2014年06月22日

без названия

部屋にも携帯電話が見当たらずどこかへ無くしてしまったのだが、朝はいつもの時間に起きねばならない。6時27分に無事起床に成功し、パソコンをつけて7時にタイマーをセット、その後8時半ごろセンターに出発、そこでゴキブリ先輩に携帯紛失疑惑を告げ、車の中の捜索を行わせていただいたが即座に発見。どうやら昨日コンビニに立ち寄った時、財布をリュックから出すときに座席の下に携帯を落としたらしい。その後何事もなかったかのようにカワゲラに隷属。ふとカワゲラの標本について思いをはせてみると、これまですべて液浸標本にしてきたが、乾燥標本があってもよいだろう。特に翅脈の観察をするのであれば展翅しておいた方が便利だろうし、もしかしたら虫捕り実習の時にカワゲラ担当の学生に貸せるかもしれない。ということで第一弾として昨日、飼育していたミヤマノギカワゲラが虫の息になったので展翅を行い感覚をつかんだ。今日はエタノールに浸けておいたユビオナシカワゲラ属Amphinemura sp. の展翅をしてみた。カワゲラの翅は薄く破れやすいのだが、エタノールが蒸発しきっていない翅をきれいに拡げる必要があり注意を要する。それから体が柔らかいので直接針を刺すのをためらわれる。そこで腹部を表にして胸の上で針を交差するように留めて押さえ、その姿勢のまま翅を広げ、さらに肢や触角をも整える。腹部がどれくらい収縮するのか気になるところだが、どうなることやら。ゆくゆくはミドリカワゲラとかホソカワゲラといった小さなカワゲラも展翅してみたいが、難易度は高そうである。実態顕微鏡が自由に使える今なら難しくはない・・・か?
その後カワゲラの標本作りについて少し調べてみた後、ゴキブリ先輩の車で買出しに連れて行ってもらう。菅平に来てそろそろ3か月がたとうとしているが、その中で色々なイベントが固定化しつつある。ラボに付いたらまず飼育しているカワゲラの様子を見て、実験器具を洗い、前日に固定した卵を保存液に写し、その後卵の固定を行う。で、順調にいけば12時前後で作業が終わり、トーストを2枚焼き、フルーツグラノーラの昼食を済ませ、30分ほど昼寝し、午後の作業に着手。卵の撮影を行ったり、終わっていない卵の固定をしたり、論文を読んだりして19時頃に夕食を作りに宿泊棟へ向かう。夕食後は作業を行う気力が著しく低下するので、論文を読むかあまり関係の無い雑務をこなし、21時ごろ帰宅。これが平均的な1日の流れで、火曜日にゼミが、水曜日に英会話のレッスンが、土曜日に滝まで行き、そして日曜日には買い物。今日は念願の魚を焼くための網を購入。寮にはグリルとか魚を焼くことに特化した器具が無く、これまで共用のフライパンで焼いたりレンジで調理したりしていたのだが、コンロの火力が強すぎてうまく焼けないこと、レンジに魚臭さが残ってしまう2つの難題が立ちはだかっていた。それがこの度ようやく解決に至ったのである。

~・~・~

明日はとあるバイトの説明会に参加します。菅平ならではのものです。その前にカワゲラに隷属することはできるだろうか…  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)