいよ新たな実験手法、切片作りの伝授が始まる。とはいっても今日はそのごく一部、試料を寒天に包埋する作業の実施にとどまったが、この作業、上述のオナシカワゲラでもやるべきことだと思うと今から気が狂いそうである。大きかったり、構造に特徴のある卵であれば卵の位置合わせにそんなに苦戦しないのだが、小さくて丸いオナシカワゲラのような卵だと、蛍光観察をして、染まり上がる核の配置を頼りに寒天の中でササッと位置を合わせないといけない。包埋に至るまでにひと手間かけなければいけないのである…人生とはかくのごときものかな…
包埋を終え、カワゲラの分子系統論文を読んで21時過ぎ帰寮。

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近頃全然言及していませんが、610は東方Project関連の音楽や動画を好んで視聴しています。今まではそんなに選り好みなく、たまたま聴いた曲に感銘を受けたりしたときにその原曲やキャラクターについて調べたりしていたのですが、秋口にその作業をしていた時、秘封倶楽部なるものを認識しのめり込んでしまいました。そのはまり方なるや病的で、今までよく聞いていた他の曲を一切聞かなくなったり、『うた物語/鉄道唱歌編』くらいしか歌謡曲のCDを買ったことが無かったというのに、気が付けば9つもCDを購入・注文してしまったり、週末や早く帰寮したときには秘封倶楽部関連の動画を見て精神の安寧を図ったりしている始末です。何だか狂気じみている気もするのですが、こういう体験は実は過去にもしています。カワゲラへの隷属がその最たる例です。今まで広く浅く虫を見ていた気がしていましたが、最近カワゲラが人生の中心に占めており、他の虫を採ったり撮ったりすることに意欲が湧かなくなっているのですが、秘封倶楽部へののめり込みも非常によく似た感覚です。
で、本日は秘封倶楽部の日と言うことなので久々に東方関連のネタとして書いてみました。あとちなみに、星に興味が出たのは秘封倶楽部のメンバーの性質に影響されているところが大きいです(ほかにも「南鳥島で勤務する調理師の余暇の過ごし方に星空観察が挙げられていたこと」など、要因は複合的です)。今宵は菅平でも月が良く見えていてきれいですが、天体を見て時間や場所が分かるようになってみたいものです。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)