2014年07月20日

両親に買出しの苦労を体験してもらう試み

今朝は6時ごろ、寮の前を通る合宿生徒がたの「おはようございます!」という号令で起床。顔も知らない地元民に向けて発せられたものではないだろう・・・8時前のバスを利用してセンター入り、カワゲラへの隷属は後回しにしてひとまず身辺整理を行う。10時ごろに帰省される先輩に便乗して上田駅まで送っていただき、両親と合流。薄手の掛布団(菅平では薄いものなど必要ないだろう、と考えていた時期があった)、院死用の顔写真、日用品等を購入。東京のスーパーに比べて店内の広さも品ぞろえも段違いで、しかも安い(魚類は若干高いのは仕方ない)というレビューを頂き、昨日リジェクトされた蕎麦屋で昼食を摂り、荷物の搬入の都合上寮の自室を公開するなどして、センターで解散。軽四貨物車の一刻も早い発見が期待されるが、最悪LIFEでもよいという旨をそれとなく伝えたが、どうなることやら・・・

食材の搬入を終え一段落ついてから、カワゲラ探し。


春先に発見し掲載したものとはおそらく色彩が異なるトラフシジミ。表翅の青っぽい部分をちらりとのぞかせているところがよい。


道端に落とされていた獣糞。きちんと見ていないが、タヌキのような雑食性の獣のものであろう。


どうしようもなくかわいらしいハバチ系の幼虫を2匹発見。蛍光色のような黄色いボディに一条の黒い線が走っているあたり、タカチホヘビの配色パターンを彷彿とさせるが、このつぶらな眼である。それから前方3対の胸肢を一生懸命動かしている姿である。即座に持ち帰り名前を調べてみたのだが、カラフトモモブトハバチというものが妥当そうである。シラカンバを食すらしいので飼育は容易そうなのだが、すぐに成虫になるのでなく幼虫か蛹で冬を越すらしく、そこまで面倒を見るのは苦しいのでシラカンバの根元へ放擲。ちなみに2匹ともシラカンバとは関係の無いところにいたので、もしかしたら蛹になる場所を探している終齢幼虫であった可能性もあったが、まあいいだろう。
その後カワゲラに隷属したり、隷属のための下準備をしたりして、夕食後19時徒歩帰寮。菅平銀座が合宿の人たちで溢れかえっており、異空間に紛れ込んでしまった感覚に陥る。これはさぞかし運転が大変そうである。

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明日は祝日なんですね。月月火水木金金の人生を歩んでいると暦に疎くなります。カワゲラに隷属しつつ、そろそろ院死の死嫌対策を始めないといけません(先ほど過去問を見て、今のまま臨むと敗北することを察した)。とりあえず講義資料を持ち込むところから始めたいです。

【追記】集団食中毒か、小学生ら200人に症状 長野・菅平高原:朝日新聞デジタル
買出しを終えて菅平に戻ってきてから断続的に救急車の音が鳴っていて、ラグビーでも全国大会をやっていることだし、けが人の出現頻度も全国レベルだなあと思っていたのですが、もっと大変な事態だったようです。歩いている時には救急車の近くに報道カメラマンらしき人がスタンバイしていたのですが、合点がいきました。菅平は一応へき地ですから、こういう所で集団食中毒が起こってしまうのは気の毒なことです。せっかくの夏休みなのに、これは堪らないでしょうねえ・・・
ちなみに明日から植物実習が始まりますが、こちらには影響がないとよいです。
  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)