2014年09月28日

日本産カワゲラのラスボス降臨

大学2年生以降薄くなりつつ鉄分のせいか、地元?上田電鉄でイベントがあったことを終了後に知ることになってしまった。

7253編成引退について:お知らせ:長野県上田市にあるローカル線「別所線」沿線情報・観光情報|上田電鉄株式会社


今朝は8時ごろ起床、部屋の清掃と洗濯、布団干しを実行して10時出発。カワゲラに隷属してお昼過ぎからミネトワダカワゲラの採集に出向く。


カケスの次列風切を拾う。この蒼さに心が奪われてしまう。


こんな感じの場所を延々とのぼり、水がしみ出している流れの上の石をひっくり返していく。振り返ると中々の高さにいることが伺え、これで滑落したら人生が終わるかもしれないなあと思う。実はこんなに登らなくても十分採集できるのだが、一度登ると止められないのである。スリルもあるがなかなか楽しいひと時である(もちろん雨が降った次の日とか流量が激しいときはこんなことはしない程度の冷静さはある)。


幼虫もさることながら、成虫もたまに見つかる。このいかついフォルム、翅の無い姿、何と神々しいことだろう。日本のカワゲラの中で最も強く隷属を迫るだけのことはある。


羽化後間もないからなのか、幼虫探しとほぼ同じ感覚で成虫も見出すことができる。運がいいと2匹同時に見つける僥倖にも2度恵まれた。




副産物としては両生類が目を引く。ヒキガエルは鼓膜がはっきりしているのでアズマヒキガエルだろう。サンショウウオはたくさん見られたが撮影に難儀。採集して誤って長靴に落としてしまったものは眼が出ているのでハコネサンショウウオだろう。菅平でなら長期飼育もこなせるかもしれないが、今はトワダカワゲラに強い隷属を迫られているのでそっと岩の隙間に逃がす。


幼虫は50匹くらい採れたのだが、持ち帰るまでの間に10匹以上死なせてしまった。輸送体系をもう少しカワゲラにやさしい方法に改めないといけない。保冷剤を詰めたケースを用意すべきだなあ…それでも成虫は12匹くらい採れたので、採卵に向けてサンプル不足に悩まされることは無いだろう。


ちなみに早速交尾を行おうとしているペアが現れた。今から50年以上前の文献記録によれば産卵まであと1カ月程度かかるようなのだし、何しろメスがまだ色が薄く性成熟していない疑惑もあり、先が思いやられる。
センターに戻ってミネトワダの飼育環境を整え、星陵祭の反省の文章を考える。これにてこずってしまう。夕食後はPCで論文を読む能力が欠如している610にとって魅力的なこの方法を試そうと印刷をしまくったのだが全て失敗し発狂寸前に陥る。A3用紙を100枚くらい資源ごみ送りにしてしまった末に、A4で片面印刷して次のページの裏に書き込みを加えればリンク先の方法を大方踏襲できることに気が付き一件落着。そして21時過ぎに帰寮。

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明日はクロマメノキのパトロールで根子岳に登ります。その前後にはカワゲラに隷属する人生が待っています。とりあえずミネトワダ成虫の飼育環境を改善する必要がありそうです。




  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)