2014年06月08日

без названия

今朝は7時起床、8時ごろ出発。午前中はカワゲラに隷属し、午後は少しカワゲラの支配から解放された時間を過ごす。


朝方は雨が降っていたが昼ごろには止んだ。つくばではなじみのないウスバシロチョウが雨宿りをしていた。パッと見てアゲハチョウ科とは思えないのだが、なかなか優雅である。




シジミチョウがちらほら飛び交っていた。おそらくヒメシジミだろう。これもまたつくばでは縁の無い虫で、身近に見られるのはとても嬉しいことである。なんといってもオレンジの模様があるところが平地の他のシジミには見られないポイントである(ツバメシジミにもオレンジの模様はあるが、あれはスポット的なものである)。


雨が上がった途端にエゾハルゼミが鳴きだすので、研究室にこもりっきりの610にすれば、手軽に外の天候が分かるある種のバロメーターでもある(ちなみにカッコウも雨が上がると鳴き始める)。日に日に個体数が増えているようで、出初めの頃は全然姿が見られなかったものだが、今日にいたっては道端で鳴いているオスを手の上に誘導し、鳴いている姿を動画に収めることに成功してしまった。ただ環境が不自然なせいもあって、長くても2回しかミョーキン! と鳴いてくれず、すぐケケケケケ…と言って鳴き止んでしまうのが残念である(ミョーキンのあとに!を伏すのには理由がある。これはかつてエゾハルゼミが図鑑上での存在でしかなかった頃、ミョーキン! ミョーキン! と書かれていて、とても不思議に感じたことの名残りである)。
夕方に買い物に連れて行ってもらうが、山を降りはじめたら強い雨が降ってきた。これは菅平も降られただろうなあと思っていたが、帰ってきて見ると雨が降った形跡はなく不思議な感じであった。本日は疲れたことといまいちやる気が出ないため寮に戻る。どうやら水曜日のセミナー発表が終わって大きなタスクが消えると腑抜けてしまったようだ。本当はここから論文や教科書を読みに読んで昆虫発生学とカワゲラ学の知識をインプットしていかねばならないのだが…まあ全休という選択肢が無いのだから、こういう時にスパッとカワゲラから距離を置く度胸も必要だろう。

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さて明日から月曜日、週7研究生活の始まりです!  


Posted by Impulse610 at 06:10Comments(0)