2014年11月05日

без названия

そういえば総崩災でやどけんブースにいて思ったのだが、私は昆虫に対する興味関心が随分衰えてしまったらしい。知識に関してはまだ深刻な抜けがないこともあり、聞かれたことは大体答えられるのだが、自分から積極的に解説をしようと思えなくなってしまった。より深刻だと思うのは、端的に言って昆虫採集が沖縄へ行くモチベーションたりえなくなったことである。どうしてこうなってしまったのだろうか。答えは単純で、鳥獣に対する興味関心が相対的に増大しているからである。沖縄に行くのであれば海獣の骨やオオコウモリの死骸や鳥の羽の探索に時間を割きたいと思う気持ちが虫探しの意欲を上回っている。まったく、私から虫を取ったら何が残るのだろうかという状態であった大学入学当初には考えられなかった事態である。

今朝は7時すぎ起床、8時前出発。ミネトワダカワゲラに隷属し、午後は久々にカワゲラ探しに出向く。予想していた通りミネトワダは全然見つからず1匹を辛うじて落ち葉の裏から見出したのみであった。落ち葉は無限に累積しているので探す気力がわかないのである。そのほかオナシカワゲラの仲間を3匹採集。まだ成虫が出ているのかと驚かされるが、彼らにとってこの程度の寒さが適温なのだろう。その後昼寝をしたが、今日は一日中眠気が引かなかった。その成果やる気もわかず、英会話と夕食の後とっとと帰寮することに。
その後、本日の月が「後の十三夜」であるらしいことが発覚し、帰ったばかりのセンターに戻り月の撮影を行うことに。


まず拡大写真を撮影。ただの月である。




大明神寮を照らす171年ぶりの名月(月が白飛びしてしまうのだがどうしようもない)


何かが降臨してきそうな雰囲気である。
月の撮影は星ほど面白味を感じられないなあ・・・

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明日はやる気を回復させてミネトワダへの隷属と他のカワゲラ達の卵固定並びに蛍光染色準備等ができればよいと思います。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)